kermesse
2010年 01月 27日
今日、「kermesse」という単語に、まったく別のところで出くわしたのです。
「カーマニアが集まって一緒に愛車を走らせるイベント」も「kermesse」
で、検索してみたら、英語版のwikiが出てきました。
Kermesse (Bicycle Race)
Kermesse (festival)
La Kermesse héroïque, a film by Jacques Feyder
Kermess, a rock band from Quebec, Canada
The Kermess, painting by Pieter Brueghel the Elder, also known as The Peasant Dance
Kermesse: cubist painting by Wyndham Lewis, exhibited 1912
ブリューゲルが出てきたので、思わずにやついてしまいました。
Kermesse (festival) に飛んでいってみたら、アメリカではどんなentertainmentもkermesseと呼ぶことができるらしい。チャリティー関係のイベントが多いけれど。
ラテンアメリカでは学校や教会の資金集めのイベントをそう呼ぶ。
なるほどね。
以上はあくまでも英語に入ったkermesseの用法ですが、サークルの資金集めやお祭り騒ぎがメインの日本の大学の学園祭には、ぴったりの単語です。
by foggykaoru | 2010-01-27 21:37 | バベルの塔 | Trackback | Comments(4)

大学の専攻で、架空の単語を出して、これが英語だったら何と読むかという講義があったんで、一応専門家のはしくれなんです。
kermess という別綴りも挙げられているから、カーメスと読むんだろうなぁ。
ss という重子音の前の母音は短く発音するという規則と語末の e はその前の母音を長く発音するという規則が二律背反するから読みにくいだろう、きっと。
messe だと外来語だと判断して「メッスィー」と読むってのもアリだな。
失礼しました。

festivalという言葉があるのに、またkermesseという外国語を使うのは、ヨーロッパ(の歴史)に憧れのあると言われているアメリカならでは、の一例なのかな、なんて思いました(私はこの単語に遭遇したことはありませんが・・・)。
フランス語にもfestivalはあり、フランス語にもkermesseが入っていますが・・・お隣の国の言葉だから?