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ダダダダ菜園記

シルバー世代による、家庭菜園の記録
・・・ということになるんでしょう。
著者は伊藤礼。
はて、この名前は?と思って検索してみたら、伊藤整の息子でありました。
解説が宮田珠己というところにひかれて新刊を購入。
あと、こんな私でも、もしかすると老後の楽しみは庭いじり、になったりするんだろうか?と最近思ったりするもので。

で、この本。
「ダダダダ」というのは著者が買った耕運機の音。
この人は、何かの種をまく前に、勉強したり調べたりすることがなく、100パーセント行きあたりばったり。
思わぬ成り行きに慌てふためいたり、気分が乗らなかったら畑が荒れるに任せたり。
都内の庭先でちょこちょこ野菜を作るだけなんだから、そういう行き方もアリなんでしょう。
驚くべきなのは、この本の行きあたりばったり加減。
どんどんどんどんどんどんどんどん脱線します。

まあまあ面白かったですよ。
でも、まあまあでした。
ちょうど宮田珠己とおんなじぐらいの面白さ。
なんだかすごく納得してしまいました(苦笑)
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by foggykaoru | 2016-06-29 21:41 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

のんびり行こうぜ

野田知佑著。古本屋で購入。なんと平成2年刊。

野田さんの、カヌー&釣り三昧の暮らしが淡々と綴られている。
電車でちょこちょこ読むのには最適、、、
ではあったけれど、実は淡々としすぎていて、積極的に読もうという気分になかなかならず(苦笑)
だから読み終えるのにけっこう時間がかかりました。

自然の河川をコンクリートでかためてしまう日本の行政を批判しています。
野田さんが釣りあげた魚を食べると、「残酷だ」というような声があがるけれど、食べるために釣るぐらいだったら魚は減らない、それよりも護岸工事のほうがよっぽど多くの魚を殺している、と。
この本が書かれて20年以上。今の状況はもっと悪いのだろう。

あと、キャッチ&リリースというのは、実はとても残酷なんだそうです。
魚は釣り針で怪我をするわけで、その傷口から細菌が入り、長いこと苦しんだあげく、死んでいくんだそうで。

友人である椎名誠と、その息子さんの岳くんがよく登場します。

というわけで、今まで図書館や本屋で見かけても、あまり食指が動かなかった「岳物語」に、ちょっと興味が湧いてきました。
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by foggykaoru | 2016-05-11 22:05 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

ピンチ!

使いにくくてしょうがなかったWindows8。
ようやく慣れたら、10が出て、「アップデートしましょう」とさかんに薦めてくる。
で、やってみたんです。アップデート。

そしたら・・・
htmlソースの編集ができなくなっちゃったのです。

今までだったら、
htmlファイルをクリックして開く
→その画面上で右クリック
→「ソースの表示」を選択
→メモ帳のソースが出てくる
→メモ帳を編集
→上書き保存

ところが、Windows10でできるのは、ソースを「見る」だけ。
編集ができない。
(Edgeとかいうものに変わったせいらしい・・・)

最近更新をさぼり気味ではありますが、17年も続けてきたメインサイトが、こんなことで続けられなくなるのは不本意です。
詳しい方がいらしたら、教えてください。
もしかしたら、Windows8に戻すしかないのかしら。。。
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by foggykaoru | 2016-05-04 20:53 | Trackback | Comments(2)

負けるのは美しく

集英社文庫。古本屋で購入。

読書家として知られた俳優・児玉清のエッセイ集。
自らの俳優人生が中心。
最終章は若くして逝った娘について割かれている。
映画俳優としてはいま一つだった児玉氏なので、タイトルどおり「負けた(=思うようにならなかった)」エピソードが多いのだけれど、読んでる分には楽しめます。
どのくらい楽しめたかと言うと、一篇が長くないから、ちょこちょこ読もうと思って読み始めたのだが、一気に読んでしまった、というくらい。

ずっと昔、テレビドラマで彼がフランス語の通訳を演じていて、そのフランス語に感心したことを覚えている。
仏文学者・篠沢秀夫の学友で、一緒に語劇をやっていたということを知っていたので、「さすが仏文科卒!」と思ったのだが、後になって実は独文科出身だと知り、驚いたものだった。
語学のセンスが相当あるんだろうなと思った。
家庭の事情がなかったら、絶対に独文学者になっていた人なのだろう。
というわけで(?)、解説は独文学者の池内紀。
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by foggykaoru | 2016-04-15 22:39 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

