空中ディナー


リトアニアの首都ヴィリニュスにて。
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だんだん下りてきて
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無事、地上に到着。

こんなイベント、いったい誰が考えたんでしょうね。


夏の旅行記、メインサイトでぼちぼち更新中。







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# by foggykaoru | 2016-11-23 11:26 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

石井好子のこのエッセイは、子供の頃、「暮らしの手帖」の連載で読んだもの。
朝ドラ「とと姉ちゃん」はとうの昔に終わったけれど、私の読書生活にはまだ影響を及ぼしているのです。
しみじみ思うのですが、私の小学校時代の2大読書体験は「暮らしの手帖」とランサムだったみたいで。
まあなんと健全、なんとまっとうだったことでしょう(苦笑)

たぶん今から20年ぐらい前、石井好子が「徹子の部屋」に出ていて、この本について「今読むと大したことない」と言っていました。

そりゃそうかもねえ
と思って、今回の「『暮らしの手帖』を懐かしむ読書イベント」でも、この本は後回しになってしまったのですが


いやいや

今読んでも面白い。

もちろん、昔読んだときは、全く知らない料理だった。
だから、新鮮味とか驚きが今よりもはるかに大きかった。
たとえば「ハムとメロン」
昔は食べたことがなかった。それどころか聞いたこともなかった。
今なら生ハムとメロンはよく知った味。
でも、今読んでも面白いことは面白いのです。
それぐらい、文章が上手。

(という話を母にしたら、「彼女は歌手としてよりも、よっぽど物書きとしての才能のほうがあると思う」と言っておりました。)

もっとも、最後のほうは、ネタが尽きた感があって、ちょっと残念なことになってます。

フランス以外の国、たとえばスペインの食糧事情が意外です。
あの国はレストランで食事をするより、バルでつまみを食べるほうがおいしい。
石井さんもレストランではあまり感動しなかったようで。
たまたま立ち寄ったバルで食べたものがよかった・・・という話になるかと思いきや、バルも全然ダメだったようで。

それはたまたま「ハズレ」だったのか?
それとも、当時のスペインがそれほどまでに貧しかったのか?
永遠に解けない謎なのであります。




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# by foggykaoru | 2016-11-22 20:42 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ノルマンディー上陸作戦と言えば

「戦場のコックたち」を読んで思い出した歌があります。

ミッシェル・サルドゥーというフランス人歌手の持ち歌「les Ricains(アメリカの奴ら)」です。

Ricainsというのは、Americains、つまりアメリカ人。
日本語では「アメリカ人」を略すと「アメちゃん」とか「アメ公」になるけれど、フランス語では「アメリカン」を「リカン」と略す。

それはともかくとして、歌の内容はこうです。(かなり超訳)

=======================
もしもアメリカの奴らがいなかったら
俺たち※は今もまだみんなドイツにいたんだよ
どんなことを話し
誰に挨拶してたか、わかったものじゃない
(注※「お前たち」というバージョンもある)

もちろんあれから年月がたった
銃の担い手は変わった
それが忘れる理由になるか?
銃が必要だったある日のことを

ジョージアからやってきた若者は
お前に何にもかかわりのなかったのに
ノルマンディーに死ににやってきたんだ
お前がまだ生まれてもいなかったある朝に

もちろんあれから年月がたった
みんなは仲間になった
あの頃を偲ぶ会では
あいつらは無駄死にしたと言っている

もしもアメリカの奴らがいなかったら
俺たちは今もまだみんなドイツにいたんだよ
どんなことを話し
誰に挨拶してたか、わかったものじゃない
=========================

この歌に興味のおありの方はYoutubeで 「 si les ricains n'etaient pas la 」で検索してみてください。
ヒトラーの映像にこの歌をかぶせた動画がトップにきます。




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# by foggykaoru | 2016-11-17 20:58 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(0)

戦場のコックたち

作者は深緑野分という人。すごい名前だ。

友人から「翻訳ものをたくさん読んでいる人にお薦め」と言われて読んだ。

ありがとう友よ。
私はたいそう気に入りました。

久しぶりに読みごたえのある小説を読みました。
ここんとこ、ピンとくる本にあまり出会えず、欲求不満を覚えていましたが、この本は堪能しました。90点!

