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ロンドンはやめられない

著者は高月園子という人。ロンドンの駐妻歴が長くて、翻訳もやっているそうだ。

まあ面白いんだけど、、、うーん、、、という感じ。

駐妻の話題が多いのです。
「駐妻にはこんな人がいるんですよ。ちょっとどうかと思うんだけど」的な話。でも、感じ悪くならないように、必死に気を付けて書いているのは伝わってくる。

一番面白かったのは、イギリスの大学入試の話。もっと正確に言うと、オックスブリッジの入試。
これらの大学では面接試験があるけれど、そこで問われるのはユーモアあふれるとっさの切り替えしだそうな。
なぜなら、この二大学では個人指導がメインだから。
教授に「こいつは教えがいのある、面白いやつだ」と思わせられるかどうかにかかっているのだとか。

日本の入試制度では面白い学生は育たないわけだ・・・

この本はユーズドでしか入手できません。
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by foggykaoru | 2015-02-26 20:50 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

風に舞いあがるビニールシート

森絵都の短編小説集。
直木賞受賞作だそうで、なるほど、けっこう面白い。
もちろん好きな作品とそれほどでもない作品があるわけで。
私が気に入った作品は「鐘の音」と「ジェネレーションX」
好き好きは人それぞれなので、興味があったらどうぞ。
そして気に入った作品をお知らせください。なあんてね。

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森絵都の本はまだ4冊目。
今のところのいちばんのお気に入りは「カラフル」
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by foggykaoru | 2015-02-21 19:29 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)

恋するソマリア

高野秀行著。
「謎の独立国家ソマリランド」の続編。

うまいタイトルですなあ。

賞をとった「謎の~」の「柳の下」を狙った本かも・・・
と多少心配していたのですが、大丈夫でした。高野節、絶好調。
久しぶりの高野本で、こちらに飢餓感があったということもあるだろうけれど、大満足でした。

しかし、ここまで入れ込んだソマリランド&ソマリアだけど、これ以上突っ込んでいくと、命がいくつあっても足りなくなるかも。
高野本が読めなくなるのは嫌だから、あんまり無理しないでね>高野さん


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by foggykaoru | 2015-02-18 21:01 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

ヒコベエ

「国家の品格」ですっかり有名になった藤原正彦の自伝的小説。

数学者でありながら文才もあるなんてすごいと思っていたけれど、エッセイは上手でも小説書くのは得意じゃないのだということがよくわかりました。
正直、作品自体は大したことないと思います。
もしも彼が無名人だったら、自費出版して身内に配って、「あら、けっこう面白いわね」と親戚の間で評判をとったことでしょう。そんなレベル。
彼が新田次郎と藤原ていの息子である著名な数学者だからこそ、興味をもって読めるし、楽しめる。ものすごく楽しめる。

藤原ていの「流れる星は生きている」とその後日談「旅路」とかぶっているのがつまらないと思う人もいるかもしれない。私は楽しめました。


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by foggykaoru | 2015-02-11 20:53 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)