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物語 大英博物館

イギリスものの大物・出口保夫著。でもこの人の本、あんまり面白いと思ったことないんだよね。。。

これもやっぱり・・・

リーディング・ルームの歴史はまあまあ興味深かった。
ここに通い詰めた人生過ごした人々のエピソードとか。
しみじみイギリス人だなーという感じで。
フランス人だったら、そんな人生何が楽しいんだって言いそう。
なんでもあそこには岩波のアーサー・ランサム全集があるそうです(ってことはこの本には書いてありません。誤解無きよう)。
もしもロンドンを再訪することがあって、しかもランサム仲間と一緒だったら、ぜひ確認してみたいです。

で、漱石はぜんぜん通ってないそうで。
彼は本に直接書き込みをするタイプだったので、支給されるお金の3分の1を本代につぎ込んで、部屋の中にこもって、神経衰弱になってしまったのであります。
もしもリーディングルームに通っていたら、あそこまでにはならなかったかも?

この本に関する情報はこちら

by foggykaoru | 2010-12-06 21:06 | 西洋史関連 | Trackback | Comments(4)

Commented by naru at 2010-12-07 11:50
>なんでもあそこには岩波のアーサー・ランサム全集があるそうです(ってことはこの本には書いてありません。誤解無きよう)。
もしもロンドンを再訪することがあって、しかもランサム仲間と一緒だったら、ぜひ確認してみたいです。

大英博物館がBL(British Library)と分かれた後も、
まだ博物館の方が所蔵しているのでしょうか?

去年行ったのになぁ、ぜーんぜん知らなかった!
Commented by むっつり at 2010-12-07 21:36
漱石はかなり異質だったみたいで…
「吾輩はホームズである」なんて言うはパロディ小説のネタにもされていますし、異国で引きこもっていたらしいですね
ドイツ留学で傲慢になった森鴎外よりはマシですが…
Commented by foggykaoru at 2010-12-07 21:43
naruさん。
えーとね、そのあたり、判然としないんです。
移動しちゃったんだなと思っていたんだけど、何かはまだ残っているとか読んだ気がするのですが・・・(汗)
Commented by foggykaoru at 2010-12-07 21:44
むっつりさん。
ほんとーに漱石は英国不適応だったんですよね。
「イギリスの食事に問題があったのではないか」って書いてた人もいるけれど(爆)
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