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たぶん誰にもわかってもらえない土産話

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デパート「ギャルリー・ラファイエット」のショーウィンドウ。
見ている人の姿がガラスに映り込んでいるので、とてもわかりにくいのですが、ミュージカル「マンマ・ミーア」のフランス語版をBGMに、舞台の映像が流れ、お人形たちも一緒に踊っているという図。
フランス語版の歌詞のテロップが流れていました。

なにゆえにこれがツボなのかと申しますと、、、

数年前、事情があって、このミュージカルのフランス語版を探しました。ところが見つからず、ナンバーのいくつかを、フランス語訳しなくてはならなくなったのです。(もちろん独力ではなく、フランス人にチェックと手直しをしてもらいましたけれど。)

今回、テロップをじいっと眺めていたら、私の訳と全く同じフレーズがあり、人知れず感激しました。

↓こちら↓はミュージカル「モーツアルト」。日本では確か東宝が上演したはず。

c0025724_19275254.jpgこれも、いくつかのナンバーをフランス語訳したことがあります。
パリで上演していることを前もって知っていたら、絶対に観に行ったのに・・・。

日本語というのは、音符に1音ずつしか乗せられないから、歌詞の中身が薄い。だから、翻訳するときは、日本語は役に立たない。頼りになるのはあくまでも原詞です。

「マンマ・ミーア」の原詞は英語。
しかもスウェーデン人であるABBAの英語なので、とても平易だし、内容もたいしたことない。

ところが、「モーツアルト」のほうはウィーン製ミュージカルなのです。当然、原詞はドイツ語。
20数年前に勉強したドイツ語が、(旅先以外で)役に立ったのは、それが最初で最後です。(正確に言うと、最後かどうかはまだわからないのだけれど・・・でもきっと最後だと思います。) 

私がいちばんお金をつかった外国語は、実はドイツ語です。
学生時代に学んだ英仏語とは違い、ドイツ語は社会人になってから始めたので、月謝は当然自腹。
だらだらと何年も続け、ローテンブルクとザルツブルクの語学講座にも行った。
そのわりにはたいして身についていない。
あくまでも趣味だったので、気合いがぜんぜん入っていなかったせいです。
なにしろ家では何も勉強しなくて、週に1回、授業のときにしか教科書開かなかったもんね。

そんなドイツ語が役に立つ日が来るなんて・・・
「人生には無駄なことはない」と、しみじみ思ったものです。


・・・で、今やどちらのミュージカルにもフランス語版が存在するわけなのです。
だから、今だったらあんな苦労をしなくて済んだのだ・・・という意味においても、感慨無量だったのでした。

by foggykaoru | 2011-02-17 20:34 | メインサイトのボツ写真

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