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プチ・ニコラ

この秋、いちばん楽しみにしていた映画。

原作の「Le Petit Nicolas」は学生の頃、「楽しみながら勉強できる本」として何冊か読み、「Au piquet!(オー・ピケ)=立ってなさい!」という表現を覚えました。
ピケというのは「杭」のことでして(最近はとんと言わないけれど、一昔前には)「ピケを張る」という表現がありまして、その語源です・・・と書こうと思っていたのですが、Wikipediaには違うことが書いてありました(@_@) 
だから忘れてください。

・・・のっけから大脱線しつれい(^^;

で、この映画はフランスで大ヒットしたそうですが、それだけのことはあります。
笑っているうちにあっという間に時間がたってしまいました。

なんてったって子役がすごい。
まず主演の坊やがすごい。
公式サイトには「原作の挿絵そっくり」なんて書いてありますが、んなこたありません。
原作以上です。なにしろ可愛いどころじゃないんです。反則ですわ。子どもながら色気が溢れ出ておりまする。水もしたたるイイ男。
大富豪の息子ジョフロワもいい。
そして劣等生クロテール! 原作の彼ってあんなイケメンでしたっけ? 文句つけてるわけじゃありません。喜んでるだけで。

1つ疑問。
Joachimという名前の発音は「ジョアキム」? 
確か「ジョアシャン」だと教わったはずなんだけど。

夏に観た「パリ20区、僕たちのクラス」がフランスの現在を描いているのに対し、この映画はずっと昔の、白人の国だったころのフランスを描いています。
1950年代後半から60年代あたりに設定したそうですが、その頃(フランスじゃなくて日本だけど)子どもだった私にはばっちりわかりました。(なにしろ家にテレビが来た日のことを覚えてるし(苦笑))
だからと言って、当時のフランスをありのままに描いているわけじゃない。
「サザエさん」みたいなものです。
「ちょっと古き良き時代」だけど、あくまでも架空。一種の理想郷。

それにしても、都内で公開しているのが恵比寿ガーデンシネマだけとは悲しすぎる。
贅沢は言いません。せめてあと1館ぐらい増やして欲しい。。。

by foggykaoru | 2010-10-24 11:18 | 観もの・聞きもの

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