人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フランス語版のだめvol.9(2):変態の行方

前項の続きですが、内容的には8巻あたり、「変態」が心配な状況だという話の続きです。

もともと「フランス語版のだめカンタービレ」を読み始めたのは、あくまでも自分の勉強のためであって、小姑みたいに翻訳者のミスをあげつらうつもりなんかなかったのです。
その趣旨に戻ります。

のだめとのだめ母に採寸された千秋が叫ぶ「変態!」は「DES MALADES!」
これは「病人」の意味。つまり「こいつらビョーキ!」
なるほど。ぴったり。
・・・でも、「変態の森」が「病人の森」というのはちょっとねえ。。。

もっと前、のだめを追いかける千秋の「オレがどんなに勇気を出して言ったと思ってんだー!?」のあとの「あんな変態を連れて行こうっていうんだぞ」
Emmener avec moi un clown pareil!?
(あんなclownを連れて行こうっていうんだぞ)
clown、英語のクラウン、道化です。
「la foret des clowns(道化の森)」
うん、なかなかいいじゃないですか。
これで安心して10巻以降も読める(笑)

で、フランス語版ではこの台詞、実はページの左端のピアノを弾く指先が描かれたコマにあります。本来「どうしたらいい・・・」が書かれている場所に。
そして「どうしたらいい・・・ Que faire?」のほうは右下の「のだめ変態の図」のコマに。つまり本来「あんな変態を~」があるべき場所に。

これは翻訳者のせいではなくて、おそらく編集側のミス。台詞を貼り間違えたのでしょう。

ああ、また小姑のようなことを言ってしまった・・・(嘆)


「フランス語版のだめカンタービレ」に関する記事のインデックス

by foggykaoru | 2010-07-07 19:21 | マンガ | Trackback(1) | Comments(2)

トラックバックURL : https://foggykaoru.exblog.jp/tb/14730272
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 漫画情報サイト at 2010-11-19 14:28
タイトル : のだめカンタービレ
巷で評判のこの... more
Commented by ラッコ庵 at 2010-07-08 08:38 x
かおるさんのこのシリーズを読んでいると、私たちが普段読んでる翻訳本もこういうまちがいで満ちているんだろうな、と思います。
昔チラッと見たシドニー・シェルダンの「超訳」、1ページ目に「ウェールズの皇太子」とあったけど、こういうわかりやすいのばかりじゃないから・・・(笑)
Commented by foggykaoru at 2010-07-08 19:42
ラッコ庵さん。
実は私も高橋誠さんのところの「ランサム・サガ補完計画」とか思い出してます(苦笑)
懐かしの「ナハダースのシャックル」・・・(爆)

でも、福岡をわざわざSagaに変えたりするのは、力技が過ぎるというか、翻訳者がそこまでやっていいのか?!と思うんですよね。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< フランス語版のだめvol.9(... フランス語版のだめvol.9(... >>