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喧嘩両成敗の誕生

著者は清水克之。高野秀行さんとの対談でその名を知った、日本史の専門家。

彼が初めて書いた一般人向けの本で、かなり話題になったそうで。
たまには日本史の本を読むか、と思って読んでみました。

いやーーー
読み終えるのが大変でした。
面倒くさくなって、途中で軽いエッセイ集2冊に浮気しました(苦笑)

つまらないわけじゃない。面白いんですよ。
同じ日本人だからと言って、何百年も前なんだから、今の日本人とメンタリティーが違っていて当然。
荒っぽいし、名誉を傷つけられたら我慢できずに手を出す。
ちょっとした小競り合いが、とんでもない大騒動に発展したり。

大昔を舞台にした小説や伝説(指輪物語とか)を思い出して、なるほどね、と思った。
読み物の場合、現代との感覚の違いを説明することができるし、読者も時間をかけてなじんでいくことができる。
でも、それを映画化するときには、現代感覚に変えてしまうことが多い。映像で描くのが難しいから。

日本史が好きな人には超お薦めなのではないかと思う。
でも、本質的に日本史に大して興味がない(ごめん!)私には、興味深かったけど、ちょいと長すぎました。正直なところ、3分の2でよかったよ。

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by foggykaoru | 2015-12-26 20:10 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(0)

やっちまった

古本屋で買ってすいすい読んだエッセイ集。
このネタはどこかできいたことがあるなあなどと思いつつ。

読み終わって
はっ
もしかして・・・!!

このブログを検索したら・・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
読んだことのある本だった。

それはこの本
しかも、なんとなく記憶に残っていたネタは、自分で書きとめてあった!

本を読んだら霧のように忘れてしまう私です(泣)
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by foggykaoru | 2015-12-16 21:20 | Trackback | Comments(2)

世界の辺境とハードボイルド室町時代

誰ですかこんなタイトルつけたのは。
村上春樹のパクリじゃないですか。

「書泉グランデ」の「旅行フロア」に行き、「テツ」度の高さに圧倒されながらも「秘境駅に行こう!」なんて本を買ってしまった私ですが、その次に行った「冒険フロア」ではもっと目をむくことになりました。
なんとそこは「軍ヲタ」の世界だったからです・・・

気を取り直して、片隅の「冒険本」の書棚を物色して見つけたのがこの本。

高野秀行氏がらみの本です。
「~がらみ」というのは、彼の「著作」ではないから。
高野氏と、清水克之という人の対談集なのです。

歴史好きと言っても西洋史偏向の私はちっとも知らなかったのですが、この清水氏、室町時代の専門家で、最近話題になった本の著者だそうで。
畑違いのこの2人の出会いのきっかけが面白い。
2人の著作を読んだ人の「ソマリア人と室町時代の日本人が似ている」というツイートなんだそうで。
やっぱりネットってすごいのね。

異種格闘技?!の趣があります。
闘ってるわけじゃなくて、むしろ仲良く盛り上がっているんですが。
ものすごく面白いです。
読み終えたのが10日くらい前なので、すっかり忘れてます(←いつもこれだ)
その後も時々ぱらぱら読み返して、そのたびに「へええ」「ほうほう」と感心してます。
ピストルはちょうど刀みたいなものだ、とかね。
「ふむふむ」と思ったあなた!
絶対にあなたが考えた程度のことじゃありませんよ!!

