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散歩とカツ丼

日本エッセイスト・クラブ編の「'10年版ベスト・エッセイ集」

いろんな人のエッセイが読めるから、新たなお気に入りエッセイストを発掘できるかと思って読んでみたのだけれど、大したことなかった。
飽きちゃった。
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by foggykaoru | 2015-11-01 21:13 | エッセイ | Trackback | Comments(4)

中央線なヒト

いっとき話題になった「中央線の呪い」という本の第二弾。
著者の三善里沙子という人によって「中央線は発見された」と言われているらしい。。。

「~呪い」のほうはまともに読んでないけれど、なんとなく内容は知っている(つもり)

中央線で長年暮らした人による、一種の自虐ネタ。
ものすごくざっくり言うと、「中央線はダサい」という話。

でも、(東急を除く)私鉄沿線住民(←私のことだ)にとっては、中央線は都会の象徴なんだけどね。

中央線にずっと憧れ続けて何十年、、、の私だが、中央線に乗ることはしょっちゅうある。
この本もそんな折り、吉祥寺の古本屋で購入し、帰りの中央線の車中で読んだ。
とても楽しく読めた。
中央線の車内というシチュエーションもよかったんだろう。

10年前の刊行のこの本に載っている、多くの店は、きっともう無いのだろう。
チェーン店ばかりになりつつある昨今、経営者の個性あふれる店はどんどん減っている。
行くんだったら急がなくちゃならない。


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by foggykaoru | 2015-10-12 08:24 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

国境のない生き方

副題は「私をつくった本と旅」
著者はヤマザキマリ。
マンガではない。口述筆記なのかな?

この人のマンガでない本の中では、今まで読んだ中ではいちばん面白い。

子供の頃、「暮らしの手帖」を愛読していた、というのは私と同じ。
私はただ読んだだけだけど、ヤマザキさんは「暮らしの手帖」を通していろいろ学んだんだなあと感心する。

それ以外の本はほとんどかぶっていない。
なかなかハードなものをたくさん熟読したんだなあとさらに感心する。

読んでみたくなったのは「千夜一夜物語」、そして三島由紀夫の「天人五衰」です。(「豊饒の海」の最終巻(第四巻)だから、四冊読まなくちゃならない)

しみじみ思うのだけれど、「蛙の子は蛙」。
お母さんがぶっとんでる。
「ローマは一日にして成らず」なんだよね。



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by foggykaoru | 2015-08-26 20:07 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

はい、泳げません

高橋秀実著。
泳げない著者が、水泳を習うお話。

私だって大して泳げないけれど、
いやー 水が怖い人ってそうなんだー 
とびっくりさせてくれるところがたくさん。

水の中って、全く違う世界だからこそ、素敵だと思うのに。

コーチは手を変え品を変え、教えてくれる。
でも著者は、そのいちいちにひっかかる。とにかく理屈っぽいのです。

たまにうまくできると、「できた!」という嬉しくなる。
その嬉しさを噛みしめるために、立ち上がる。
それを見たコーチ、「なんでそこで立つかなあ」とため息をつく。

という感じの本。面白いです。

ほんとに、なんでそこで立つかなあ・・・

それにしても、著者は東京外語大卒なんですね。ふーん。

というのは、いちいち理屈でひっかかるのは、語学上達には損なタイプだから。少なくとも、初級の頃は、言われたことを素直に覚えるしかない。
私は世間一般の平均よりも、多くの外国語をかじっているので、外国語を学ぼうとして語学学校に集ってきた人にも比較的多く出会っている。
その私の経験から言うと、外国語習得、少なくとも初歩レベルの習得に関しては、女性のほうが男性よりも向いている。(あくまでも一般論)
男性はどうでもいいところでひっかかる。(あくまでも一般論) 理屈っぽい。
理屈でひっかかっても意味無いのに。なにしろ「ネイティブがそう言っているから」で終わりなんだから。
上級レベルになったら、理屈っぽさは逆にプラスになるんですけどね。

