<   2015年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

赤めだか

年末のテレビ番組の中で、唯一「観るぞ」と思って観たのが、ドラマ「赤めだか」。

すごいキャスティング。
特にたけし演ずる談志。見ごたえありました。
私はテレビは「録画してまでは観ない」というポリシーなのですが、このドラマはもう1度観たいです。

で、原作本を買って読んだわけで。

ドラマを観ていないほうが面白かっただろうと思います。


実は著者の立川談春に会ったことがあります。
今思えば彼が二つ目になって間もない頃かと。
場所は友人宅。
友人のダーリンが外国人でして、ホームパーティーをちょくちょく開いていたんです。
彼女に「この人、落語家なのよ」と紹介されました。
「あの」談志の弟子と聞いて興味深々。
落語業界の話をちょこっと聞かせてもらったりして。
師匠について「破天荒に見えるけど、やばいことには絶対手を出さない人」と言っていたなあ。
その後ずっと、身内的な気分で彼の出世を喜んでいました。
落語を聞きに行ったわけでもないし、この本も読んでなかったんだけど。
(「下町ロケット」は観ました。)

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-30 22:49 | エッセイ | Trackback | Comments(4)

喧嘩両成敗の誕生

著者は清水克之。高野秀行さんとの対談でその名を知った、日本史の専門家。

彼が初めて書いた一般人向けの本で、かなり話題になったそうで。
たまには日本史の本を読むか、と思って読んでみました。

いやーーー
読み終えるのが大変でした。
面倒くさくなって、途中で軽いエッセイ集2冊に浮気しました(苦笑)

つまらないわけじゃない。面白いんですよ。
同じ日本人だからと言って、何百年も前なんだから、今の日本人とメンタリティーが違っていて当然。
荒っぽいし、名誉を傷つけられたら我慢できずに手を出す。
ちょっとした小競り合いが、とんでもない大騒動に発展したり。

大昔を舞台にした小説や伝説(指輪物語とか)を思い出して、なるほどね、と思った。
読み物の場合、現代との感覚の違いを説明することができるし、読者も時間をかけてなじんでいくことができる。
でも、それを映画化するときには、現代感覚に変えてしまうことが多い。映像で描くのが難しいから。

日本史が好きな人には超お薦めなのではないかと思う。
でも、本質的に日本史に大して興味がない(ごめん!)私には、興味深かったけど、ちょいと長すぎました。正直なところ、3分の2でよかったよ。

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-26 20:10 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(0)

食客旅行

玉村豊男のエッセイ集。
内容はタイトルどおり、旅先の食。

1996年刊。もう20年も前。
だから古いのだけれど、今読んでも十分に楽しめる。
1篇が3ページ程度ととても短い。
並みのエッセイだったら、(私には)短すぎて不満を覚えるところだが、この本はそうならなかった。
つくづく文章がうまいんだなと感心しました。

ほんっとにたくさん旅行してます。羨ましい。
そして、ほんっとにいろんなものを食べてます。
そして、どれも美味しく食べている。
これだけ「味」に関する守備範囲が広い人も珍しいのでは。
それにつけても、胃が丈夫で羨ましい。

この本に関する情報はこちら
とっくに絶版かと思ったら、今も版を重ねている。さすが。
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-20 09:12 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

「時代」、そして「異邦人」・・・

今となっては「なつメロ」と呼ぶべきこの2曲。
いい曲ですよねえ。
でもけっこう難しい。
「異邦人」は非常に難しい。アカペラでちゃんと歌えたためしがない。(伴奏があれば歌えます)
「時代」はそんなに難しくないじゃん、と思われるかもしれないけれど、最初の数行はちゃんと歌ったことがなくて、よくわからない。「もう二度と笑顔にはなれそうにないけど」のところ。

きちんと歌ってみたくなって(「異邦人」はイントロをピアノで弾いてみたい、ということもあった)、YouTubeで確認してみました。
「時代」はすぐにオッケーが出ました、というか、出しました(笑)
でも、、、
「異邦人」の難しさは半端なかった。

ピアノ伴奏の耳コピは無理だわ。

と思って、ふと右を見ると、
懐かしき昭和のヒット曲へのリンクがずらり。

村下孝蔵の「初恋」!
涙が出る。

次に出てきたのが
紙ふうせんの「冬が来る前に」
あ~~ たまんない。

この曲、大好きなんです。
もしかしたら、日本のヒット曲の中で一番好きかも。

で、ふと思ったんですが、この曲って、サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」に似ている。
彼らのヒット曲というと、「明日に架ける橋」「コンドルは飛んでいく」です。
でも私はこの2曲、大好きというわけじゃない。名曲なのは認めるけど。
知名度という点で、「サウンド・オブ・サイレンス」や「スカボロー・フェア」にも及ばない「冬の散歩道」ですが、間違いなく私にとってはベスト。
短調で哀愁を帯びているけれど、心底暗くはない感じ。アップテンポ。