ポケットに外国語を

ちくま文庫。
黒田龍之介のエッセイ集。

この人の本を読むのは久しぶり。
読んでみて、やっぱりいいなあと思った。

特に巻末の「ことばへの異常な愛情」と題するエッセイが素晴らしい。
万人向けではないでしょうけれど、私は非常に感動しました。
黒田さんは、とにかく個々の言語に実際に触れて、学ぶことが好き。
このあたりの感覚が、私にはツボです。

私も「ことば好き」
だけど、ぜんぜんレベルが違う。
もしも毎日5時に仕事が終わるのなら、新たな外国語を勉強するのだけれど(←仮定法。現実に反する仮定)
でも、今の仕事量では、体力的に語学学校に通うのは無理だし
・・・って、最初から独学を放棄しているあたりが、ダメ。ぜーんぜんダメ。

その上、私は純粋じゃない。
「この言語を学んで、もとがとれるだろうか? 使う機会がどれほどあるだろうか?」という邪心がある。
だから、英語一辺倒の現代の一般日本人と、メンタリティーにおいて大差が無い。

私にとって、黒田さんは、高野秀行さんと同列の存在なのだなあとしみじみ思う。
自分にはとうていできないけれど憧れていることを、代わりにやってくれる。

なので、高野さんの本と同様、黒田さんの本は、必ず新刊で買うことにしてます。
実入りの少ないジャンルで頑張っているお二人に、ちゃんと印税が入るように。

黒田さんは、大学に見切りをつけて退職してしまったのだけれど、本当は彼のような人にこそ、大学で教えてもらいたいところです。
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by foggykaoru | 2016-04-12 20:21 | バベルの塔 | Trackback | Comments(0)

世界史で学べ!地政学

祥伝社刊。
著者の茂木誠という人は★台予備校の世界史の講師だそうな。
たまに観るBS4の「久米書店」で、この人の別の本を紹介していて興味を抱いたのだが、熱帯雨林のレビューでは、その本よりもこちらのほうが評判がよかったので。

「もう熱帯雨林では買わない」と言ったくせに!
とお思いでしょうかね。
でもね、この本を熱帯雨林で「ぽちっとな」したのは、前項の「書店ガール」を読む前なのです。。。(←苦しい言い訳)

で、せっかくこの本を読んだのに、地政学って何?という問いに、きちんと説明できない私です。
えーと、、、なんというか、各国のエゴのぶつかりあいを学問化した感じ? 
昔からのわかりやすい例としては、ロシアは不凍港を求めて南下したがる、とか。

良い本だと思います。
非常に読みやすいし、読むと、世界で起こっていることが、読む前よりはわかるようになる。

たとえば、
サダム・フセインなど、ちょっと前の中東の独裁者は親ソ的だったから、宗教色が薄かったんですって。
でもそのあたりが、どんどん倒されちゃったから、イスラム原理主義がのさばり始めちゃったみたい。
あと、日本は適度にロシアと仲良くするべきらしい。
中国が南の海に出張っていこうとするのをとどめるには、北からロシアに圧迫してもらうのが有効なんですと。

以上のようなことを、既に知っている人は読まなくてもいいかも。
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by foggykaoru | 2016-04-06 19:20 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(0)

他諺の空似

米原万里さんの遺作だそうだ。
副題は「ことわざ人類学」
「他諺」は「たげん」と読むそうな。

同じような意味を持つ、世界中の諺を紹介している。
興味深いけれど、その量があまりにも多くてゲップが出そう。
各項目の「つかみ」は、色っぽい話が多くて、そこだけはさっさと読めたんだけどね(苦笑)
忘れたころになってほんのちょっぴり読み進む、という感じで、読み終えるのに3か月ぐらいかかってしまった。

この本が書かれた当時の小泉政権をビシビシ批判している。
でも、今の政治ってあの頃どころの騒ぎじゃないかも・・・
と、暗澹とした気分になってしまって、それがなかなか読み進むことができなかった、もう一つの理由。

