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探検家、36歳の憂鬱

探検家・角幡唯介著。
ごく軽いエッセイで、彼が書いた渾身の探検記とは比ぶべくもない。
彼に関心がある人が、そう思って、つまり大して期待せずに読めば十分楽しめる。少なくとも私は楽しめた。

この本を書いたときは独身だったけど、今や結婚して一児の父。
その嬉しそうな様子は彼のブログを見ればわかります。
ほんとうにおめでとうございます。

探検は実は本にするにはふさわしくないのだそうで。
たとえば、極地探検のときは、ただただ毎日雪や氷と戦って、食べて寝るだけ。それを書いても退屈なだけ。
彼の探検記は、過去の探検家たちの格闘の歴史が織り込まれているところが上手だなとは思っていたのですが、そうせざるを得ないんだな、と納得しました。

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by foggykaoru | 2014-09-28 08:39 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

メコン・黄金水道をゆく

椎名誠がラオスの奥地からメコン川を下っていくルポ。

今までに読んだ椎名誠の旅関係本の中ではいちばん退屈だった。
期待しすぎだったのかな?
ずっと川をくだっていくわけじゃなくて、途中は飛行機だったりするのにがっかりしたのは確かです。

それとも、ある程度自分が知っているところだから、大して発見がなかった?
椎名さんにしては妙に真面目な筆致だから?

いやいや、単に私の頭が疲れていて読書を楽しめなかったのかも。

熱帯雨林のレビューでは絶賛されてます。こちらです。
だから、興味のある方はぜひ。
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by foggykaoru | 2014-09-27 08:16 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

熱風大陸

椎名誠著。
副題は「ダーウィンの海をめざして」

オーストラリア大陸を南から北へ縦断した記録。
オーストラリアに最近ちょっと興味が出てきたので読んだ。

とにかくめちゃくちゃ広い。
そして暑い。
そしてうんざりするほどたくさんハエがいる。
ということがよくわかった。

最初にオーストラリア縦断をした探検隊は悲惨な結末を迎えたのだそうだ。
そのあたりのことも触れられているけれど、椎名節ですからとても軽いです。
角幡唯介さんが同じことに挑戦したら、全然違う本になったことでしょう。

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by foggykaoru | 2014-09-07 21:02 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

最後の将軍

司馬遼太郎作。

徳川慶喜は幕末ものの大河ドラマに必ず登場するので、ドラマレベルのことは知っていた。
歴代将軍の中でトップを争うぐらい頭が良かったとか、ここぞというときに逃げちゃったのだとか。
でも、江戸が火の海にならずに済み、日本に外国の軍隊が入って植民地にならなかったのは、彼のお蔭だったかも、、とか。

それらをおさらいした感じで、新味はなかった。
でも、この人についていった人は災難だったなあとしみじみ思った。
まず、重臣は次から次へと非業の死を遂げる。
慶喜が変な行動をするのはみんな奸臣のせいだ、と思いこまれて。
彼ら自身だって慶喜の考え方にはついていけなかったのに。
そして会津。どう考えても可哀想。
お殿様はいい気なものです。

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by foggykaoru | 2014-09-03 19:17 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(0)