怖い絵
2010年 04月 05日
「怖い」の意味はいろいろ。
私が期待していた怖さは、一見全然怖くない、ドガのバレーダンサーの絵の持つ怖さだったのだが、そういう怖さはそれひとつだけ。そういう意味で物足りなかった。
期待しすぎたのかな?
というより、これは西洋絵画に関心を抱くきっかけを与えてくれる本、いわゆる「手引書」なのかも。
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私にとっての手引書は高階秀爾氏の「名画を見る眼」だった。
1969年初版。今も版を重ねているようで。さすが。
今の人には中野さんの本のほうが読みやすいのかも。
by foggykaoru | 2010-04-05 19:43 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(2)

素養というか共通の文化背景や、当時の良識に基づく知識が要求されます
難解ですよね