瞳の奥の秘密
2010年 08月 24日
予想は大当たり。お薦めです。お子様にはNGだけど。
しかもお薦めの理由が当初の予想とはぜんぜん違う。
舞台はアルゼンチン。
25年前の殺人事件とそれをめぐる愛の物語、とでも申しましょうか。
いやはやなんともラテンです。
糸をひくようにねっとり。
世の中には男と女がいるんだよ。
事件の真相・・・これ自体は、途中からなんとなく想像がつく。けれど十分に衝撃的。
でもオチはその先にある。
これが衝撃的というより、オドロキでありました。驚きじゃなくてオドロキ。
これこそラテン!
ラテンの国(あれはアルゼンチンじゃなくてブラジルだったけど)に行った千秋真一くんみたいに「マジかよ!」と思ってしまいました。
とにかく日本人にはこんな映画は作れない。世界は広いよ!
ここんとこ、猛暑を言い訳にして何にもやる気が起こらなかったのですが、この映画を観たら妙に前向きな気分になってしまいました。暑いけど頑張ろうって。実はそういう映画だったのでした。ってそんなふうに感じるのは私だけなのかな?
原題は「El Secreto de Sus Ojos」、
英訳は「The Secret of Their Eyes」
「奥」という単語は無いんだな・・・とか思って見ていたら、
それぞれの「目」にあたる単語の単数形
ojo と eye
が人の顔に見えてきた・・・ というのはほんとうにどうでもいいことです(苦笑)
この映画の公式サイトはこちら
by foggykaoru | 2010-08-24 21:39 | 観もの・聞きもの