英米児童文学のベストセラー40
2009年 07月 21日
副題は「心に残る名作」成瀬俊一編著。
19人の児童文学研究者や翻訳者がそれぞれ、2つないし3つの作品を紹介している。
1作品あたり、写真を含めて4ページしかないので、それほど深いことは書いていない。悪く言えば「とおりいっぺん」。でも、普通の人にはこのぐらいがちょうどいいのかもしれない。私は普通じゃないから(自爆)
今年の6月に出たばかり。
めったに新刊を買わない私がなぜ買ってしまったのか。
ここまで言えば、このブログをいつもご覧になっている方には想像がつくはず。
本を開くと紹介されている40作品の表紙のカラー写真がずらりと並んでいます。
その中でひときわ地味なためかえって悪目立ちしているのが、そう、我が愛する「ツバメ号とアマゾン号」なのです。
紹介者は小野俊太郎という成蹊大学の先生でして、この人が相当のランサム好き。読めばわかります。「とおりいっぺん」の紹介文ではないのですよ。だからつい買っちゃったんです。
どこがどう、ということは、ここでは差し控えます。
ARC会員の方は(忘れなかったら)9月のお茶会(8月はルイス島に行ってるので行けません)に持っていくので、ご自分の目で確かめてください。
40作品の中には日本人しか知らない「フランダースの犬」があったりするので、日本の一般人対象の本であって、決して児童文学のマニア向けの本ではないことがわかります。
もちろん「ハリポタ」もあり。井辻朱美さんが当たり障りのないことを書いてます。
作品紹介ばかりではなく、いくつかのコラムもあります。
その中のひとつ、「イギリス児童文学と食べ物」というコラムに、ランサム・サガの言及がないのが非常に残念。ターキッシュ・ディライトにふれていることには全然文句無いんだけれど。
この本に関する情報はこちら
by foggykaoru | 2009-07-21 22:44 | 児童書関連 | Trackback | Comments(6)
悪目立ち っていう表現、よーくわかります。前職で一緒だった20代の児童文学大好き司書が、なぜかランサムを読んでいないので薦めたけれど、一目見て
読み手を寄せ付けないような、地味な表紙 というようなことを言い、決して手には取らなかった。
飛行機でルイス島inすれば簡単なんですよね。
でも、そんな安直なことをしたら気分が盛り上がらない(笑)。
フェリーのスケジュールとにらめっこしながら盛り上がる旅程を立てるのはけっこう大変でした。
>9月のお茶会
おお、バレエであんなに忙しいのにいらっしゃれるの?
>写真
では、どなたかにPCを持ってきていただかなくては。
最近、写真はすべてCDに焼いてしまうだけなので。
>一目見て
読み手を寄せ付けないような、地味な表紙 というようなことを言い、
何度も言ってますが、私はあの地味な表紙と分厚さに戦闘意欲(!?)をかき立てられたんでした。今はずいぶん軟弱者になってしまいました。いかんいかん。

