タグ:旅心 ( 233 ) タグの人気記事

いちばん危険なトイレといちばんの星空

石田ゆうすけ著。
「行かずに死ねるか!」に掲載できなかったエピソード集。
「世界でいちばん○○なもの」というくくりで書かれたもの。

いやー
「地雷を踏んだらサヨウナラ」のすぐ後に読んだら、あまりにも能天気でびっくりしちゃいました。
若さに突き動かされて海外に行っちゃったという点で共通してるのに。

これは別に悪口ではないです。
気楽で楽しいのは好きですから。
正直、「地雷を踏んだら」は再読しないだろうと思います。
でも、石田さんの本は、これからもたまに読み直すかも。
忘れかけたころ、半身浴のおともとして。

で、いちばん危険なトイレ。怖いけど笑えます。

石田さんはベトナムがけっこうお気に入り。
あの国の料理が美味しいことは認めます。
でも、ぼったくりタクシーとか、嘘つきツアー会社とかがあるんだよねえ・・・と思ったけど、石田さんはタクシーに乗らないし、現地ツアーも利用しないから、嫌な目に遭ってないのだと思い至りました。

メキシコ料理も美味しいです。
石田さん、アメリカのまずい食事の直後だったせいじゃないですよ。日本から直接行った私が保証します・・・って何を偉そうに(自爆)

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2014-03-25 21:36 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

行かずに死ねるか!

石田ゆうすけ著。副題は「世界9万5000km自転車ひとり旅」
「お前は馬鹿だ」と言われながら脱サラして、7年半かけて自転車で世界一周した記録です。
私はあまり他の人の旅行記は読まないのだけれど、自分が絶対しない旅、できない旅をやった人の本は好んで読みます。高野秀行氏の本とかね。

ひと言で言えば
爽やかです。

7年半を文庫本1冊にまとめてあるので、まさに旅のエッセンス。そぎ落とすのが大変だったとあとがきにある。そりゃそうでしょう。だからこっちは退屈せずに読めるのだけれど。

「お前は馬鹿だ」と言われても、安定した生活を捨てたという点で、高野さんと共通している。高野さんは捨てたというより、最初から背を向けたんだけど。
「馬鹿だと言われてもあきらめきれずにやってしまう」若者は、世の中にある程度はいたほうがいいんじゃないかと思う。それも国の活気の一要素なのだ。でも、もう我が国にはあまりいないんではないか。そもそも若者自体が少ない、ということもあるし、なによりも就職が大変すぎる。やっとの思いで就職したら、もう怖くてやめられないんじゃないのでは・・・? 精神的にも疲弊してしまって、もう旅どころじゃなくなってるのでは。 

7年半も旅してたら、いろいろな出会いがある。
命からがらの目にも遭う。
そしてやりきった果てに待つのは充足感ではない。(充足感もあるだろうけれど)もっと複雑な感情。
「帰ってくる」のだから、最後は既視感いっぱいの世界なのである。
もしも世界の果てに行きっきりだったら、どういうことになるのだろうか・・・なんてことを考えていてイメージするのが、アスランの国に行くリーピチープだったりし、やっぱり何事も基本は「行きて帰りし物語」なんだな、なんて思ってしまう自分自身に苦笑してしまうワタクシでありました。

タイトルの「行かずに死ねるか!」は、あくまでも出発前の気持ち。
旅しているうちにどんどん気持ちが変化していくので、読み終わってみると、このタイトルはかなりずれてしまっています。


この本に関する情報はこちら

著者石田ゆうすけ氏のブログはこちら
[PR]

by foggykaoru | 2014-03-13 21:45 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

旅する胃袋

著者は篠藤ゆりという人。
飽くなき食欲と強靭な胃袋を持っているのだそうだ。
初めての一人旅でインドに行こうと決めたとき、旅の準備として、手始めに実行したのは、「毎日カレーを食べる」ことだった・・・

