どうか暗殺されませんように
2008年 11月 06日
1年も前から延々と予備選やって、ほかのことそっちのけになるのもいかがなものか思うのですが、さすが、ああいう壮絶な戦いを勝ち抜いてきただけのことはあるなあと思いながら聞きました。
いやいや、違う。
ブッシュだって8年前に勝ち抜いた。
だけど、彼はすごくなんかない。
あっ、違った。
ブッシュは二世だった。
二世は「自力」で勝ち抜かなくちゃならないわけじゃない。
だから「さすが」なんて思わされたことは、この8年間、ついぞなかった。
(二世ばっかりの日本の政界はお先真っ暗です)
しかもマイノリティーでトップになるのは大変なこと。
マジョリティーのトップよりもはるかに優秀でなくてはならない。
頭が良いことはもちろん、総合的な人間力がなくちゃね。
パパ・ブッシュのときの黒人国務長官パウエルも、しみじみと優秀な感じが漂っていた。
今のライス国務長官なんか、優秀すぎて怖い・・・。けど、彼女は黒人であるだけではなくて、女性でもある。マイノリティーの二乗なわけで、怖くなっても仕方ない?
そういえば、クリントンだって、奥さんのほうがずっと上、と言われてましたねえ。
(今さらだけど、ヒラリー残念でした。ほんとに今さらだ。)
まあ、黒人とはいえ、白人とのハーフ、というのはミソなんでしょう。
もしも彼が100パーセントブラックだったら、白人票はあんなに取れなかったんじゃないかな。
by foggykaoru | 2008-11-06 21:26 | ニュースから | Trackback | Comments(8)

黒人、女性、その上共和党~黒人の多くは民主党派だそうです~なので、3乗?ですが。

ミドルネームからイスラム教徒疑惑…
キリスト教でも過激派な牧師との親密な交際やら…
信仰の自由を言いながらも聖書に誓うキリスト教国ですから
宗教の種類に関わらず、原理主義は物騒なのに…
信念と言うのは恐ろしい…理屈ではありませんから
白人ではないものが世界のリーダーだと言うのは許せないと言う信念を抱いた者は数知れず
そのような者がシークレットサービスに紛れ込んでいなければ良いのですが…

アフリカ系初の大統領→暗殺→伝説
というのは、物語としてはよくても、現実には絶対あって欲しくないシナリオです。無事任期をまっとうしてこそアメリカ民主主義の力が示されると思います。

めっちゃ、ちゃっちくて、笑う計画でしたが・・・。
でも、やっぱりそういう人が出てくるんだって思いました。
民主主義の看板の国ですから、そういうことはあってほしくないなぁ。
暗殺されたら、いろんなジンクスになりそうですやん・・・。
そーなんですよね。
アメリカっていうのは、いかにも自由の国みたいな顔してるけど、「看板に偽りあり」なんじゃないかと思わせるところがなきにしもあらず。
シークレットサービスに暗殺者が・・・ おお怖。
しかし、かっこうの映画のネタになりそうです。