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ミシェル・サルドゥーを知ってますか?

フランスの歌手なんですけど。
ご存知ないでしょうねえ。
ウン十年前のフランス語専攻の学生たちの間ですら、話題になることはなかったから。
(同じミシェルでも、ミシェル・ポルナレフはメジャーでしたが。)

私が彼を知ったのは偶然でした。
たまたまつけたラジオから流れてきた曲にビビっと心弾かれ、反射的に手近にあったカセットデッキで録音したのです。そして、歌詞の中で繰り返される la maladie d'amour ---恋の病気---を手がかりにして、レコード屋で探し、ついに見つけたのがミシェル・サルドゥーという歌手のオランピア劇場でのライブのLPレコードでした。
「恋の病気」ならぬ「恋のやまい」は彼の代表作。

そのレコードも聴くことができなくなって久しいのですが、最近、ふと思いついて熱帯雨林で探してみたら、彼単独のCDは日本では出ていないことに気づいて愕然。(懐かしのフレンチポップス、みたいなCDの中に「恋のやまい」だけは収録されているけれど。)
このままだと永遠に聴くことができなくなってしまうかも、というわけで、熱帯雨林のフランス支店まで出向いていって探してみたら、さすがにありました。
送料すごく高いかも、とドキドキしつつも、勇気を出して「ぽちっとな」
待つこと数週間後、メールがきました。
「ご注文の品は入手が難しいんですけど。もしなんだったらキャンセルしませんか」
冗談じゃないわしっかりお探しとシカトしていたら、数日前に再度メールが。
「ご注文の品をお送りしました」
おお、やればできるじゃん! 偉いぞ熱帯雨林(って褒めるほどのことはない)

そして今日、届いたのです。(送料は5ユーロちょっとで済みました。ほっ)

3枚組のCDの1枚を聴きました。

「恋のやまい」以外の曲はすっかり記憶が薄れていたのですが、懐かしく思い出しました。

その中の1曲をご紹介。

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『司祭』

私はさびれた教区の若い司祭です
山の中腹で
私は誰にも興味を持たれません
教区民たちがありがたがるローマの枢機卿とは違います
冬の寒い夜は退屈です
荒野の羊飼いのように
私はこの教会で眠るのです

[refrain]ああ神様、2人だったらいいのに
ああ神様、2人だったらいいのに
あなたを愛し、あなたに仕えるためには
2人だって多すぎはしないでしょうに
ああ神様、2人だったらいいのに

私はさびれた教区の若い司祭です
私はしょっちゅう思うのです
塩とパンを分かち合い
ともに眠り、私の魂を守ってくれる女性のことを
でも十字架の前で祈っても
その願いは天に届かず
私はこの教会でひとりぼっちです

[refrain]

この祈りを聞きいれてください
もしも聞いてくださらないのなら
主よ、明日この教会を閉めます

[refrain]

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メロディーはあくまでも明るい。
ミッシェル・サルドゥーの歌いぶりもはつらつとしていて、聴いていて爽快になります。
おお教会閉めるのか、じゃっ、元気で頑張れよって応援したくなる(笑)

原詩を見たい人(いるのか?)はこちらへどうぞ。
検索窓に「michel sardou le cure」を入れて検索してください。
外国語の歌の歌詞を確認したいとき、このサイトはとっても便利です。

ミシェル・サルドゥーの歌声を聴きたい人(いるのか?)は 「 michel sardou chanson 」あたりで検索すると、You tubeが出てきます。この曲は見つからないけど。


サルドゥー関連ネタはさらに続きます。

by foggykaoru | 2009-05-23 22:24 | バベルの塔

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