ということで、彼女の旅のテーマは「食」
すぐに消える食欲と脆弱な胃袋を持った私にはできない旅である。

料理好きの人はいくらでもいる。
その国の料理教室に行ってみる人もいるだろう。
けれど、泊まった宿の人に料理をするところを見せてもらうという人はあまりいないだろう。
そんなふうにして覚えた料理のレシピがついているのもこの本の特徴。

なかなか面白かった。
でも、思っていたよりも地味な本だった。
地味というか、堅いというか。あんまり軽くない。
高野秀行氏が「エンタメ・ノンフィクション」略して「エンタメ・ノンフ」と呼んでいるジャンルとは、微妙に違う感じがする。

私にとって一番印象的だったのは、実は料理ではない。
モロッコでマラケシュからアトラス山脈を越え、サハラのオアシスをいくつか経由してフェズに至るコースを、著者は公共の交通機関で回っている。
私ったら現地ツアーで行くことしか考えてなかった。。。

冬のモロッコでは、夜の寒さと乾燥した空気に耐えることができず、ひどい風邪を引いて帰ってきたのだが、もしも上咽頭炎が治ったら、もう一度チャレンジしてみてもいいかも。

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2014-01-14 21:00 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

あやしい探検隊

副題は『バリ島横恋慕』
椎名誠著。ユーズドでしか買えません。

椎名さんとその友人のバリ島探訪記。
登山あり、キャンプあり、たまに高級ホテルあり、という、私が絶対にしない(できない)旅。
気の合う仲間同士のアウトドアっていいな。

今から20年近く前なので、ウブドもかなりのどかな感じ。
行くのが遅すぎたかもと思ったり。
でも観光客用にある程度しつらえてもらってから行くほうが楽なのは確かなんだよね。
年齢とともにもとから大して無い体力がますます衰えている私には、今のウブドは悪くないです。

メインサイトでバリ島滞在記連載中。


下の写真はウブドのホテルの朝食券とアフタヌーンティー券。
日本人経営のホテルなので、部屋の名前が日本語なんです。「海」とか。
私たちの部屋はMORI、つまり「森」だったんです。

c0025724_10383299.jpg

[PR]

by foggykaoru | 2014-01-04 10:40 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

スウォッチ

ではなくて

c0025724_19503882.jpg

スロウォッチ。

ここはリュブリャーナ。スロベニアの首都。
[PR]

by foggykaoru | 2013-11-15 19:54 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

今になってみると

なぜボツにしたのかわかりません。
リュブリャーナのこの写真。

c0025724_19374254.jpg


観光客相手のレストランが立ち並ぶ通りなので、もろ観光的過ぎると思ったのかな?
それとも日が当たっているところが露出過度だと思ったのかな?
観光客の姿が入ってしまったせいかな?
[PR]

by foggykaoru | 2013-11-14 19:41 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

マンホール工事

c0025724_1275560.jpg

スロベニアの首都リュブリャーナにて。
マンホールの蓋を取り替えるだけではダメらしい。

1年以上かかったスロベニア旅行記、ようやく完結です。
よろしければメインサイトへどうぞ。
[PR]

by foggykaoru | 2013-11-10 12:08 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(0)

野宿入門

著者のかとうちあきという女性は野宿をこよなく愛する人のための雑誌『野宿野郎』の編集長。
TBSラジオの『安住紳一郎の日曜天国』にゲスト出演していて知った。話し方はごく普通の女性。強烈でもなんでもない。なのに趣味が野宿!と、おったまげたのでした。
すっかり忘れていた彼女のことを思い出したきっかけは、高野秀行氏のブログ。『あたらしい野宿』という新刊書が紹介されていたのです。
で、とりあえず第一作を読んでみることにした。

野宿と言ってもいろいろある。
テント無しで寝袋だけで寝るタイプの野宿だったら、そんなに目をむくことではない。
だって古くは1930年ごろ、英国のとある児童文学作品の中にそういう描写があるくらいだから。
10歳前後の子供たち4人が、登山の途中で野宿する。

で、この本は、題名どおり、野宿をやってみようかという人のための本
・・・というより、ひたすら野宿にいざなう本。啓蒙書(笑)
ユーモア満点で非常に面白い。
だまされたと思って読んでみて。 
特にランサマイト必読?!

