生物と無生物のあいだ
2009年 01月 20日
珍しくベストセラーをリアルタイムで読みました。出たのはおととしだけど(苦笑)
日ごろ純粋文系の頭脳生活を送っている私なので、はたしてついていけるのかと多少不安だったのですが、大丈夫でした。面白かったです。でなければ売れるはずないか。
二重らせん構造。。。
高校の生物の授業を思い出します。
栄光のフルブライト留学生だったというおっかない先生でした。配られたプリントはなぜか英語。日本語で書かれていても十分に難しかったはずで、私の理解力をはるかに超えてました。メッセンジャーRNA・・・(遠い目&ためいき)
その後、生物学は長足の進歩を遂げたわけですから、今の高校の生物の授業はあれよりもさらに難しくなっているのでしょうか。大変だなあ。今の高校生じゃなくてよかった。
脱線しすぎました。
原子はなぜあんなに小さいのか。
言い換えれば、生物はなぜこんなに大きいのか。
そんなことにも理由があったのですね。
そして、そもそも、そんなことに疑問を抱くということ自体が驚嘆に値します。
さらに、すべては「流れ」だったなんて・・・!
この自分の体も「流れ」なのだと思うと、不思議な気持ちになります。
「エントロピー増大の法則に抗う唯一の方法は、システムの耐久性と構造を強化することではなく、むしろその仕組み自体を流れの中に置くことなのである」というのは、科学的真理であるだけではなく、人間社会の真理でもあるのではないでしょうか。
今あるものを保とうとするなら、それをただ守るだけではダメ。常に新たに構築し直していないと、同じものを保つことすらできなくなる。
人間、面倒臭がってちゃいけないんです(←自戒をこめて)
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by foggykaoru | 2009-01-20 21:18 | エッセイ | Trackback | Comments(12)
基本的に化学反応の積み重ねにし過ぎないのに…驚異的です
生き物の仕組みって、化学の世界なんですよねえ。単複質の物理的構造とか、濃度勾配で決まってくるとは。
不支持ですが、偶然の必然なんでしょう。
「読もうかな」と思っていたくらいでしたが、熱帯雨林でポチッとしてきました。
高校で生物学を履修していなくても分かり、なおかつ高校生物の焼き直しだけではなく、ある程度生物学を知っている人にも面白く、というのは結構難題でして・・・。
>常に新たに構築し直していないと、同じものを保つことすらできなくなる。
>人間、面倒臭がってちゃいけないんです
という言葉が身にしみました。
迷い込んでしまった袋小路から、でていけるかもしれない。
(意味不明コメントでごめんなさい)
高校時代の生物の先生が分子生物学を専門にしていらしたので、かなり好きだった時期があるんですよ。
とても興味深く読めた部分と、ちょっと期待はずれだった部分があった記憶がありますがすでに忘却のかなた。読み直してみようかな。
この本は生物学のことばかりではなくて、著者の留学時代の思い出が織り交ぜられている点が賛否両論かも。
私にとっては生物学のことはこれ以上深くなくていいので、他のことで上手に息抜きさせてくれる本だと思いました。それを物足りないと思う人もいるでしょうね。

