<   2015年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧

天災から日本史を読みなおす

今から3週間ぐらい前に読了。
著者は磯田道史。かの「武士の家計簿」を書いた人です。←偉そうに言ってるけど未読
「日本エッセイスト・クラブ賞受賞!」という帯につられて購入。
そういう惹句にけっこう影響される私です(苦笑)

とても読みやすくて面白かった。
もうあんまり覚えてないけど(涙)
東日本大震災の津波関連の話が中心かと思ったら、それ以外にもいろいろ。
古来から日本には地震が多いのだけれど、それが日本史に影響している。
秀吉も大震災で動きを止められてしまったのが、あとあとまで響いた、とか。

著者は以前から日本の自然災害の記録に興味を持っていて、ずっと調べていたんだそうで。
だから付け焼き刃じゃないのです。

日本人なら読んでおいていいかもよ。
でも私みたいにすぐ忘れる人は読んでもしょうがない?!(自爆)

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2015-09-30 20:17 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(2)

お嬢さん

この本に関する情報はこちら

三島由紀夫の小説。

三島には興味があります。
大して読んでないけど。

最初の出会いは大学のとき、友人に勧められて読んだ「夏子の冒険」
夏子という良家のお嬢様を主人公とする他愛のないお話なのだけれど、とても面白かった。
そこらへんの平凡な作家も同じような筋書の小説は書けるだろうけれど、日本語力の裏付けがあると違うなあと感嘆した。

そして「潮騒」(「メロディー」はつかないよ)
素晴らしい。
私にとって恋愛小説(そんなに読んでないジャンルだけど)のイチオシ。

で、この作品。
題名からも推察されるように、「夏子」的な軽いお話。
昭和35年に雑誌「若い女性」に連載されたという。

私の小さい頃の臭いがする。
コーヒー1杯が30円。
で、公衆電話が10円。高い!!
など、当時の社会状況が懐かしいけれど、それはつまり、もはや古いということでもある。

主人公はなんの苦労もせずに生きているいいとこのお嬢さん。
適度に知的(でも中途半端)で、かつ、暇なので、いろいろどうでもいいことを考える。自意識過剰。
なんだこいつは・・・と思ってしまうけれど、人間、こういうことはある、と納得させる。つまり普遍的。古くならない。さすが。
一歩間違えたら(というのも変だけれど)純文学(の定義はよくわからんが)に十分なりうる作品なのだと思う。

というわけで三島はすごいと思います。

でも、女嫌いだよね・・・

褒めておきながら、王道の「金閣寺」とか「仮面の告白」を読む気はないんです。なんか重そうなんだもん。
[PR]

by foggykaoru | 2015-09-09 21:06 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)