「冬が来る前に」はアップテンポとまではいかないかもしれないけど、少なくともスローではない。
そういえば、「夢のカリフォルニア」も同じくらいのテンポだな。あれも大好き。

ところで、
「冬が来る前に」は往年の(!)私のキーとぴったりだというのも大きいんです。
若かりし頃、ラジオやテレビと一緒に歌ってた。

懐かしさのとりこになって、思わずYoutubeと一緒に歌ってみたら、、、
上咽頭炎の治療を始める前よりは、ソプラノらしき声が出るようになってました!!

うれしいっ!!!
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-18 20:40 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(4)

やっちまった

古本屋で買ってすいすい読んだエッセイ集。
このネタはどこかできいたことがあるなあなどと思いつつ。

読み終わって
はっ
もしかして・・・!!

このブログを検索したら・・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
読んだことのある本だった。

それはこの本
しかも、なんとなく記憶に残っていたネタは、自分で書きとめてあった!

本を読んだら霧のように忘れてしまう私です(泣)
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-16 21:20 | Trackback | Comments(2)

世界の辺境とハードボイルド室町時代

誰ですかこんなタイトルつけたのは。
村上春樹のパクリじゃないですか。

「書泉グランデ」の「旅行フロア」に行き、「テツ」度の高さに圧倒されながらも「秘境駅に行こう!」なんて本を買ってしまった私ですが、その次に行った「冒険フロア」ではもっと目をむくことになりました。
なんとそこは「軍ヲタ」の世界だったからです・・・

気を取り直して、片隅の「冒険本」の書棚を物色して見つけたのがこの本。

高野秀行氏がらみの本です。
「~がらみ」というのは、彼の「著作」ではないから。
高野氏と、清水克之という人の対談集なのです。

歴史好きと言っても西洋史偏向の私はちっとも知らなかったのですが、この清水氏、室町時代の専門家で、最近話題になった本の著者だそうで。
畑違いのこの2人の出会いのきっかけが面白い。
2人の著作を読んだ人の「ソマリア人と室町時代の日本人が似ている」というツイートなんだそうで。
やっぱりネットってすごいのね。

異種格闘技?!の趣があります。
闘ってるわけじゃなくて、むしろ仲良く盛り上がっているんですが。
ものすごく面白いです。
読み終えたのが10日くらい前なので、すっかり忘れてます(←いつもこれだ)
その後も時々ぱらぱら読み返して、そのたびに「へええ」「ほうほう」と感心してます。
ピストルはちょうど刀みたいなものだ、とかね。
「ふむふむ」と思ったあなた!
絶対にあなたが考えた程度のことじゃありませんよ!!

高野ファンよりもはるかに多いであろう、普通の「歴史マニア」がこの本を読んで、高野氏に興味を持ってもらえたらいいなと、高野ファンの私は心から思います。

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-11 19:57 | 西洋以外の歴史 | Trackback | Comments(2)

もっと秘境駅へ行こう!

牛山隆信著。表題からわかるとおり、「秘境駅へ行こう!」の第二弾。
第二弾は二番煎じであることが多いけれど、これは違う。
編集後記でも「これは二匹目のドジョウではない」と言い放っているだけのことはあります。
厳冬の北海道に道なき道を歩いて遭難しそうになる、というような話(←私はそういうのがけっこう好きよ)は出てこないけれど、1冊目が気にいった人は楽しめるはず。

ところで、あとがきを書いている原武士という大学の先生。
確かこの人は・・・と思って検索してみたら、やっぱりそうでした。
マンガ「さんてつ」に登場して、三陸鉄道の乗車券を1000枚購入した人。
そして、「鉄道は採算が取れないからと言って、バスに切り替えるのはNG」と言っていた人です。

マンガ「さんてつ」の感想文は書いてませんでしたが、昨年夏、「あまちゃん」巡礼の旅をする前、準備の一環として読んだのです。
三陸鉄道(「あまちゃん」では「きたてつ」)を応援する気分を盛り上げるのに最適でした。
「あまちゃん」のファンでなくても、震災の記憶(記録)として、興味深く読めるはず。


「もっと秘境駅へ行こう!」に関する情報はこちら

マンガ「さんてつ」に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2015-12-10 21:34 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

身体を言いなりにできるか(42)

