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「ひみつの海」2日目

1日目からの続きです。

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2日目は天気予報どおりの曇り空。でもイギリスっぽくて悪くありません。雨さえ降らなければ。

ABSの木造クルーザーに乗せてもらいました。希望者(とは言っても実質的に全員)が2グループに分かれ、私は前半グループに入りました。

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全身ゴアテックスに身を固めた私を見た船長は「どうぞ前に」
海を眺めながら風に吹かれてリラックスしていたら、突然やってきた波をかぶってしまいました。体はゴアテックスで守られているけれど、髪が~! メガネが~! 前がよく見えない~!

1時間余り外海を帆走。(メガネが曇っていたけれど)水平線上に江の島が見えました。いい思いをさせていただきました。船酔いもしなかったし。

帰りはたまたま船長のそばに移動したので、いろいろな話を聞くことができました。
「外海からはあんな港があるなんて全く見えないですねえ」と私が言うと、「だから軍事機密だったんですよ」
また、アメリカから小笠原までは簡単にたどり着けるけれど、その後が大変。黒潮などのせいで。堀江健一のように日本からアメリカに行くほうが正解。飲食物の準備があって、数回のしけに耐えれば(低気圧の通り道なので)行ける。
木造船の維持というのはほんとうに大変。ちょっとでも傷ができたらすぐに補修。ひっきりなしにニスを塗り直さなければならない・・・

乗るときは慌てていてよく見なかったんです。見たのは下りたあと(苦笑)
ほんとうに、ほれぼれするほど素敵な船でした(写真は無いけど)

c0025724_922230.jpgクラブハウスに戻り、メガネを水洗いし、温かいお茶を飲み、くつろいでいるうちに昼食に突入。昨夜の残りの魚を焼いたり、幹事のSさんが買ってきてくださった美味しいサンドイッチをつまんだりして、おなかいっぱいになったところで、午後のプログラム。

車で運んできた超小型ディンギイ「小ツバメ」、カヤック、ABSから借りた木造ディンギイ「どんぐり」を思い思いに走らせます。
私は一緒に乗る連れを吟味・厳選して、(なにしろ自分一人ではなにもできないので)小ツバメとどんぐりに1度ずつ乗りました。

前回来たときここは風ひとつなく、水面はまるで鏡のようでした。「地名には意味があるんだ! だからここは油壷なんだ!」と実感したものでしたが、今日の油壷の水面にはさざ波がたっています。昨日、みんなして順風を祈願したからかも(笑)

というわけで、今回はそれほどオールの力を借りることなく、帆走を楽しむことができたのでした。

解散後は近所の温泉に寄ってから帰りました。やっぱり日本の旅の醍醐味は温泉だよねー!
海水を浴びた髪も洗えたし。
久しぶりの「ほんとうの生活」は、まさに「命の洗濯」でした。
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by foggykaoru | 2015-11-28 09:02 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(4)

「ひみつの海」1日目

c0025724_7563375.jpg11月の連休にはARCの総会がありました。

今回の会場は「ひみつの海」。
外からはまったく見えない。戦時中は軍事機密として地図に載っていなかったという、筋金入りの秘密の海。それは油壷。

京急三崎口駅で集合し、まずはハイキング。「小網代の森」というコースで、なんでも京急が最近一生懸命宣伝しているのだとか?

この日は11月とは思えない馬鹿陽気でしたが、森の中の散策路は木陰になっていて爽やかさ満点。「文明」から徒歩でほんの20分かそこらだとはとても思えない。大自然気分最高です。

その後、神社に立ち寄り、これからの好天と順風を祈願。

小高い丘の上からはこれから行く油壷の入り江が見えました。まさに「ひみつの海」

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海岸を少し散策した後、会場である、油壷ボートサービス(ABS)へ。

この日は「海に出るつもりじゃなかった」ので、陸(おか)で過ごしました。
総会でちょっとした話し合いをした後はバーベキューです。メインの食材はぺミカンではありません。なにしろここは三崎ですから。マグロです。マグロのカマです。

お腹いっぱい食べて、お喋りして、眠くなったら寝る。
これぞ「ほんとうの生活」

(2日目に続きます)
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by foggykaoru | 2015-11-28 08:14 | ほんとうの生活 | Trackback(1) | Comments(0)

秘境駅へ行こう!

