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私の愛する憩いの地

ユーズドでしか入手できません。

著者は一定の年齢以上の人なら絶対知ってる兼高かおる。
なにしろあの兼高さんが、世界中で「これ」と思った場所をピックアップして説明してくれてるのだから、旅好きには非常に参考になります。
(注意!ものすごく面白いというほどではありません)
秘境的な場所も紹介されているけれど、ちゃんとしたホテルがあるところばかりなので、軟弱なえせバックパッカーにはぴったり。
たとえばシュピッツベルゲンとかね。
行きたい。。。

イギリスでピックアップされているのはセント・アイヴス(コンウォールの海辺の町)、グレンイーグルス(ゴルフ好きにお薦めだそうだ)、そしてそして、なんとノーフォーク!
古本屋で見つけて思わず買った理由はここにある(自爆)

フランスはミディ運河とロックフォールです。渋いなあ。
兼高さんが参加したミディ運河クルーズは、数日間、船に寝泊まりするもの。
近頃急激にまったり旅に心惹かれるようになっているので、非常にそそられて、思わずネットで探してみました。
でも、半日クルーズとか1日クルーズしか見つからないよ(涙)

この本も、しばらくは手元に置いておきます。
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by foggykaoru | 2016-01-27 20:32 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ワケありな国境

武田知弘著。
世界中の「変な国境」のいわれが、要領よくまとめられてます。
「アフリカ国境が直線が多い理由」とか「小説『最後の授業』の真実」あたりは、知ってることだったけど、海外旅行好きな人には非常に興味深い話が多い。

たとえばロシアの飛び地「カリーニングラード」。
今まで「いったいここは何?」」と思っていた。
そもそもソ連のときは飛び地ではなかったんですね。なるほど。
バルト三国が独立したため、飛び地になってしまったのです。
そして一時期は犯罪の巣窟みたいになっていたそうだけど、今やとても潤っているんだそうな。

なぜブラジルはあんなに大きいのか。
南アフリカの中にぽつんぽつんある小さい国はなぜできたか。
国境未画定地域ってどういうことなのか。
といったことに興味をそそられる人にはお薦めです。

あと、ベルギー領コンゴというのは、ベルギーの植民地ではなくて、ベルギー国王の私有地だった!
意味不明でしょ?

この本は断捨離箱行きではなく、しばらくは手元に置いておくつもり。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2016-01-25 21:17 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(4)

新たな断捨離

昨年来、身辺の断捨離を進めているのですが、ようやくメインサイトの断捨離を決行しました。

まずトップページを変更。
画像はこのブログと共通のものを採用しました。

残したコンテンツは「えせバックパッカーの旅日記」「児童文学の旅」「旅のアルバム」、そして「海外語学研修」。
要するに、文責がわたし、あるいは相棒・ふゆきのものだけです。
「海外~」の私の記事は非常に古いので、削除しようかとも思ったのですが、せっかくふゆきのロシア留学記があるので残しました。

1999年のサイト公開から数年間は、掲示板に遊びにきて情報を寄せてくださる方が多く、その情報をアップすると喜んでいただけるという状況でした。
でも近年はネット上の交流がツイッターやFacebookになり、誰もが思いつくままつぶやき、それが流れて消え去っていく(実際は消えないのですが、まとまった情報としては見つけにくくなる)という状況です。
そもそもHPとかサイトというものを知らずにネットをしている若者も多いようで、ここ2、3年、「旅とらトラ」のアクセス数は激減しています。
最盛期の10分の1くらい。

今や個人のHPは、「きちんとした記録を残して公開したい」という一部のマニアック?な人間専用のものとなっています。
そして、私はそのタイプの人間なのです。
だからサイトは続けます。自分の自己満足のために。

「自己紹介」「サイトについて」「リンク集」は残してあります。

今回は「リンク集」に手を入れました。

個人サイトのほとんどが更新されていませんが、それでも存在していることを確認すると、ちょっとほっとします。
ほとんど交流が無いのに「相互リンクしてくれ」と言ってきたサイトがなくなっていると、「あのときはあんなにガツガツしてたくせに」と思ったり。
でも、交流が深かったサイトがなくなっていると、正直、とても寂しいです。
たとえばももじろうさんの「英国ファンのぺージ」とか。

なにより「やばい」と思ったのは、HPの素材を無料配布してくれるサイトが激減していること。
めぼしいものを今のうちにPCに取り込んでおいたほうがいいかも・・・

掲示板は休止しました。
新規コメントはできませんが、今までの皆様のコメントをご覧になることはできます。

皆様との交流はこのブログで続けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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by foggykaoru | 2016-01-23 07:59 | 告知 | Trackback | Comments(8)

