日本人の知らない日本語2
2010年 03月 18日
たとえば、「スッパ抜く」の「スッパ」の語源なども、もちろん面白いのだけれど、こういうのは好奇心の強い人だったら、(変な言い方だけど)「自力で疑問を抱く」ことも可能だろう。
その意味で、「やってみよう!日本語テスト」が面白かった。
問題: 上司に「~しようと思うんだが、いいかな」ときかれたときの正しい答え方を選べ。
正解は「わかりました」
「目上の人が許可を求める表現を使ったときは、その真意は別のところにあることが多いので、注意が必要だ」という解説に唸ってしまった。
言語というのはその構造だけでなく、「言語運用」が大切。
それは日本語の世界にどっぷりつかった日本人にはなかなか感知されにくい。
いちばんすごかったのはチェコの日本語教科書。
「AしてBする」の文型の例文: おじさんはあさしん聞をよんで、午後おどりました。
せめて「おじさん」を「おねえさん」に変えればいいのに。
そういえば、「テュリャテュリャテュリャ」という「一週間」はチェコの民謡?
と思って検索したら、残念、ロシア民謡でした。
日曜日に 市場(いちば)へでかけ
糸と麻(あさ)を 買ってきた
月曜日に おふろをたいて
火曜日は おふろにはいり
水曜日に ともだちが来て
木曜日は 送っていった
金曜日は 糸まきもせず
土曜日は おしゃべりばかり
教科書と言えば、日本の英語の教科書は「This is a book」とか「This is a pen」から始まるのがいかん、そんな文は日常会話では使わないから、「I am なんたら」とか、実際に使う表現から教えろ、と主張する人がいる。
でも、「This is a pen」が実際に使われることもある。だって実際に聞いたもん。映画の中で。あんときにはほんとに感動しました。
・・・脱線しすぎ。
その他に面白かったのは
「鬼がなぜ虎のパンツをはいているのか」
「半濁音を表すのに、なぜ○を付けるようになったのか」
フランス語にはotakuという単語が入っているし、日本のマンガを原文で読めるようになりたくて日本語を学ぶ外国人が少なからずいる。自国の文化発信を促進するのは、国にとって大きな戦略なのだ。私はその昔、フレンチ・ポップスにあこがれたのだから。日本の政治家はもっとマンガやアニメを大切にしなくちゃいけない。変に規制したら現在の我が国の最大の輸出品目が死にますよ。
しかも先頭切って規制しようとしてるのが「太陽の季節」書いた人ときてる。なんたる不条理。
・・・またまた脱線しつれい。
この本に関する情報はこちら
by foggykaoru | 2010-03-18 21:13 | バベルの塔 | Trackback(2) | Comments(10)

楽しみにしていた第2弾がやっと出ました! 更にディープで笑えるエピソードが一杯ですが、その一方で「う~ん」と唸らされるものも数多く、やっぱり日本語は奥が深いなぁと思います。 前回、日本語教師をしている母のことにちょこっと触れましたが、聞いてみると似たようなエピソードはやはりあるようです。 このコミックのことは、何となーく存在は知っていたみたいですが、読んだことはないはず。今度は実際に読ませてみて、感想を聞いてみようかな。... more

日本人の知らない日本語(2) 「日本語の謎」に日々気づかされる日本語教師の日常。大爆笑の日本語バトル今日も日本語に関する珍問奇問に答えます!!思わず爆笑、そしてために...... more

ちょうど日本語版のトレイラーにこの場面がありました。
「これはペンです。」と言っていました。(当たり前! 爆)

絶叫していましたね
ですからmixiで他人さんの「日記」にですが、思わず書き込んでしまいました
>むっつり | 自分のコメントを削除する 2010年03月01日 19:37 映画を見てきた者からネタバレを一つ♪
中学に入って初めて習った英語は「ディス、イズ、ア、ペン」でしたが、そんな英語、この映画を見るまで聞いた事がありませんでした
この映画では主人公が「This is a PEN!!」と絶叫していましたね
「ペンは剣より強し」と言う格言に由来しているのでしょうね
太陽の季節の太陽って自分を中心に世界が廻っている人の事かも?
オタクは良いですけれど、変態をローマ字で検索すると大変な事になりますね
ひょっとして、短絡的なあの方の事ですから、そんなのを見て国辱だと思ったのかも知れません

面白かった(^^)v
若い人はもちろん、大人にもいろんな発見がありますね。私は書道で「変体がな」を使っているのに、なぜ変体がなっていうか知りませんでした。
任侠映画マニアのマダムはどうしてそんなにハマっちゃったのでしょう?麗しき誤解があるような気がします(^^ゞ

任侠映画マニアのマダム、大好きです。あと、素晴らしい美文のラヴ・レターを書いた中国人の学生も素敵。あんな手紙貰いたい~(非現実的願望 笑)。

知らない事が多くて、読んでてすごく面白い本でした。
「留学生が母国にもって帰りたいもの」に、狛犬や同人誌があったのに笑っちゃいました。
同人誌・・・そうだねえ、たしかにアレは日本じゃないと手に入らないですよねえ・・・(^^;)
2も1に負けず劣らず面白いので、ぜひぜひっ!
はみさんとばみちゃんみたいに、アニメや漫画の台詞を言いあえる夫婦にあこがれる外国人、きっといっぱいいると思います(爆)