人気ブログランキング |

シャーロック・ホームズ鑑賞学入門

著者は木村申二という人。日本シャーロック・ホームズ・クラブ会員のもと銀行マンである。

俎上に載せられているのは『ノーウッドの建築師』『バスカヴィル家の犬』『株式仲買店員』の3作品。これらを突っ込みまくる。ブスブスと。
ホームズものというのは突っ込みどころ満載だということが、あらためてよくわかった。
言われてみれば確かに変なのに、何とも思わなかったのは、ホームズものを読んだり、ドラマを観たりするときは、ただひたすら雰囲気を楽しんでしまうからだろう。もちろん初読のときは謎解きだと思っていたはずだが、なんせあのときは子どもだったので、突っ込みを入れられるほどの知恵は持ち合わせていなかった。
そして、あーだこーだ突っ込まれても、最終的に「ワトソンの演出だった」という切り札があるという点、ホームズ・シリーズというのは実によくできている(笑)

まえがきによると、日本シャーロック・ホームズ・クラブの会員数は1200名。(平成4年現在) 英米のクラブの会員数に匹敵するのだそうだ。
イギリス好きな日本人、多いですよね。
たとえば、アーサー・ランサム。日本にファンクラブができたのは1987年と、本国イギリスよりも早いのだ。えっへん。いばってどうする。会員になって10年にもならないくせに(自爆)

丸善ライブラリー刊。
現在はユーズドでしか入手できないようです。

私設SH図書館をお持ちのLさん、蔵書になさいますか?

by foggykaoru | 2009-11-12 20:30 | 推理小説

<< とてもそそられるのですが 風が強く吹いている >>