神保町に行ったついでに書泉グランデに立ち寄りまして。
この書店、前からオタクの匂いがたちこめているなあと思っていたんだけど、ますますすごくなってました。

私が行くのは「旅行」と「冒険」のフロア。
最初に行ったのが「旅行」のほう。
エレベーターを降りてギョギョギョ(さかなクンじゃないよ)

そこは90パーセント「テツ」の世界でした。
書店なのに、本以外のもの(鉄道関連のグッズとか)が山ほどある。
「地球の歩き方」も置いてあるけど、申し訳程度。そういうフツーの本は、フツーの書店のほうがよっぽど品揃えがいい。

そんな中で見つけたのがこの本。
高野秀行氏のお薦め本だったなあと思い出して買ってみました。

たかが日本の鉄道の駅。「秘境」たって大したことないでしょ。電車に乗ってりゃ行けるわけだし。
という私の予想は覆されました。

「電車に乗ってりゃ行ける」とは限らない。
通り過ぎちゃうんです。各駅停車が少ないから。
下車したら翌日まで電車が来ない、ということも。
周囲には旅館はおろか、人家すらない。
だから「駅寝」するしかない。

あと、駅に到達する道が無い駅がある、というのが衝撃でした。
車の通る道が無いのはもちろん、人のための道も無い。
きっと、もとはあったんですよね? 
誰も使わないからなくなった、ということですよね?

日本の鉄道を乗るだけで、こんな冒険ができるとは。
なにしろこの人、北海道の秘境駅にはわざわざ冬に行くんです。物好き~! 
でもその心意気がなんとも素敵。

でも私にはできないんだよね。
真冬の北海道はもちろんだけど、そもそも私は「駅寝」なんかできません。

でも、通りすぎるだけでもいいかも。
たとえばJR山田線。
去年、「あまちゃん」めぐりの旅を敢行したとき、盛岡~宮古をバスで行ったんです。だってそれが普通の行き方なんだもん。
あまちゃんツアー、もう1回やろうかな。山田線に乗るために(!)

あと、飯田線にも乗ってみたいかも。

私は海外旅行で公共の交通機関に乗ってのろのろと移動するのが好きなのです。だから、「乗り鉄」的な体質はあるんだろうなと、新たな自覚(?)みたいなものが生まれました(苦笑)


牛山隆信著。
ネタがすごいだけじゃなくて、文章が上手。
続編の「もっと秘境駅へ行こう!」も読みたくなった。

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by foggykaoru | 2015-11-23 22:31 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(4)

インパラは転ばない

池澤夏樹著。

旅に関連したエッセイなのだけれど、旅先でのエピソードばかりではない
・・・と思う。
例によって、読み終えてから1週間ぐらいたっているので、あまり覚えていないのです(涙)
でも、どれにも彼の旅人としての視点が感じられて、そこが私は気に入りました。

ネタ的には古いものが多い(1995年刊だからしょうがない)のだけれど、それよりも残念だったのは、1篇が3ページと短すぎたこと。
私としては、せめて各駅停車1駅の間はもってほしいのです。

表題作がとても印象的。
すぐに忘れてしまう私ですら、まだ覚えている。
興味がある方はどうぞお読みください。

ユーズドでしか入手できませんけど。
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by foggykaoru | 2015-11-18 20:40 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

どこへ行っても三歩で忘れる鳥頭紀行--ジャングル編

サイバラこと西原理恵子のマンガ+勝谷誠彦の文章、という体裁の旅行記?

ブック○フで108円だったので、半身浴のおともにちょうどいいと思って買ったんだけど、サイバラのマンガの文庫化は、アラカンの私の目にはキツすぎまして。
ので、読むために100均で虫眼鏡を購入したのでした(苦笑)

この2人+アルファの面々が、アマゾンに行ってだらだらと釣りをするのであります。

期待したほどぶっとんでいなかったなあ。
旅行記というものをあまり読んでない人には新鮮なのかも。

このシリーズはもう読まなくていいかも。
虫眼鏡は・・・まだこれからもいろいろ使うことがあるでしょう(自爆)

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by foggykaoru | 2015-11-13 21:49 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

パーネ・アモーレ

「シモネッタ」こと、イタリア語通訳・田丸公美子が最初に書いたエッセイ集。

彼女の他のエッセイは読んだことがあるけれど、それよりも面白い。
ひじょーに面白い。

少なくとも語学に興味がある人には、絶対の自信をもってお薦めします。

彼女が通訳になったいきさつ。
時代を感じます。
私よりもちょっと前。
私は生まれるのが遅すぎた・・・
なあんてことはないです。
そもそも能力が違う。バイタリティも全然無いし。


先に読み始めた「散歩とカツ丼」がいまいちだったので、読み終わらないうちにこちらを読み始め、気づいたら一気に読み終わっていた。

やっぱりエッセイ集は、肌の合うエッセイストが一人で書いたものを読むべき。

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by foggykaoru | 2015-11-01 21:16 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

散歩とカツ丼

日本エッセイスト・クラブ編の「'10年版ベスト・エッセイ集」

いろんな人のエッセイが読めるから、新たなお気に入りエッセイストを発掘できるかと思って読んでみたのだけれど、大したことなかった。
飽きちゃった。
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by foggykaoru | 2015-11-01 21:13 | エッセイ | Trackback | Comments(4)