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フェルメール殺人事件

アメリカの推理小説。でも、推理というより冒険もの。
裏表紙の作品紹介に「ロマンチック・サスペンス」とあるが、確かにそんな感じ。
ドキドキ、ハラハラ、まるでアメリカ映画を見ているみたい。
主人公に次々と危険がふりかかる。が、とにかく逃げる。走って逃げる。
アメリカではたくましくないと生きていけない。

「表題に偽りあり」とは言えないのだが、そう言いたくなる。
「フェルメール」の部分は問題ない。思い切りフェルメールの名画がらみの事件だから。
まあ、「ツバメ号の伝書バト」よりはずっと内容に即した題名だから、別にいいんだけど。

フェルメールの贋作について、よけいなことを知っていたのがまずかった。
知らないで読んだほうが、「いったいどちらなのか?」と迷い、もっと楽しむことができたはず。


この本に関する情報はこちら

by foggykaoru | 2009-11-26 20:07 | 推理小説 | Trackback | Comments(2)

Commented by むっつり at 2009-11-26 22:48 x
あれは厳密に言えば「アマゾン海賊の伝書バト」ですから
余談ですが神宮輝夫のニュースがあります
mainichi.jp/enta/book/news/20091125ddm010040142000c.html(頭にh**** を足してください。毎日新聞のコラムです)
ランサム本の紹介じゃないのが残念
Commented by foggykaoru at 2009-11-27 22:06
むっつりさん。
海賊がダメなら、『アマゾン号の伝書バト』でもいいのにね。
でも、語呂的には『ツバメ号の伝書バト』のほうがいいのかも。
神宮先生はけっこうあちこちで取り上げられますね。大物の証拠なのでしょう。っていうか、こっちが神宮先生の話題に聞き耳を立てているってことかな?(笑)
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