太陽の塔

最近ちょっと注目の森見登美彦の出世作。

ファンタジーノベル大賞受賞作だというので、どんなファンタジーかと思ったら、いつまでたってもファンタジーにならない。
その代わりに、恋人にふられた大学生の悶々が延々と。
男子のこういう述懐は、女子の私にはあんまりピンとこないのよね。

結果的にファンタジーなんだろうけど、じゃなくて、確かにファンタジーなんだけど、その要素は10パーセントぐらい。
それでもファンタジーノベル大賞に値するのだというのが、わたし的には発見でした。

「宵山万華鏡」のほうがずっと好きです。

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# by foggykaoru | 2016-12-21 22:27 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

マナーの正体

読売新聞の夕刊に連載されていたエッセイを収録。
十数人の著名人がかわるがわる書いています。
さだまさし、竹内久美子、逢坂剛、鎌田實、藤原正彦、荻原アンナとか、錚々たる面々が。

1篇が見開き2ぺージ。
新聞の連載記事ですから、しみじみ感動するとか、忘れがたい印象が残るというほどはないけれど、どれも一定のレベルには達している。想定内の面白さ。
特に半身浴のおともとして、かなりの日数、役立ってくれました。

そんな本ですが、実はわざわざユーズドで探してまでして購入したんです。
なぜなら友人が
「執筆陣の中に高野秀行もいる」
と教えてくれたから。

高野さん、出世しましたね~

そう言えば、週刊文春にも高野さんの連載記事があるんです。
すっごいですね~

なんかもう、なにも私がせっせと新刊を買ってあげなくても、ソマリランドでの取材費に困ることはないんじゃないか、、、なあんて思っちゃったりして。
序の口、、というのは言い過ぎかな、、、幕下ぐらいから贔屓にしていた力士が、ついに三役に昇進したときの相撲ファンの気持ちというのはこんな感じなのかしら。



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# by foggykaoru | 2016-12-14 20:10 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

HITACHINO

メインサイト、更新することができました。

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リトアニアの首都ヴィリニュスのスーパーにて。
HITACHINOという日本メーカーのビールとジンジャーエール。
検索してみたら、常陸野ネストというのは、海外でとても評判のいいビールらしいです。







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# by foggykaoru | 2016-12-11 19:05 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

3時のアッコちゃん

「ランチのアッコちゃん」の続編。

前作でちょっと唐突に感じられたエピソードが、ちゃんとつながります。
作者の柚木麻子さんは、子供の頃から児童文学に親しんで育った人なのだろうな
と感じてはいたのですが、絶対にそう。

「アッコちゃん」は、閉塞した現代日本で苦労している若者たちにとってのメアリー・ポピンズなのであります。

若者というには歳をとり過ぎている人にも、けっこうお薦めです。






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# by foggykaoru | 2016-12-11 11:59 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

スターリンの鼻が落っこちた

児童文学です。
作者はユージン・イェルチンという、旧ソ連生まれの人。
後になってアメリカに亡命したそうです。
きっといろいろあったんだろう。。。

タイトルから想像できるとおり、スターリン時代のお話。
主人公は、スターリンを英雄としてあがめている素直な少年。

ほんっとに恐ろしい時代だったのだということがよくわかる。
けど、児童文学として好きかと問われれば・・・ 否。

岩波書店の本です。
最近、少年文庫で盛んに昔の本の復刻版や新訳版を出したり、それ自体は悪いことじゃないけれど、新しい本を開拓する力がなくなってしまったんじゃないかとちょっぴり心配してた岩波書店。
久々に新しい本を出したんですね♪

で も

新しい本っていっても これかよ! と思わないでもない。
ものすごくマイナーな方向に切り込んだな という感じ。

別にいいんですけどね。。。


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# by foggykaoru | 2016-12-07 21:13 | 児童書関連 | Trackback | Comments(2)

ランチのアッコちゃん

作者は柚木麻子という人。
本屋でよく見かけて、ちょっと気になっていた本。
友人曰く「けっこういいよ。・・・ものすごく期待されると、どうかなって感じだけど」
というわけで、あまり期待せずに読みました。

短編が4つ。
とても軽くて、さっさと読めます。
面白かったです。
とても軽いけれど、物足りない感じはしません。

アッコちゃんがメインの作品ばかりではありません。
面白いのはアッコちゃんメインのものです。
なかなか強烈。

この人の他の小説も読んでみたくなりました。

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# by foggykaoru | 2016-12-05 21:35 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

スウェーデンは目と鼻の先

リトアニアの首都ヴィリニュスの書店にて。

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リンドグレーン作「さすらいの孤児ラスムス」です。


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こちらは「山賊のむすめローニャ」

リトアニアとスウェーデンはバルト海をはさんでお隣同士。
リンドグレーンの作品が数多く翻訳されているのは当然だと言えるでしょう。

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ところで
メインサイトですが、先日、更新しようとしたらできませんでした。
HPスペースを借りている会社に問い合わせたら、
「サーバーがいっぱいになってしまい、しばらく復旧できません」
だと!
「かわりに新しいアカウントを差し上げることができますが、いかがでしょう?」

うーん・・・

新しいアカウントということは、新しいURLになるということですよね?
でも、既存のぺージからリンクを貼らなければ、誰にも見に来てもらえないわけで。
でも、リンクを貼るということは、更新するということです。
更新できないのだから、リンクも貼れない・・・

じゃあ意味ないじゃん!

というわけで、メインサイトをご覧くださっている皆様、しばらくお待ちください。

もちろん、このブログからリンクを貼ることはできるのですが、正直、ここからメインサイトに飛んでいる人はそう多くないと思うのです。
なのに、なぜこんなことをここでぐだぐだ書いているかというと・・・
あがきです。
一人でも多くの方に、窮状をご理解いただきたいという悪あがき。





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# by foggykaoru | 2016-12-03 15:21 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(4)

宵山万華鏡

最近注目している森見登美彦の作品。
各章は独立した作品としても読めるけれど、密接に関連していて、最後まで読むと一つのまとまりとなっています。

ファンタジーの色合いが素敵です。私の好みです。
宵山というイベントは京都ではよっぽど特別なものなのでしょうかね。
行ってみたくなってしまいます。
でもきっと、行ったら、蒸し暑いだろうし、人ごみに辟易するのがオチだろう・・・




ところで、最近、あることに気づいたんです。
小説というのは、どうやら自分よりも年上の人が書いたもののほうが楽しめるらしい、ということ。

年を取るというのは、身体があちこち具合が悪くなったり、物忘れが激しくなったりするだけでも、なかなかに憂鬱なものなのですが、もう一つ、本好きにとって問題が生じてくる。
自分が年を取るにつれて、巷で目にする本の著者の「年下率」が増していくのです。
だから好きな作家を見つけるのが、だんだん難しくなってくる。。。

そんな中で出会ったのが森見登美彦。
この人の作品は食い足りなくありません。(少なくとも今のところは。)
いやー ほっとした。よかったよかった。








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# by foggykaoru | 2016-12-01 21:01 | 普通の小説 | Trackback | Comments(2)