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旅へ

世界をカヌーでめぐっている野田知佑氏の前半生の自伝。
「野田知佑のできるまで」という感じです。

しかしまあ
何と申しましょうか・・・

「青春の彷徨」という言葉を思い出しました。

大学を出たものの、自分の生きる道が見つからない野田さんは国内を旅してまわる。
つまり、いわゆる「自分さがしの旅」です。
野田さんの悩みは実に深く、考えあぐねて海外へ。
まだ1ドルが360円だった時代に。
「地球の歩き方」が出る何十年も前に。
今とぜんぜん違う。

私は野田さんがさまよっていたころ、もう生まれていたので、あの時代の日本の雰囲気は、なんとなくわかるし、その中で自分の人生を真摯に模索する若者の姿には、ある種の感銘を受けました。

でも、野田さんは、自分をちょっと曲げれば定職にありつけた。
彼はそれが嫌だったのだけれど。
なにしろ日本全体が明るい未来を信じられた時代です。
就活に疲れ切った今の若者がこの本を読んだらどう思うのかな。

私が読んだのは文春文庫で「新・放浪記1」という副題がついていて、ユーズドでしか入手できません。どうせだったら続きも読みたいのだけれど、「2」は存在しないみたい。
ポプラ文庫には副題抜きの「旅へ」という本があります。たぶん中身は同じ。そちらに関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2014-07-19 19:52 | 伝記・評伝 | Trackback | Comments(2)

日本細末端真実紀行

ユーズドでしか入手できません。

疲れているときは長いものを読む気がしない。
というわけで、椎名誠のこの本を。
日本交通公社の雑誌(「るるぶ」かな?)の連載記事だったようで、一篇が短くて、しかも椎名誠だし、、、ということで、軽~~~いという点はお約束。

ちょこっと読んでは数日間放っておく、という感じだったので、読むのが早い私には信じられないくらい時間をかけて読了。

予想通り、どうってことない本でした。
でも、椎名誠って腐ってもプロの物書きだなあと初めて思いました。
なにげにうまいです。偉そうでゴメン。
この本の中のいくつかの紀行文にはしみじみ感心しました。
特に子供時代を過ごした千葉の海岸を再訪した話。
どうってことないんですよ。でもよかったです。
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by foggykaoru | 2014-07-13 09:45 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

今になって初めて観ました

昨年夏、母をバリ島に連れて行きました。
今年はどうしようかと考えたのですが、7~8月に気候が良くて、遠すぎなくて(インドネシアが限界)、のんびりしていて、あまり歩かなくてすんで、だからと言ってビーチリゾートしかないようなところではなくて・・・という条件を満たす外国は、もう思いつきません。

考えあぐねた末、東北復興応援旅行を思いつき、「『あまちゃん』ロケ地巡りはどう?」と母に水を向けたところ、予想以上の好感触。

で、復習のために、久しぶりにNHKオンデマンドを観に行きました。
そしたら、まあなんと嬉しいこと♪
昨年の紅白のあまちゃんコーナーが配信されているではありませんか。
非常に力が入ったコーナーだったと聞いていましたが、ここまでとは。感動しました。
なによりキョンキョン。よく引っ張り出したなあ。
そして、鉄拳のアニメ。ステキです。ユイちゃん、ついに東京に来れたんだね!

本当だったら、全面復旧した三陸鉄道の南リアス線と北リアス線を全部乗りたいのですが、その間のJR山田線の不通部分がいかんともしがたい。南リアス線は割愛せざるを得ないでしょう。ほんとに残念です。
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by foggykaoru | 2014-04-07 22:35 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(6)

いちばん危険なトイレといちばんの星空

石田ゆうすけ著。
「行かずに死ねるか!」に掲載できなかったエピソード集。
「世界でいちばん○○なもの」というくくりで書かれたもの。

いやー
「地雷を踏んだらサヨウナラ」のすぐ後に読んだら、あまりにも能天気でびっくりしちゃいました。
若さに突き動かされて海外に行っちゃったという点で共通してるのに。

これは別に悪口ではないです。
気楽で楽しいのは好きですから。
正直、「地雷を踏んだら」は再読しないだろうと思います。
でも、石田さんの本は、これからもたまに読み直すかも。
忘れかけたころ、半身浴のおともとして。

で、いちばん危険なトイレ。怖いけど笑えます。

石田さんはベトナムがけっこうお気に入り。
あの国の料理が美味しいことは認めます。
でも、ぼったくりタクシーとか、嘘つきツアー会社とかがあるんだよねえ・・・と思ったけど、石田さんはタクシーに乗らないし、現地ツアーも利用しないから、嫌な目に遭ってないのだと思い至りました。

メキシコ料理も美味しいです。
石田さん、アメリカのまずい食事の直後だったせいじゃないですよ。日本から直接行った私が保証します・・・って何を偉そうに(自爆)

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by foggykaoru | 2014-03-25 21:36 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

行かずに死ねるか!

