人気ブログランキング |

ブリジンガメンの魔法の宝石

ジェットコースターみたいな「妖精王の月」についていけなかったので、もうちょっと古典的なファンタジーを読んでみようということで、アラン・ガーナー作のこの作品を手にとりました。

うん。こっちのほうが入れます。

ガーナーは「ふくろう模様の皿」しか読んだことがないのだけれど、ウェールズの山々を見たくてたまらなくなったものでした。その後、「灰色の王」を読んで、さらにその気持ちを強くして、「クーパー&ランサム合わせ技の旅」に出たのです。(このときの旅行記はメインサイトの「児童文学の旅」にあります。よろしければどうぞ。)

で、この作品。
「妖精王」に描かれる、パステルカラーの少女マンガみたいなアイルランドとうってかわって、とにかく暗い。これって土地柄の違い?それとも作風の違い?

両方ありそう。
アイルランドを旅したときは毎日雨に振られたけれど、暗いイメージはあまりなかったのです。
一方、ウェールズの旅、、予想外の好天に恵まれたけれど、ちょっと暗かった。山は全然高くないのだけれど、とにかく迫ってくる。そして、谷間の底には何かがいそうな感じがしないでもない。

物語としては、なんというか、指輪物語を思い出してしまいました。

あと、ガーナーっていきなり終わるのね。
「ふくろう模様」は、どんどん広がっていって、「おいおいっ、ここで終わるんかい!」と思ったもの。
この話は解決を見ているから、終わっていいんだけど、それにしてもいきなりです。

この本に関する情報はこちら

by foggykaoru | 2010-09-25 18:13 | 児童書関連

<< 夏の王 妖精王の月 >>