だから著者は語学向きじゃないな、と思ったのです。(でも男性としては普通だということ)


高野秀行の「腰痛探検家」に通じるところがあって、著者の「弱くても勝てます」に迫る面白さです。
でも、紙媒体の本は、ユーズドでしか入手できないんですね。
Kindle版は440円ですって。
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by foggykaoru | 2015-06-24 21:40 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

トラウマの国

高橋秀実のルポ、と言うべきなのかな?
ルポの短編集というのも変だが、そんな感じ。
1篇は20ページ足らず。さらさら読めます。
で、読んで早1週間以上。もう全部忘れてる(涙)

いや、一つだけ覚えていた。
この本が書かれたのが「ゆとり教育」の時代で、それをテーマにしている1篇もあるということ。
一番できない子に合わせるから、ほとんどの子供が授業中、退屈し切っている、という様子が描かれてました。
妙に懐かしさを感じつつ読みました。
ほんとにあれはどーしよーもないものだった。

この本はユーズドでしか買えません。
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by foggykaoru | 2015-06-09 21:03 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

名著講義

藤原正彦がお茶の水女子大で担当していた「読書ゼミ」の再現本。
熱帯雨林のレビューで絶賛されているほどではなかったけれど、かなり面白く読めました。
こういう授業、受けてみたかったな。
と思いつつも、もしも私がお茶大の学生だったとしても、この授業は登録しなかっただろうとも思います。
人気があって抽選に当たらないと受けられない授業なんて、めんどくさがって最初から希望しない学生だったので。


ただ、現在の私にとっては、「日本はマスコミで喧伝されているような、恥ずかしい歴史を持った国ではなく、過去の日本や日本人にはいろいろ素晴らしいところがあった」ということは、別に目新しいことではない。

そういう目を最初に見開かせてくれたのは、1989年の夏、フランス短期留学。
タイの留学生と知り合ったのです。
ああ、自分はこっち側なんだと思った。
それまでは欧米がすべてにおいて日本に優れていると思い、欧米に自分を合わせなければならないような気がしていた。
でも、無理をしていたんだ。
タイの人と一緒にいるほうがずっと気持ちが楽だ。
彼らが王室を素直に尊敬していることに驚嘆し、うらやましく思った。
「戦前の日本人はこんなだったんじゃないか」
「戦争が日本と日本人の美風をぶち壊したのかも」

そうこうしているうちに、ラフカディオ・ハーンが日本の素晴らしさを見出して、深く愛した、というようなことをテレビドラマで知りました。(ハーン役はジョージ・チャキリスだったっけ)

そして、1996年(だったかな?)に行ったミャンマー。
ほれ込みました。
「タイの人々が戦前の日本人だとしたら、ここの人々はハーンが出会った江戸末期から明治初期の日本人なのかも」


話は戻って
藤原教授の課題図書のうち、読んだことがあるのはキャサリン・サンソムの「東京に暮す」のみ。
この本、なんとなく捨てがたくて、断捨離してません。
この際、読み直してみようかな。

あと、内村鑑三の「代表的日本人」と宮本常一という人の「忘れられた日本人」を読んでみたくなった。
それと「福翁自伝」ね。すごく面白そう。


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by foggykaoru | 2015-04-08 20:10 | 日本の歴史 | Trackback | Comments(0)

家族の悪知恵

副題は「身もフタもないけど役に立つ49のヒント」
サイバラの人生相談、第二弾です。
第一弾に劣らず面白い。

「夫が亡くなって気落ちしてどうしようもない」
という人には
「死んだのが子どもでなくて亭主だったことをラッキーと思え」
とか。

私にとってビックリだったのは、鴨ちゃんを看取ったあと、サイバラが得た彼氏が美容整形外科医の高須センセイだったということ。
知らなかった~

一番面白いのは、巻末の「母子座談会」
サイバラの息子さんと娘さんが登場。
いい子たちだ~ 
ちゃんと愛情を受けて育つとこうなる、という見本。
サイバラ偉いじゃん。