このシリーズ、すっかりご無沙汰です。
初めての方は(1)からお読みいただけます。

===============

上咽頭炎のBスポット治療はいまだに続いています。
まず、鼻孔から奥に消炎剤を「ツンツン」と塗られ、次に口を開けて「げえっ」となりそうになりながら、喉の奥に塗られる。
とにかくしみる。痛い。

でも、数か月前から、左の鼻孔から塗られたときの痛みがなくなりました。
わりと最近になって、右の鼻孔からのときも痛くなくなりました。
でも、喉からのときは、相変わらずかなりしみます。

風邪はほんとうにひかなくなりました。
10月ごろ、微妙に風邪気味な感じがして漢方医に行きましたが、前回に行ってから半年以上がたっていて、「久しぶりだねえ」と言われました。
(そのすぐ後に鍼灸に行ったら、「これは風邪じゃないよ」と言われました。)

「冷え取り」のおかげか、平熱が上がりました。
以前は35.8度ぐらいだったのですが、今は36.1度。
この0.3度の違いがいかに大きいか、日々実感しています。
多少の寒さには耐えられるようになってきているのです。

平熱36.5度ぐらいになれたらいいな。



体質改善しつつある今日この頃、新たに持ちあがった問題があります。
それは「顎関節症」

初夏のある日、左顎が痛くて口が開けにくくなったのです。
かかりつけの歯科医に相談しました。
口の中を見た歯科医は「食いしばる癖がありますね」

その証拠は
舌の縁に歯型が残っている。
そして、ほっぺたの内側の、上下の歯の間ぐらいの高さにすーっと1本、しわがある。
このしわに関しては、子供の頃から何なんだろうと思っていたのです。

さらに歯並びの問題もあろう。そしてストレスも。

「それらの要因を一つずつ減らすしかありません」

夜寝るときにはマウスピースを装着したほうがいいとのこと。

実は、これはすでに持っていました。
数年前(クロアチアに行った年だから、9年前)「どうやら食いしばる癖があるから、歯を守るために装着したほうがいい」と言われて作ったのです。
でも、あんまり真面目に装着してなかった・・・

深く反省し、それからは毎晩装着して寝るようにしました。
起きているときの食いしばりを直すのは難しいのですが、ある日、ものすごく根を詰めてパソコン作業をしていたとき、初めて気づきました。
それはそれは、かたくかたく歯を噛みしめている自分に。
でも、いつも気づけているわけじゃない。気づくのはごくごくまれ。

そして、残る要因であるストレスは・・・たぶん仕事。
これは解消できないのよね。

とりあえず、少しはマシになったなと思っていたところ、今をさかのぼること10日くらい前、朝起きたら、口が開かない。
プチトマトを丸ごと食べられない。
歯ブラシをくわえるのも大変。
開けようとすると激痛。
痛みに耐えながら開けると、左顎からしゃりしゃりと音がする。これがとても嫌な音。
(以前は骨が「かちかち」と音をたてていた)

なんとかしなくちゃ。
かかりつけの歯科でなく、顎関節症のプロに見てもらわなくちゃ。

知人の教えてくれた歯科医院に行ったのが3日前。

レントゲンを撮ってから、治療開始。
私の口をえいやっと開けようとする。
いたたたたたた・・・開かないよ~
左の顎関節のすぐそばに麻酔を2本。
「ありゃー 動脈にヒットしちゃったよ」という声が聞こえます。
多分出血したのでしょうが、何も見えません。見えなくてよかった。

麻酔が効けば、口を開けることができます。
精一杯大きく開け(最低指3本分)、口を閉じる。
普通に閉じるのではなく、受け口になるように閉じる
その後、すりすりと下の歯を引っ込め、普通の態勢に戻す。

「この運動を麻酔が切れてからも毎日せっせとしなさい」
さらに、痛くて耐えられないときのために、鎮痛剤を処方されました。
薬を飲んで、痛みを抑えてから、運動しろと。

帰宅後、運動をしてみたら、痛いけれど、鎮痛剤のお世話になるほどの痛みではありませんでした。
でも、朝いちに口を大きく開けるときは、かなり痛い。勇気がいります。
受け口の状態で口を閉じようとするときは、もっと痛い。
でも、頑張ってます。

今の季節、私は外を歩くときにマスクを装着しています。
乾燥した冷気から鼻と喉を守るために。
だから、通勤時に、歩きながらでも、電車内でも、他人の目を気にすることなく、心おきなく口を開ける練習をすることができるのです。(スピードを上げると気づかれるから、ごくゆっくりとですが。)

上咽頭炎でよかったかも(自爆)


(43)へ続く。


[PR]

by foggykaoru | 2015-12-05 20:39 | Trackback | Comments(4)