高野ファンよりもはるかに多いであろう、普通の「歴史マニア」がこの本を読んで、高野氏に興味を持ってもらえたらいいなと、高野ファンの私は心から思います。

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by foggykaoru | 2015-12-11 19:57 | 西洋以外の歴史 | Trackback | Comments(2)

散歩とカツ丼

日本エッセイスト・クラブ編の「'10年版ベスト・エッセイ集」

いろんな人のエッセイが読めるから、新たなお気に入りエッセイストを発掘できるかと思って読んでみたのだけれど、大したことなかった。
飽きちゃった。
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by foggykaoru | 2015-11-01 21:13 | エッセイ | Trackback | Comments(4)

中央線なヒト

いっとき話題になった「中央線の呪い」という本の第二弾。
著者の三善里沙子という人によって「中央線は発見された」と言われているらしい。。。

「~呪い」のほうはまともに読んでないけれど、なんとなく内容は知っている(つもり)

中央線で長年暮らした人による、一種の自虐ネタ。
ものすごくざっくり言うと、「中央線はダサい」という話。

でも、(東急を除く)私鉄沿線住民(←私のことだ)にとっては、中央線は都会の象徴なんだけどね。

中央線にずっと憧れ続けて何十年、、、の私だが、中央線に乗ることはしょっちゅうある。
この本もそんな折り、吉祥寺の古本屋で購入し、帰りの中央線の車中で読んだ。
とても楽しく読めた。
中央線の車内というシチュエーションもよかったんだろう。

10年前の刊行のこの本に載っている、多くの店は、きっともう無いのだろう。
チェーン店ばかりになりつつある昨今、経営者の個性あふれる店はどんどん減っている。
行くんだったら急がなくちゃならない。


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by foggykaoru | 2015-10-12 08:24 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

国境のない生き方

副題は「私をつくった本と旅」
著者はヤマザキマリ。
マンガではない。口述筆記なのかな?

この人のマンガでない本の中では、今まで読んだ中ではいちばん面白い。

子供の頃、「暮らしの手帖」を愛読していた、というのは私と同じ。
私はただ読んだだけだけど、ヤマザキさんは「暮らしの手帖」を通していろいろ学んだんだなあと感心する。

それ以外の本はほとんどかぶっていない。
なかなかハードなものをたくさん熟読したんだなあとさらに感心する。

読んでみたくなったのは「千夜一夜物語」、そして三島由紀夫の「天人五衰」です。(「豊饒の海」の最終巻(第四巻)だから、四冊読まなくちゃならない)

しみじみ思うのだけれど、「蛙の子は蛙」。
お母さんがぶっとんでる。
「ローマは一日にして成らず」なんだよね。



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by foggykaoru | 2015-08-26 20:07 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

はい、泳げません

高橋秀実著。
泳げない著者が、水泳を習うお話。

私だって大して泳げないけれど、
いやー 水が怖い人ってそうなんだー 
とびっくりさせてくれるところがたくさん。

水の中って、全く違う世界だからこそ、素敵だと思うのに。

コーチは手を変え品を変え、教えてくれる。
でも著者は、そのいちいちにひっかかる。とにかく理屈っぽいのです。

たまにうまくできると、「できた!」という嬉しくなる。
その嬉しさを噛みしめるために、立ち上がる。
それを見たコーチ、「なんでそこで立つかなあ」とため息をつく。

という感じの本。面白いです。

ほんとに、なんでそこで立つかなあ・・・

それにしても、著者は東京外語大卒なんですね。ふーん。

というのは、いちいち理屈でひっかかるのは、語学上達には損なタイプだから。少なくとも、初級の頃は、言われたことを素直に覚えるしかない。
私は世間一般の平均よりも、多くの外国語をかじっているので、外国語を学ぼうとして語学学校に集ってきた人にも比較的多く出会っている。
その私の経験から言うと、外国語習得、少なくとも初歩レベルの習得に関しては、女性のほうが男性よりも向いている。(あくまでも一般論)
男性はどうでもいいところでひっかかる。(あくまでも一般論) 理屈っぽい。
理屈でひっかかっても意味無いのに。なにしろ「ネイティブがそう言っているから」で終わりなんだから。
上級レベルになったら、理屈っぽさは逆にプラスになるんですけどね。

だから著者は語学向きじゃないな、と思ったのです。(でも男性としては普通だということ)


