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十二単を着た悪魔

いつも半年前に読んで何も覚えてない本の記録ばかりで申し訳ないです。(まだまだ続きます。ごめんね)
せめてもの罪ほぼろしに(?)昨日読み終わった本が面白かったので、記憶が薄れないうちに書きます。

脚本家として有名な内館牧子の小説。
副題は「源氏物語異聞」

現代の冴えない若者が、なぜか源氏物語の世界に行ってしまって、いろいろな体験をする。

高校の古典の授業と、マンガ「あさきゆめみし」で得た知識しか持ち合わせていないけれど、一応、登場人物はひととおり知っている。
マザコンのあまり、顔立ちが似ている藤壺とひっつき、藤壺に会えなくなると、またまた似ている紫の上を見つけて妻にするなんて、顔にしか興味は無いんかい!つまんない男だねえと思ってしまって、あんまり好きな話ではない。
でも、この小説を読んで、文学作品というのはいろいろな読み方があるのだなあと教えられた気がする。
だって、ふぃーちゃりんぐ弘徽殿女御なんですよこの小説。
光源氏の敵役。
彼の母である桐壺更衣が若死にした原因。

とても面白いです。
さすが売れっ子脚本家だっただけのことはある。

少なくとも、私のように源氏物語にさして思い入れがない人なら
へえええ
ほおおお
となります。

源氏物語をよく読みこんでいる人がどう思うのか、とても興味があります。

誰かいないかな
としばし考えたら、一人思いつきました。
その人に貸してみようかな。


「女は意見を言うから会議が伸びて困る」なんて言う国辱もののじいさんが今の日本にいますが、弘徽殿女御だったらどんな仕返しをするだろう?



# by foggykaoru | 2021-02-04 21:37 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)

消えた国 追われた人々

副題は「東プロシアの旅」
東プロシアといえばケーニヒスベルク、今のカリーニングラート。

そんなマニアックなところにわざわざ行くのは普通、専門家です。
そう。ドイツ文学者である池内紀です。本格派です。

例によって内容は忘れちゃったのですが、
非常に興味深く読みました。
2016年に(ど素人のくせにわざわざ)カリーニングラートに行く前に読んでおきたかった
と強く思いました。

でも、私が読んだこの文庫版が出たのは2019年。
どうしたって間に合わなかったのよね。ざんねんでした。
(単行本は2013年に出ていたそうですが)


カリーニングラートの旅の相棒(もっと正確に言うと、パーソナルツアコン)にも薦めます。
薦めるけれど、この本は手元に置いておきたいので、貸せません。ゴメン。

# by foggykaoru | 2021-02-03 16:50 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(0)

建築探偵の冒険 東京篇

藤森照信著。有名な建築家ですね。

1989年刊。私が読んだのは2018年の第十三刷。

おおロングセラーー


この本も、例のごとく、何か月も前前に読んで、もはやほとんど覚えていないんです。

以下に覚えていることを列挙。

・ステキな建物を見つけたら、そばに寄ってつぶさに眺め、写真にも撮りたいという、建築マニアもとい建築探偵の様々な苦労(犬に追いかけられたり)が笑える。
・往年の彼らの装備はおおっきいカメラ。紙の地図も必須。今だったらスマホだけで済むのに。
・この本には豪邸だけでなく、一般の商店なども掲載されていて、けっこうそれが興味深い。でもそういう建物の多くはおそらくもう存在していないのでしょうね。とても残念。

以上。


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# by foggykaoru | 2021-01-31 10:30 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

世界最悪の鉄道旅行

副題は「ユーラシア大陸横断2万キロ」
著者は下川裕治。
2011年に刊行された本の文庫版。
当時とは相当事情が変わっているだろうと、著者自身がまえがきで述べている。

これも半年くらい前に読んだきりなので、ほとんど覚えていない(汗)
巻頭の地図や目次を確認したところ、サハリンからロシアにわたって、最後はポルトガルのカスカイス。ユーラシア大陸の西のはし。

さらに最初の章だけ読み返してみたら、
サハリンからわたって最初に乗ったのが、シベリア鉄道よりさらに北を走るバイカル・アムール鉄道。
シベリア鉄道の旅をしたときに、ちらりとその車両を見たこともあり、この路線にはちょっとそそられています。でもろくな町も名所もないんですよね、その路線。そんな列車にわざわざ乗りに行ったら、「乗りテツ女」になっちゃうよね。

そもそも下川さんの旅というのは「企画」
だから、一気に旅した記録じゃなくて、たとえばA地点からB地点まで行ったら、一度帰国して、次にはB地点から先に向かう、という繰り返し。
だからどうしてもちょっと気がそがれるんですよね。

でも旅好きには興味深い本です。と思う。ほとんど覚えてないけど。

そして、
下川さん、いつもお疲れ様です。
どうぞご自愛ください。




なんか
いつになったら海外旅行ができるのか、皆目見当もつかない日々の中、せめて国内を旅したいなとしみじみ思います。
で、Youtubeの「スーツ鉄道/旅行」とか、BSの「妄想トレイン」「のみ鉄」観たりして。
「タモリ電車倶楽部」もお気に入りのコンテンツ。

私、微妙にテツ界に近づきつつあるのかしらん。
でも、普段乗ってる電車の出発するときの音やブレーキかける音に耳を澄ましてみても、車両番号とか確認してみても、心が躍るということは全くありません(爆)
ただ、「妄想トレイン」や「タモリ電車倶楽部」で、鉄オタたちが実に幸せそうに話をしているのを目にすると、なんというかね、こっちも嬉しくなっちゃうのです。









# by foggykaoru | 2021-01-29 22:14 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

小川糸の小説2つ

・食堂かたつむり
映画化されたので、前から題名だけは知っていて、古本屋でもしょっちゅう出会っていた本。
主人公の女性がちょっと(かなり)特殊な食堂を経営する話。
自然は大事。
食は健康。
体の健康だけではなく、心の健康。
すぐに読めて、ほっこりできるという、予想通りの本でした。

・つるかめ助産院
南の島の助産院の話。
自然は大事という話。
食はメインテーマではないけれど、やっぱり体と心の健康のためには大事だということが底流にある。
これもすぐに読めて、予想の範囲内ですが、十分に楽しめます。


同時期に何か月もかけてやっとの思いで読破した佐藤亜紀には脱帽するけれど、小川糸のほうは脱帽するわけじゃない。
でも、普通に他の人に薦めやすいのは小川糸のほうです。女性限定なのかもしれないけど。


以下、脱線です。

田舎に住んで家庭菜園とかして自分で作った野菜を食べて暮らす

というのが正解なのかなと思う今日この頃。
たとえ小さな菜園でも、一人では食べきれないほどとれちゃうんですよね。
それを保存食にして、、、あれして、これして
なんて感じになるから、忙しくてステイホームもなんのその だよね。

「笑ってこらえて」の「ダーツの旅」に出てくる、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんたちの元気なことと言ったら!

かなりよくなったけれど、完治はしない慢性上咽頭炎も、空気がいいところに住んだら治るんだろう。(ほとんど確信してます)

でも、もしも病気になったとき、田舎には病院が少ないし。
昨年、それまでかかったことがなかったちょっとした病気になったとき、即座にネット検索して専門医をそう遠くないところで見つけて治療したんです。(すぐ完治しましたのでご心配なく)
都会ってやっぱり便利だなあと実感しました。

図書館や古本屋も少ないし。
あてどもなく大型書店をうろつくこともできなさそうだし。





# by foggykaoru | 2021-01-27 09:49 | 普通の小説 | Trackback | Comments(0)