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マイケル・ジャクソン急死

別にファンというわけでもないのですが、大きくてひらべったい鼻して「ABC」を歌っていたころから知っている人間としては、ある種の感慨を禁じ得ません。

事故死らしいけれど、事実上は緩慢な自殺だったんじゃないかしら。
プレスリーの死(私が初めて海外旅行をしていた夏のことでした)もそんな感じだったし。

ついさっき、追悼番組で「スリラー」のPVの完全版というのをやっていました。
今見ても、完成度の高さには感心しますが、この歌のころのマイケルはもうすでにちょっと変になりかけで、当時もあまり好きではありませんでした。
もうちょい前、つつつーと床の上を滑るように踊っているところ(「ビリー・ジーン」でしたっけ?)のほうを見たかった。
あと、「ビート・イット」。
あの頃の彼はほんとにすごかった。

鼻、もとい、花の命は短い。

by foggykaoru | 2009-06-26 21:23 | ニュースから | Trackback(1) | Comments(10)

Tracked from SOMETHING E.. at 2009-06-30 22:58
タイトル : マイケル・ジャクソンの軌跡
YouTubeでみつけたマイケル・ジャクソンのクリップを、年代順に並べてみました。 1973年、ソウルトレインに出演したジャクソン5。14歳のマイケル。この頃、楽曲はまだR&Bだけど、足の動きは軽快そのもの。後のマイケルを彷彿とさせる。 マイケルをスーパースターの座に導いたアルバム「オフ・ザ・ウォール」に収録されている曲「Don't Stop 'Til You Get Enough」。 私はアルバムタイトルになった「オフ・ザ・ウォール」より、こちらの曲の印象のほうが強く残って...... more
Commented by naru at 2009-06-26 21:55 x
この「事件」に関して、foggykaoruさんの日記がアップされる、とは正直、意外。

でも私も、たまたま、「スリラー」のPVを同じくテレビで見ましたから、その死の大きさを感じました。

たしかにハナの命は短い、のでしょう。
無理しすぎた、という印象は否めません。

でもね、その同じ番組で挙げられたクインシー・ジョーンズの感想を聞いて、
やっぱりマイケルはあの時代を代表するアーティストだったのだなぁ、と改めて感じました。

偉大なクインシーが、ものすごく悼んでいるから。
Commented by tabinekophoto at 2009-06-26 22:10
私のリアルタイムの記憶の中ではマイケル・ジャクソンという人は、“キング・オブ・ポップ”というよりは“妙に鼻の尖った色の白い人”でした。
そんなわけで、大スターだということは知識としては知っていましたが、このニュースの扱いの大きさで初めてそのことを実感したような気がします。BBCのニュースサイトのトップ記事が今日はずっとこれでした。
私の頭の中でも、一日中「ベン」(私が知っている唯一の彼の曲。中学生時代にNHKの英語講座で聴いてとても好きでした)がぐるぐるまわっていました。
Commented by むっつり at 2009-06-26 22:25 x
ジャクソンファイブの時代ですね
団子鼻と言うと…
カリスマ性は高かったですが、スリラーやバットの遺産で喰っていたような気がします
だとすれば、数々の奇行も人気を維持する為の話題づくり?
走り続けなければ、倒れるのが判っていたのでしょうね
ある意味、戦死かもしれません
Commented by ケルン at 2009-06-26 23:11 x
かおるさんと、tabinekophotoさんの間にいる私は、
「スリラー」のビデオをリアルタイムで見て姉や友達と盛り上がっていました。
特別にファンというわけじゃなくても、当時はみんなが好きだった。と思います。
Commented by foggykaoru at 2009-06-28 22:12
naruさん。
私にとってはジャクソン5なんですよね。
彼がソロになってからの代表作は音楽的に私の好みではないです。
ただ、私は(彼に限らず)上手なダンスを見るのが大好きなんです。
ミュージカルも歌だけより、ダンスの名場面があるものが好きだし。
Commented by foggykaoru at 2009-06-28 22:15
旅する猫さん。
「ベン」はいい曲ですね。あれは本来の音楽だわ。
年をとったんだからあの手の路線にもどればよかったのに、永遠にハードなダンスをしなくちゃならなかったのが、肉体的に大きな負担だったでしょうね。
Commented by foggykaoru at 2009-06-28 22:17
むっつりさん。
話題作りのために奇行をしていたのではないのでは。
ほんとに変な人だったんでしょう。
っていうか、変になっちゃったんでしょう。たぶん。
子供のころからショービジネスの世界しか知らなくて、売れてからは周囲はイエスマンばっかりだっただろうし。
Commented by foggykaoru at 2009-06-28 22:20
ケルンさん。
歌手、じゃないですよね。
感嘆すべきアーティスト、またはパフォーマー。
ひとことで言って、「見もの」だったんです。
Commented by hajjikko at 2009-06-29 13:53
当時、MTVのPVって、どんどんエスカレートしていって、
とうとう映画監督使って撮るようになったのねん...って思ってた。。。

そうなると、その少し前からではあるけれど、
純粋に音楽を聴く人と、ミュージカル的な短編映画として、
見る+(そして)聴く人ができてきたように思う。。。

わたしも、CD買ってまでは聞かないけど、かならずPVだけは見る(聴く)
アーティストってのがいて、マイケルもその一人だったなぁ。。。

それにしても、"ビリージーン""スリラー"は、
この週末、ずっとどこか(TV)で流れていて、台どこにいたら、
思わず口ずさんでいて、自分で笑ってしまった。。。

あと、繰り返しながれるムーンウォーク。。。

しまいには、立ち上がって、ちょっとヤル雰囲気だけしてみたけど、
どーせできないのでヤメた。。。(爆...)
いろんなシロウトさんがヤル映像も流れてたし、
振付師のラッキー池田も解説しながらヤッてたけど、

さすがにシロウトよりはきれいだけど、マイケルにはかなわない
って、それこそシロウト目にもはっきりわかった。。。
やっぱ、スゴかったのねん。。。(simijimi...)
Commented by foggykaoru at 2009-06-30 21:47
hajikko@kiri:さん。
>CD買ってまでは聞かないけど、かならずPVだけは見る(聴く)
アーティスト
マイケルというのはまさにそういう人でしたね。

>ムーンウォーク
そうそう、その名前。
ものすごく筋力がないとできないんでしょうね。
どうやるんだかさっぱりわからないから、ラッキー池田の解説だけはきいてみたかったです。
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