週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分

下川裕治著。
バックパッカーの教祖的な存在の下川さんがシンガポール?!
と思って読んだら、ご本人もそう言っている(笑)

私はシンガポールには数時間いただけ。
トランジットの間にマーライオンを観に行ったのだ。
で、それまでは、世界有数の大都市・東京の住民としては、海外の都会に行って「負けた」と思ったことはなかったのだが、シンガポールには「負けた・・・」と思った。

で、きれいで便利。
だけど、別にぜひ再訪したいという気にもならず。

でも、最近、とみに軟弱になってきて、楽なところならどこでも(?!)いいんじゃないか?
だったらシンガポールだっていいじゃないか?、、、なーんて思ったり。
マレーシアという国にもさっぱり興味が湧かなくて、別にわざわざ行くこともないんじゃないかと思っていたのだけれど、これまた楽そうだし、行ってみたっていいんじゃないか?

という、不純(?)な理由でちょっと興味がわきかけているこの2国。

旅情報として、ある程度は役に立つ。
たとえば、シンガポールで気楽な食事がとれるのは、1にも2にもホーカーズ、なんだそうである。
あと、シンガポールは週末になるとホテルの料金がどんと上がるんだそうである。

でも、この本のメインは、あくまでも下川さんの目を通して見た、下川さんにとってのシンガポール、マレーシア。
そこがいい。
と思う人でないと、読んでがっかりするかも。

シンガポールが華僑の国だということは知っていたけれど、の分離独立の経緯とか、ぜんぜん知らなかった。
喧嘩して出ていったのかと思っていたら、追い出されたんですって。
マレーシアはマレー人中心。
マレー鉄道が有名だけど、バスのほうがずーっと便利なんですって。
なぜかというと、鉄道はマレー人がやっている。
マレー人は優遇されているから、なんとなくいろいろボケてるらしい。
バスは他の民族(インド系とか多いらしい)が中心にやってるから、気が利いているんだそうです。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2016-01-17 10:46 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

温泉へ行こう

初刊は昭和63年。約30年前。
古いねえ。
当然のごとく、ユーズドでしか入手できません。

書いたのは山口瞳。
この人は私が子供の頃、大人の週刊誌にエッセイを連載していた。
私はそのへんに置いてある文字はたいてい読んでしまう子供だった。
だから大人の週刊誌も読んで、よく怒られた。
でもさすがにエッセイは読まなかった。

なぜこんな本を・・・って
やっぱ日本は温泉でしょ!って思ったからです。

この本は企画もの。
編集者と一緒の温泉巡りの話。

内容は古い。
けれど、その古さこそが興味深い。

何が古いって、著者の感覚が、まさに昭和のサラリーマンのおやじだということ。
この本書いたのは50代後半なのだけれど、今のその年齢のおやじとは、おやじ度が違う。
と決めつけてはいけないか。
なにしろ私はおやじではないのだから、はっきりしたことはわからない。
でも、今のアラカンの作家はこういう感覚ではないのでは?
そういう感覚が残っていても、正面切ってそれを表すことはあまりしないのでは?
と思ったのです。

それに、今のアラカンおやじよりも、肉体的に老け込んでます。
もともとサントリーの営業だったから、お酒が仕事の一部だし、生活習慣病にもなりやすかったんだろうけど。

昭和は遠くなりにけり。

山口瞳のいちばん有名な小説は「江分利満氏の優雅な生活」
昭和のサラリーマンの暮らしぶりが、今読むと懐かしくて楽しいかも。
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by foggykaoru | 2016-01-16 19:41 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

高野秀行さんがこんなところに!

雑誌の話題が続きますが・・・

ダ・ヴィンチ2月号に高野さんが登場。
対談です。
相手はなんとオードリー春日!

いよいよメジャーの仲間入り?

