ティティ、世界の発見はまだおわっていないのです
2009年 01月 07日
ティティの顔色が沈んだ。世界じゅうの発見はもうおわっているのだろうか?
(アーサー・ランサム作「ツバメの谷」より)
私がタイの書店でプーさんやアンの写真を撮り終わったころ、児童書コーナーの探索を続けていたKさんがあるものを見つけました。こっ、、、これは・・・
「Kさん、これは大発見だわ。よくやった。」
思わず中途半端なナンシイ口調になるわたし。
我々が何を見つけたかを知りたい人は左の写真を見よ。もう見えてるか。
タイ語版「ツバメ号の伝書バト」。
棚には2冊、まるで私たちのために用意されてあったかのように置いてありました。
2人して買ったのは言うまでもありません。
「いきなり2冊も立て続けに出たら、慌ててまた入荷するかしらね」
と言いながら。

それにしても、この「8」というのは何? 6巻なのに。
しばらくして思いつきました。
この巻に登場する子供たちの人数です。
だから「8人の鉱山師たち」とか「8人の金探し(gold seekers)たち」みたいな題名なのではないか、と。
その後、バンコクのKさんから調査報告がありました。(Kさんは現在タイ語の勉強中です。)
「8のあとの赤い文字で書かれた単語は若者言葉だそうです。
『冒険好き』を表す言葉だそうで、ここでは人数の単位でもあります。
その下には『宝庫』『金』などという単語があります。
なので、『冒険野郎共8人 金塊の宝庫へ』 といった感じでしょうか」
Kさん、ありがとう!!
次の報告、楽しみにしてます。
この本は2008年3月刊行。
世界中のランサム本のコレクションをしているロバート・トンプソンさんでさえ、まだ所有していないものです。
(ロバートさんのHPはこちら)
ねっティティ。
この世界にはまだまだ発見されるべきことが残っているのよ。
by foggykaoru | 2009-01-07 21:21 | 児童書関連 | Trackback | Comments(16)
ばんざい三百万唱!
表紙も素敵じゃありませんか。タイの子どもたちがランサム好きになってくれるといいですね!
これ、トンプソンさんにも見せてあげたいですね~。
タイ語って模様にしか見えなくて、模様としてはきれいなんだけど、あれを学ぼうかという気にはまだなりません。
でも、外国人が、ひらがなとか見た時もそう思っているんでしょうね。。。
ところで、中のページでも挿絵は着色されているのでしょうか?
派手過ぎず゛洗練された印象を与える奇麗な色彩ですが…
三月の刊行ですから一年も経っていませんね
今、タイではランサムが旬なのでは?
日本でも評価された時代は高度成長期…
生活が年々豊かになってゆく時代には、豊かで自由でいながら規律と責任感を持ち友情と冒険心に溢れた物語は憧れと共感を持って迎えられるのでしょうね
なんか、ふつふつとうれしくなってきます。
気になったので伝書バトを再読
やはり、ロジャが駅から飛ばしたのはソフォクレス君一羽だけ
なのに、このタイ版の挿絵では二羽に見えます
それと、地図の場所が良く判りません
リオかな?
こうなると文章の内容も気になります
ひょっとすると、極めて斬新な翻訳をしているかも?
日本語の本も揃えてある書店なのですが、日本語のランサムは置いてませんでした・・・。ナルニアとかは置いてるくせに。 あとタイ語の「指輪」はやはり見当たりませんでした。
タイでは国王さまの趣味の一つがヨットなので(米国育ち。でも今は高齢で病気がちなのでもう乗ってないとは思います)、意外にヨットはよく見られます。だからランサムが人気でてもおかしくないですよね。
ただキャンプするという習慣はまだなさそうです。
私からも、いまさらですが、
でかした!!
(あのとき、なんかセリフが違うなあと思ったんです。。)
これ(谷じゃなくて伝書バト)、表紙の左上にCarnegie Medalって書いてあるでしょ。
カーネギー賞受賞作品。
だからとりあえずこの作品を出版してみたんじゃないかと。
タイでは指輪はまだ翻訳されてないのかなー
映画はたぶん大々的に公開されただろうに。
まっ、あれを翻訳するのは難しいですからねえ。
ヨットが案外一般的となると、次は「海出る」でしょうか。それとも基本に戻って1巻かな。
今後が楽しみです・・・でも、ちょっとお値段が張るのが心配。
売れてるのかしら私たち以外に(爆)
2冊も一度に売れたってことは、次回は3冊仕入れるかもしれません!
みんなで順番に買いに行けば、ずっとネズミ算式に売れ続けるはず(ほんとか?)
(買いに行けば、売れるのはほんとうです)