裏表紙の紹介文にあるように、まさに米原ワールド炸裂!
悪いのは、受け止めきれなかった私です。

ユーズドでしか入手できません。
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by foggykaoru | 2016-02-18 21:49 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

新たな断捨離

昨年来、身辺の断捨離を進めているのですが、ようやくメインサイトの断捨離を決行しました。

まずトップページを変更。
画像はこのブログと共通のものを採用しました。

残したコンテンツは「えせバックパッカーの旅日記」「児童文学の旅」「旅のアルバム」、そして「海外語学研修」。
要するに、文責がわたし、あるいは相棒・ふゆきのものだけです。
「海外~」の私の記事は非常に古いので、削除しようかとも思ったのですが、せっかくふゆきのロシア留学記があるので残しました。

1999年のサイト公開から数年間は、掲示板に遊びにきて情報を寄せてくださる方が多く、その情報をアップすると喜んでいただけるという状況でした。
でも近年はネット上の交流がツイッターやFacebookになり、誰もが思いつくままつぶやき、それが流れて消え去っていく(実際は消えないのですが、まとまった情報としては見つけにくくなる)という状況です。
そもそもHPとかサイトというものを知らずにネットをしている若者も多いようで、ここ2、3年、「旅とらトラ」のアクセス数は激減しています。
最盛期の10分の1くらい。

今や個人のHPは、「きちんとした記録を残して公開したい」という一部のマニアック?な人間専用のものとなっています。
そして、私はそのタイプの人間なのです。
だからサイトは続けます。自分の自己満足のために。

「自己紹介」「サイトについて」「リンク集」は残してあります。

今回は「リンク集」に手を入れました。

個人サイトのほとんどが更新されていませんが、それでも存在していることを確認すると、ちょっとほっとします。
ほとんど交流が無いのに「相互リンクしてくれ」と言ってきたサイトがなくなっていると、「あのときはあんなにガツガツしてたくせに」と思ったり。
でも、交流が深かったサイトがなくなっていると、正直、とても寂しいです。
たとえばももじろうさんの「英国ファンのぺージ」とか。

なにより「やばい」と思ったのは、HPの素材を無料配布してくれるサイトが激減していること。
めぼしいものを今のうちにPCに取り込んでおいたほうがいいかも・・・

掲示板は休止しました。
新規コメントはできませんが、今までの皆様のコメントをご覧になることはできます。

皆様との交流はこのブログで続けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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by foggykaoru | 2016-01-23 07:59 | 告知 | Trackback | Comments(8)

高野秀行さんがこんなところに!

雑誌の話題が続きますが・・・

ダ・ヴィンチ2月号に高野さんが登場。
対談です。
相手はなんとオードリー春日!

いよいよメジャーの仲間入り?

高野さんがメジャーになるのは嬉しい。
しかも、旅の資金を稼げるわけだし。(特にソマリランドはお金がかかる)
でも、時間が足りなくなるのでは、、とちょっぴり心配。
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by foggykaoru | 2016-01-12 21:57 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)

赤めだか

年末のテレビ番組の中で、唯一「観るぞ」と思って観たのが、ドラマ「赤めだか」。

すごいキャスティング。
特にたけし演ずる談志。見ごたえありました。
私はテレビは「録画してまでは観ない」というポリシーなのですが、このドラマはもう1度観たいです。

で、原作本を買って読んだわけで。

ドラマを観ていないほうが面白かっただろうと思います。


実は著者の立川談春に会ったことがあります。
今思えば彼が二つ目になって間もない頃かと。
場所は友人宅。
友人のダーリンが外国人でして、ホームパーティーをちょくちょく開いていたんです。
彼女に「この人、落語家なのよ」と紹介されました。
「あの」談志の弟子と聞いて興味深々。
落語業界の話をちょこっと聞かせてもらったりして。
師匠について「破天荒に見えるけど、やばいことには絶対手を出さない人」と言っていたなあ。
その後ずっと、身内的な気分で彼の出世を喜んでいました。
落語を聞きに行ったわけでもないし、この本も読んでなかったんだけど。
(「下町ロケット」は観ました。)

この本に関する情報はこちら
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by foggykaoru | 2015-12-30 22:49 | エッセイ | Trackback | Comments(4)