私の琴線に触れた部分のご紹介。

わたしたちは野宿をすることで、それまでまったく接点のなかったそこかしこの場所を、いっときだけ自分のとても身近なもの(=我が家)として惹きつけている。
野宿をすることによって、その場所を、より自分に近しいものにすることができるのです。
(中略)
だから、たとえ旅行中、家のようなところ(無人駅とか)で行う野宿を理想としたとしても、それがイコール、家で寝ればいいのだ、ということには、けっしてならないように思うのです。

私はホテルにチェックインすると、(翌日の出発がよほど早くない限り)荷物を広げます。洗面用具をバスルームにセットし、クローゼットに服をしまい、小物を引き出しにしまいます。引き出しがたくさんあれば、「ここは下着」「ここは薬」とわかりやすく分けてしまいます。
バッグに入れっぱなしでガサガサやっていては、いつまでたってもその部屋は「我が家」にならない。
でも、たとえホテルの部屋が我が家のように思えたとしても、それがイコール、旅しなくていいのだ、ということには、けっしてならないのです。


もしも油壷のヨットクラブで泊まりのイベントがあったら、野宿を体験する絶好のチャンスになるかも・・・なあんて、ほーーーんのちょっぴり思っている私であります。


この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2013-11-08 21:51 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

未来国家ブータン

高野本。ハードカバーを購入(←いばってどうする)

かなり長く続いた『ソマリランド』の余韻。
この本を読んだときに、ようやくそれが薄くなっていたのかもしれない。
あるいは、この本がそれに負けないほど面白かったのかもしれない。
とにかく非常に楽しめました。

なによりもまず、ブータン旅行の目的がいい。
ネタバレになるから詳しく書かないけれど、本来、というか、表向きは非常に真面目な目的がある。
でも、高野さんが本当にやりたいのは、それとは別。世間一般の常識から言ったら不真面目・不謹慎。
で、高野さんは、真面目なミッションをこなしつつ、不真面目(でも本気)な探索を試みる。
この二つのバランスというか、ミックスがいいのです。こういう本は高野さん以外には書けない。

結果的には、ブータンという国のありようが描き出されます。
二つの目的が達成されたかどうかはおいといて。

高野さんという人は知的だなとしみじみ思います。
視野が広いのは世界旅しているから? いやいやいや。旅したって大して広くならない人もいる。
でも彼の場合、旅の経験が糧になっているのは確かです。

お父上は高校の先生だったそうですが、高野さんもいい先生になれただろうと思います。あ、これは『ソマリランド』のときにも思ったんだっけ。

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2013-10-28 20:28 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

世にも奇妙なマラソン大会

見放題だと思うとついつい『あまちゃん』を観直してしまい、更新どころじゃなくなりまして。ほんとうは綾野剛くんが出演した『カーネーション』も観てみたいのですが、必死に我慢してます。
NHKオンデマンド、退会するべきかも。

この本読んだの、1か月近く前です。印象薄くなってるので、感想文も薄いです。ごめん。

時系列としては『腰痛探検家』の悪戦苦闘のあと。
そんなにあとではなさそうなのに、衝動的にマラソン大会に参加しちゃうなんて。
しかも灼熱のサハラ砂漠で。
フルマラソン経験ゼロなのに。

ありえない。

フツーの人だったらやらないって。

そこをやっちゃうところが高野さんです。
だから本が書ける(笑)

マラソン大会だけでは1冊分にならなかったようで、後半は高野さんが体験した奇妙な出来事を綴った短編集となっている。
ブルガリアの体験とか・・・あれだけ旅してるのに、鈍すぎでしょう!!

高野本としてはまあまあねというレベル。
っていうか、『ソマリランド』の余韻が強すぎて。

この本に関する情報はこちら
[PR]

by foggykaoru | 2013-10-20 17:17 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)