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by foggykaoru | 2015-03-29 10:33 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(4)

生きる悪知恵

西原理恵子による人生相談。
副題は「正しくないけど役に立つ60のヒント」

正しくない・・・のかな?
確かに正統派ではない。
でもけっこう正しいような。

「こういう嘘をつけ」みたいなアドバイスもあるけれど、「嘘も方便」というのは大人相手の人生相談にはあって当然。

この人生相談ほどの新鮮さは無いのだけれど、実際的。
修羅場を生き抜いてきたサイバラの至言が満ち満ちている。

悩む人というのは暇があるんじゃないかなんて思ったりもする。
怒涛の人生を送っていたら、悩む暇もない。

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今、「高齢者問題」という微妙な悩み(深刻というほどでもない)を抱えていて、それをあれこれ考える暇がある私であります。
ブログもメインサイトも放置プレイになり気味なのはそのせい。
まだうまく文章化できないんだけど。まあそのうちに。
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by foggykaoru | 2015-03-02 21:33 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(4)

生半可な学者

著者の柴田元幸という人はアメリカ文学者・翻訳家だそうで。
Wikiを見たら村上春樹が初めて翻訳を手がけたときにバックアップした5人の翻訳家のひとり、なのだそうで。へえええ。

「エッセイ賞受賞」と書いてあったから読んだ。私はけっこうこういう賞をあてにしてます。特にエッセイに関して。

で、期待どおり面白かった。
ここんとこ、ちょっと「ハズレ」気味の本ばかりだったので、久しぶりに面白い本を読めてやれやれでした。

ただし、当然のことながら英語ネタが多いので、少なくとも英語が嫌いでない人でないと楽しめないでしょう。
1960年代のアメリカに興味がある人は、私以上に楽しめることでしょう。

あと、1つのエッセイが短い。4~5ページぐらい。
短いエッセイを続けて読むと味わいが薄れるので、電車に乗るたびに1つずつ読みましょう。
私がそうしました。そしたら、かなりもちました(苦笑)

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by foggykaoru | 2015-01-21 19:26 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

綾とりで天の川

丸谷才一のエッセイ集。ユーズドでしか入手できません。
彼の薀蓄がこれでもかというほど出てくる。
自分が興味がある分野の話は面白いけれど、そうでないと、ただただ「へえええ」だけで終わってしまう。私にとってはそういう話のほうが多かった(とほほ)
ちなみに、解説を頼まれた高島俊男氏も「へえええ」な気分だったみたいです。。。

面白かったのは
福沢諭吉がミイラになっていた、とか。
土葬だったんですって。で、あとになって福沢家が合葬しようとして掘り起こしたら、きれいにミイラになっていた。
でも、福沢家の意向ですぐに火葬にされてしまった。学問的にはとても残念なことだったそうな。

あと、レーニンとスターリン。
レーニンの遺体を永久保存することにしたのはスターリン。
レーニンの奥さんはあんなことされたのは嫌だった。
スターリンが亡くなって、レーニンの遺体の傍らに同じように保存されたけれど、あるとき、共産党の大会で、若い女性が「私の夢の中(!)にレーニンが出てきて、スターリンの隣は嫌だと言った」と発言したため、スターリンの遺体は別のところに移動させた。

それと、博打打ちには力士くずれが多かったという話。
まあ、相撲というのは(国技とか持ち上げられてるけど)もともとは興行、色物だもんね。
今は相撲取りが引退しても、大挙してそういう業界に入ることはない。
それなりにお行儀良くやってるのは相撲協会のおかげ。

聖職者に婚姻を禁じているカトリック教会だって、昔は法王に愛人がいて、息子ができて、しかもその息子がやり手でイタリア統一を目指しちゃったりした。
今はそんなことはありえない。
近代化ってそういうことなのね。
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by foggykaoru | 2015-01-17 20:32 | エッセイ | Trackback | Comments(2)