高野秀行の「腰痛探検家」に通じるところがあって、著者の「弱くても勝てます」に迫る面白さです。
でも、紙媒体の本は、ユーズドでしか入手できないんですね。
Kindle版は440円ですって。
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by foggykaoru | 2015-06-24 21:40 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

トラウマの国

高橋秀実のルポ、と言うべきなのかな?
ルポの短編集というのも変だが、そんな感じ。
1篇は20ページ足らず。さらさら読めます。
で、読んで早1週間以上。もう全部忘れてる(涙)

いや、一つだけ覚えていた。
この本が書かれたのが「ゆとり教育」の時代で、それをテーマにしている1篇もあるということ。
一番できない子に合わせるから、ほとんどの子供が授業中、退屈し切っている、という様子が描かれてました。
妙に懐かしさを感じつつ読みました。
ほんとにあれはどーしよーもないものだった。

この本はユーズドでしか買えません。
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by foggykaoru | 2015-06-09 21:03 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

名著講義

藤原正彦がお茶の水女子大で担当していた「読書ゼミ」の再現本。
熱帯雨林のレビューで絶賛されているほどではなかったけれど、かなり面白く読めました。
こういう授業、受けてみたかったな。
と思いつつも、もしも私がお茶大の学生だったとしても、この授業は登録しなかっただろうとも思います。
人気があって抽選に当たらないと受けられない授業なんて、めんどくさがって最初から希望しない学生だったので。


ただ、現在の私にとっては、「日本はマスコミで喧伝されているような、恥ずかしい歴史を持った国ではなく、過去の日本や日本人にはいろいろ素晴らしいところがあった」ということは、別に目新しいことではない。

そういう目を最初に見開かせてくれたのは、1989年の夏、フランス短期留学。
タイの留学生と知り合ったのです。
ああ、自分はこっち側なんだと思った。
それまでは欧米がすべてにおいて日本に優れていると思い、欧米に自分を合わせなければならないような気がしていた。
でも、無理をしていたんだ。
タイの人と一緒にいるほうがずっと気持ちが楽だ。
彼らが王室を素直に尊敬していることに驚嘆し、うらやましく思った。
「戦前の日本人はこんなだったんじゃないか」
「戦争が日本と日本人の美風をぶち壊したのかも」

そうこうしているうちに、ラフカディオ・ハーンが日本の素晴らしさを見出して、深く愛した、というようなことをテレビドラマで知りました。(ハーン役はジョージ・チャキリスだったっけ)

そして、1996年(だったかな?)に行ったミャンマー。
ほれ込みました。
「タイの人々が戦前の日本人だとしたら、ここの人々はハーンが出会った江戸末期から明治初期の日本人なのかも」


話は戻って
藤原教授の課題図書のうち、読んだことがあるのはキャサリン・サンソムの「東京に暮す」のみ。
この本、なんとなく捨てがたくて、断捨離してません。
この際、読み直してみようかな。

あと、内村鑑三の「代表的日本人」と宮本常一という人の「忘れられた日本人」を読んでみたくなった。
それと「福翁自伝」ね。すごく面白そう。


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by foggykaoru | 2015-04-08 20:10 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(0)

家族の悪知恵

副題は「身もフタもないけど役に立つ49のヒント」
サイバラの人生相談、第二弾です。
第一弾に劣らず面白い。

「夫が亡くなって気落ちしてどうしようもない」
という人には
「死んだのが子どもでなくて亭主だったことをラッキーと思え」
とか。

私にとってビックリだったのは、鴨ちゃんを看取ったあと、サイバラが得た彼氏が美容整形外科医の高須センセイだったということ。
知らなかった~

一番面白いのは、巻末の「母子座談会」
サイバラの息子さんと娘さんが登場。
いい子たちだ~ 
ちゃんと愛情を受けて育つとこうなる、という見本。
サイバラ偉いじゃん。

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by foggykaoru | 2015-03-29 10:33 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(4)