おけいこ開始
2010年 05月 17日
ボロボロのハノン引っ張りだしてきました。
1番を弾いただけで、左手の4と5の指(薬指と小指)がもつれました。だらしないなあ。
自分の指のふがいなさに呆れながらも、ちょっとびっくりしました。
ハノンがつまらなくない。
自分の出す音1つ1つのつぶを揃えようと、耳をすませて弾いていると、けっこう楽しい。
子どもの頃はこんなふうには練習しなかった。
なにしろ楽譜の代わりに地図帳を開いて弾いていたくらいで。(そのおかげで地理が得意になった(苦笑))
曲のアナリーゼをするために、いろいろ考えなくちゃいけないだけでなく、それ以前の基礎練習の時点から、考えなくちゃいけなかったのですね・・・
学習能力の高い子ども時代には、考えなくてもそこそこ身体が覚えてくれる。
でも年取ったら「薬指、強くなれよ、へたれるなよ。あっ、またそこでよろめいた。ダメじゃん、頑張れ!」と呼びかけながら練習しないと、身につかない。っていうか、年をとると、そういうことが自然にできるようになって、学習能力の低下を補ってくれるのだなあと実感。
筋トレなども、どこの筋肉を鍛えているのか、意識を向けないと効果が薄いと言われます。ピラティスなんか、その最たるものらしいですね。だからピラティスは精神年齢が低いと無理なのだとか。
今日はハノンの1番と2番を続けて楽譜通り1回。
次にリズムを変えてみたり、スタッカートもちょっとやってみて、最後にスピードを上げて1回。
音階を弾いてみたら、あまりにもボロボロで唖然。
右手はまあいいのだけれど、左手がひどすぎる。無残。
こんな基礎練習を30分。
そしてラプソディー・イン・ブルーを30分。
最初のクラの、音階を駆け上がる部分は、基礎練を積み重ねなければ攻略できないので、おいといて、その後からやっています。
昨日1ページ。
今日は半ページ。
なめらかに弾けるようになるためには、指使いを考えて決めないといけないな。鉛筆はどこかしら?
by foggykaoru | 2010-05-17 22:02 | ピアノ日記 | Trackback | Comments(8)

一つの音楽をマスターできるようになるのって至福ですよね♪
帰国したら聴かせて下さいね!

といいなががら、かおるさんのレベルには一生追いつけませんけれども。
やっぱりハノンは大事なんですね。
私が数年前再開した時にはじめたのはBoogie Woogie Hanonなんていう、ちょっとおふざけのハノンなもんで、粒を揃えて綺麗に弾く、ということにはあまり重点を置いてませんでした。
でも、結局はここが大事なんですよね。
映画で『のだめ』を見てしまうと、クラシックがホントに好きになってしまって、弾きたい曲がどんどん増えてしまって困ってます。
かおるさんの♪ラプソディ・イン・ブルー聞きたいです!


本格的かどうかわからないです。
本当の本気になったら、先生につくんだろうな。。。
まだその自信はありません。
とりあえず、毎日最低、ハノンを10分。
曲のほうは、先に進む余裕がなくても、せめて前日までやったところを3回ぐらい練習すれば、下手にはならないかな。
ハノンに飽きたらその本やります!