舞台は第二次世界大戦末期。
アメリカ人の若者が、生きるために軍隊に志願し、コック兵となる。
頼りになる先輩や同輩、頼りにならない先輩や同輩たちとともに、D-day、つまりノルマンディー上陸作戦に参加、その後も戦いの日々を送る。

軍隊を舞台としているけれど、ミステリー風味もある。
だから、2016年度の「このミステリーがすごい!」国内編で第二位になってます。
でも、ミステリーだと思って読むと物足りないかもしれない。いや、物足りないにきまってる!
だから、そんなランキングに登場してしまったのは、この作品にとって不幸なことだったかもしれない。
あくまでも「ミステリー風味の小説」なのです。

そんなことより
この小説の最大の特色は、日本の小説離れしている・・・まるで翻訳小説を読んでいるみたいであること。
でも翻訳じゃないから、翻訳調の日本語ではないのです。
つまり、下手な翻訳ものにありがちな、不自然な日本語は無い・・・とは言えない。
というのは、作者があえて翻訳調にしているところがあるのです。
たとえば、主人公はしばしば周囲から軽く見られて「キッド」と呼ばれる。kidです。
もしもこれが翻訳小説で、「キッド」と訳されていたら、私は相当イラっとくることでしょう。
をいをい、もっと工夫しろよ!「坊主」とかなんとか訳せないのか? と毒づくことでしょう。

さらに、舞台がヨーロッパ、というところも、私には直球ど真ん中でした。

たくさんの資料をもとにして書き上げられた作品です。
世界史の授業では、ノルマンディー上陸大作戦後、連合軍(というよりアメリカ軍)は、大量の物資を後ろ盾として、怒涛の勢いでドイツ軍を蹴散らしていった、というイメージだったのですが、実際の戦場ではそんな楽勝だったわけではなく、血みどろの戦いだったということをしみじみ感じました。
兵士たちは若い命をどんどん散らしていくのです。アメリカ人も、ドイツ人も。

ところで
思わぬところでトールキンの名前が出てきてびっくり。
この作者は指輪物語のファンに違いない。
・・・だからこんなに長い小説を書いたに違いない!(笑)




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# by foggykaoru | 2016-11-16 20:49 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

廃道探索 山さ行がねが

著者の平沼義之は「山さ行がねが」というサイトの運営者。
でも彼の言う「山」はただの山ではない。
そもそも山が目的ではない。
目的は「廃道」---昔は道だったところ---を歩くことにある

石田ゆうすけあたりと比べると、文章が読みにくいのだけれど、内容で読ませる。

いやー、、、

今は道でないところを歩くというのは、想像を絶することなのです。
危ないよ、下手したら遭難するよ
という場面もたくさん。

高野秀行氏が、「大学の探検部では、探検とは何かということで盛んに議論し、何が何だかわからなくなった」的なことを書いていたけれど、

いやいや、、、
この日本にさえ、探検するところはまだまだたくさんある。

カンチェンジュンガを道を通らずに登るのと通じるところがあります。

うん。
私はこの本にランサム的なものを感じてしまったのでした。

文章がいまいちなのと、地図が小さくてわかりにくいということを差し引いても、80点はつけたい。
(詳しく場所を確認したい人のために、各所に二次元バーコードがついています。さすがネット由来の本だ)
旅と探検・冒険に憧れる人に特にお薦め。



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# by foggykaoru | 2016-11-13 10:44 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

ひとり暮らし

谷川俊太郎のエッセイ集。
タイトルに惹かれて読んだけど、、、

・・・・渋い

渋すぎる

さらに、
中ほどの「ことばめぐり」はお手上げでした。
谷川俊太郎の詩をよく読んでいる人でなければついていけない。

私には「猫に小判」な本でした。


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# by foggykaoru | 2016-11-11 21:40 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ビブリア古書堂の事件手帖5

なんとなく読み続けているこのシリーズですが、ハマったわけではないので、ブック○フで200円出す気にはなりません。
でも先日、いわゆる昔ながらの古本屋で50円で売っていたので、迷わず購入。
(前も同じことを書いた気がする・・・)

今回は珍しく、私が知っている作品が取り上げられてました。
それは手塚治虫の「ブラックジャック」

帰りの電車内でさらさら読み進んで、下りる前にあらかた読み終わってしまいました。
まあ面白いです。このシリーズはいつもそのぐらい。75点。

続編、安くなったら買います。


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# by foggykaoru | 2016-11-10 22:07 | 推理小説 | Trackback | Comments(0)

さがしもの

角田光代の短編集。
すべて「本にまつわる物語」です。
ただ、具体的に本の題名は出てこない。
そこがちょっと物足りない。

もしも実在の本の名前が出ていたら、たとえその本を読んでいなくても、「へえ、そういう本があるのか」と思いながら読むのに。
そして、もしかしたら、潜在意識に残って、いずれその本を手にすることがあるかもしれないのに。

まあまあです。でも前項の池澤夏樹に比べると浅い感じ。70点。


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# by foggykaoru | 2016-11-07 21:14 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)