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ティティ、世界の発見はまだおわっていないのです

ティティの顔色が沈んだ。世界じゅうの発見はもうおわっているのだろうか?
                  (アーサー・ランサム作「ツバメの谷」より)


c0025724_20553077.jpg私がタイの書店でプーさんやアンの写真を撮り終わったころ、児童書コーナーの探索を続けていたKさんがあるものを見つけました。

こっ、、、これは・・・
「Kさん、これは大発見だわ。よくやった。」
思わず中途半端なナンシイ口調になるわたし。


我々が何を見つけたかを知りたい人は左の写真を見よ。もう見えてるか。

タイ語版「ツバメ号の伝書バト」。


棚には2冊、まるで私たちのために用意されてあったかのように置いてありました。
2人して買ったのは言うまでもありません。
「いきなり2冊も立て続けに出たら、慌ててまた入荷するかしらね」
と言いながら。

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それにしても、この「8」というのは何? 6巻なのに。
しばらくして思いつきました。
この巻に登場する子供たちの人数です。
だから「8人の鉱山師たち」とか「8人の金探し(gold seekers)たち」みたいな題名なのではないか、と。


その後、バンコクのKさんから調査報告がありました。(Kさんは現在タイ語の勉強中です。)
「8のあとの赤い文字で書かれた単語は若者言葉だそうです。
『冒険好き』を表す言葉だそうで、ここでは人数の単位でもあります。
その下には『宝庫』『金』などという単語があります。
なので、『冒険野郎共8人 金塊の宝庫へ』 といった感じでしょうか」

Kさん、ありがとう!!
次の報告、楽しみにしてます。

この本は2008年3月刊行。
世界中のランサム本のコレクションをしているロバート・トンプソンさんでさえ、まだ所有していないものです。
(ロバートさんのHPはこちら

ねっティティ。
この世界にはまだまだ発見されるべきことが残っているのよ。

by foggykaoru | 2009-01-07 21:21 | 児童書関連

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