高野さんがメジャーになるのは嬉しい。
しかも、旅の資金を稼げるわけだし。(特にソマリランドはお金がかかる)
でも、時間が足りなくなるのでは、、とちょっぴり心配。
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by foggykaoru | 2016-01-12 21:57 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

児童文学好き必読です

c0025724_20365182.jpg今月発売の「CREA」2月号。
なにしろ特集が「大人の少年少女文学。」
女性雑誌なので、男性には買いにくいかな。

昨年末から楽しみにしていたんです。
というのは、実は某団体の友人数名が若干関わっておりまして。

福田里香さんというお菓子研究家による「ヘンな食べ物図鑑」が素晴らしい。

「おいしそうな食べ物ベスト30」に「ブランマンジェ」が入っていて、懐かしかったです。

いちゃもんつけたいのは「好きな映像化作品ベスト30」。
なんであれが入ってないんかなあ。
TV作品も含まれてるからしょうがない? 
でも、あれこそが「奇跡の映像化」なんだよ。

上の写真で付箋をつけてるのは、私がいちばん大切に思っている作品(群)の言及があるページです。
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by foggykaoru | 2016-01-11 20:54 | 児童書関連 | Trackback(1) | Comments(6)

黄金のアデーレ 名画の帰還

ものすごく久しぶりに映画を観ました。

主役がヘレン・ミレンで、ヨーロッパがらみの話、ということで興味を惹かれたのです。

「黄金のアデーレ」はクリムトの絵。
「接吻」に似た感じの、黄金をちりばめた「アデーレさん」の肖像画。
で、このアデーレさんは、ウィーンに住んでいたユダヤ人のお金持ちの女性だったのです。

肖像画「黄金のアデーレ」はナチスによって没収され、第二次大戦後はウィーンのベルべデーレ宮殿のギャラリーに展示されていた。
しかし、命からがらアメリカに亡命した子孫が所有権を主張して・・・

この後、いったいどうなるんだろう?というドキドキ感はない。
なにしろ題名がネタばれしてるから。

ナチスが美術品をぶんどった話は知っていたけれど、知っていてもその非道さはヒドイ。
命からがら亡命する場面だけは、ほんとうにハラハラドキドキ。

私にはとても面白かったです。

特にユダヤ人のすごさが。

ナチス侵攻以前のユダヤ人の大富豪の暮らしぶり。
当時の人気画家だったクリムトに肖像画を描かせる家ですから、その他にもすごい美術品がある。
お父さんが趣味で弾くチェロがストラディバリだったり。
訴訟の際に頑張ったぺーぺーの弁護士が作曲家シェーンベルクの孫!
「肖像画を取り戻せたら、うちで買い取らせてください」と言ってきた「ノイエ・ギャラリー」は、化粧品のエスティー・ローダー社がやっている美術館。
みんなユダヤだったのね。

ところで、私がベルベデーレ宮殿のギャラリーに行ったのは、まだ20世紀のことで、「黄金のアデーレ」はまだ展示されていた。
なのに何にも覚えていない(涙)
(「接吻」は覚えてます。)

この映画の公式サイトはこちら

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以下は映画とは関係無い話。

メインサイトの「世界の美術館を斬る」(私が観た美術館に関する独断と偏見に満ちたコメント集)は今日をもって閉鎖しました。
あのコンテンツ、以前からどうしようかと思っていたのですが、この映画を観て閉鎖を決心しました。
美術館の展示品は移動する。
いくら個人的な感想であっても、もう置いてない作品のことを「ここには○○がある」とか書いてあるのを放置しておくのは、良心が咎める、、、ほどではないけれど、気になってしまって。
ベルベデーレにはもう「黄金のアデーレ」は無い、ということに関しては、なにしろ観たこと自体忘れてたから、別に問題無かったんですけど。



ところで
旅行記だけは細々アップしてます。
たまにやらないと、やり方を忘れてしまうんです(苦笑)
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by foggykaoru | 2016-01-07 21:38 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(4)

銀河のワールドカップ

川端裕人作。ワールドカップと言ったら、最近まではサッカーでした。ラグビーではなく。
で、この本は素直にサッカーです。

主人公は元Jリーガー。引退後サッカー指導者になったけれど、いろいろあって挫折して。
その彼が天才的なちびっこたちにめぐりあう。
その天才ぶりがすごい。荒唐無稽。
で、チームを率いて、勝ち進んで、、、という、ありそうな話。
でも、結末はある意味、意外。

私はサッカーはわからない。
ルールはわかります。でも、スペースがどうとか「2-3-3」とか、がわからない。
きっとそういうことがわかる人のほうが楽しめるはず。
でも、わからなくてもさらさら読んで楽しみました。
ヨットのことがわからなくてもランサムが楽しめるのと同じ(?!)

川端さんの本でイチオシは「川の名前」で、そちらはジュブナイル。間違いなく。

でも、この本は大人の本。第一、主人公が大人だし。
勘違いして読んじゃう子供もいそうです。


この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2016-01-05 22:26 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)