石田ゆうすけ著。副題は「世界9万5000km自転車ひとり旅」
「お前は馬鹿だ」と言われながら脱サラして、7年半かけて自転車で世界一周した記録です。
私はあまり他の人の旅行記は読まないのだけれど、自分が絶対しない旅、できない旅をやった人の本は好んで読みます。高野秀行氏の本とかね。

ひと言で言えば
爽やかです。

7年半を文庫本1冊にまとめてあるので、まさに旅のエッセンス。そぎ落とすのが大変だったとあとがきにある。そりゃそうでしょう。だからこっちは退屈せずに読めるのだけれど。

「お前は馬鹿だ」と言われても、安定した生活を捨てたという点で、高野さんと共通している。高野さんは捨てたというより、最初から背を向けたんだけど。
「馬鹿だと言われてもあきらめきれずにやってしまう」若者は、世の中にある程度はいたほうがいいんじゃないかと思う。それも国の活気の一要素なのだ。でも、もう我が国にはあまりいないんではないか。そもそも若者自体が少ない、ということもあるし、なによりも就職が大変すぎる。やっとの思いで就職したら、もう怖くてやめられないんじゃないのでは・・・? 精神的にも疲弊してしまって、もう旅どころじゃなくなってるのでは。 

7年半も旅してたら、いろいろな出会いがある。
命からがらの目にも遭う。
そしてやりきった果てに待つのは充足感ではない。(充足感もあるだろうけれど)もっと複雑な感情。
「帰ってくる」のだから、最後は既視感いっぱいの世界なのである。
もしも世界の果てに行きっきりだったら、どういうことになるのだろうか・・・なんてことを考えていてイメージするのが、アスランの国に行くリーピチープだったりし、やっぱり何事も基本は「行きて帰りし物語」なんだな、なんて思ってしまう自分自身に苦笑してしまうワタクシでありました。

タイトルの「行かずに死ねるか!」は、あくまでも出発前の気持ち。
旅しているうちにどんどん気持ちが変化していくので、読み終わってみると、このタイトルはかなりずれてしまっています。


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著者石田ゆうすけ氏のブログはこちら
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by foggykaoru | 2014-03-13 21:45 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

旅する胃袋

著者は篠藤ゆりという人。
飽くなき食欲と強靭な胃袋を持っているのだそうだ。
初めての一人旅でインドに行こうと決めたとき、旅の準備として、手始めに実行したのは、「毎日カレーを食べる」ことだった・・・

ということで、彼女の旅のテーマは「食」
すぐに消える食欲と脆弱な胃袋を持った私にはできない旅である。

料理好きの人はいくらでもいる。
その国の料理教室に行ってみる人もいるだろう。
けれど、泊まった宿の人に料理をするところを見せてもらうという人はあまりいないだろう。
そんなふうにして覚えた料理のレシピがついているのもこの本の特徴。

なかなか面白かった。
でも、思っていたよりも地味な本だった。
地味というか、堅いというか。あんまり軽くない。
高野秀行氏が「エンタメ・ノンフィクション」略して「エンタメ・ノンフ」と呼んでいるジャンルとは、微妙に違う感じがする。

私にとって一番印象的だったのは、実は料理ではない。
モロッコでマラケシュからアトラス山脈を越え、サハラのオアシスをいくつか経由してフェズに至るコースを、著者は公共の交通機関で回っている。
私ったら現地ツアーで行くことしか考えてなかった。。。

冬のモロッコでは、夜の寒さと乾燥した空気に耐えることができず、ひどい風邪を引いて帰ってきたのだが、もしも上咽頭炎が治ったら、もう一度チャレンジしてみてもいいかも。

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2014-01-14 21:00 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

あやしい探検隊

副題は『バリ島横恋慕』
椎名誠著。ユーズドでしか買えません。

椎名さんとその友人のバリ島探訪記。
登山あり、キャンプあり、たまに高級ホテルあり、という、私が絶対にしない(できない)旅。
気の合う仲間同士のアウトドアっていいな。

今から20年近く前なので、ウブドもかなりのどかな感じ。
行くのが遅すぎたかもと思ったり。
でも観光客用にある程度しつらえてもらってから行くほうが楽なのは確かなんだよね。
年齢とともにもとから大して無い体力がますます衰えている私には、今のウブドは悪くないです。

メインサイトでバリ島滞在記連載中。


下の写真はウブドのホテルの朝食券とアフタヌーンティー券。
日本人経営のホテルなので、部屋の名前が日本語なんです。「海」とか。
私たちの部屋はMORI、つまり「森」だったんです。

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by foggykaoru | 2014-01-04 10:40 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

スウォッチ

ではなくて

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スロウォッチ。

ここはリュブリャーナ。スロベニアの首都。
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by foggykaoru | 2013-11-15 19:54 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

今になってみると

なぜボツにしたのかわかりません。
リュブリャーナのこの写真。

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観光客相手のレストランが立ち並ぶ通りなので、もろ観光的過ぎると思ったのかな?
それとも日が当たっているところが露出過度だと思ったのかな?
観光客の姿が入ってしまったせいかな?
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by foggykaoru | 2013-11-14 19:41 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

マンホール工事

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スロベニアの首都リュブリャーナにて。
マンホールの蓋を取り替えるだけではダメらしい。

1年以上かかったスロベニア旅行記、ようやく完結です。
よろしければメインサイトへどうぞ。
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by foggykaoru | 2013-11-10 12:08 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)