たぶん誰にもわかってもらえない土産話
2011年 02月 17日

デパート「ギャルリー・ラファイエット」のショーウィンドウ。
見ている人の姿がガラスに映り込んでいるので、とてもわかりにくいのですが、ミュージカル「マンマ・ミーア」のフランス語版をBGMに、舞台の映像が流れ、お人形たちも一緒に踊っているという図。
フランス語版の歌詞のテロップが流れていました。
なにゆえにこれがツボなのかと申しますと、、、
数年前、事情があって、このミュージカルのフランス語版を探しました。ところが見つからず、ナンバーのいくつかを、フランス語訳しなくてはならなくなったのです。(もちろん独力ではなく、フランス人にチェックと手直しをしてもらいましたけれど。)
今回、テロップをじいっと眺めていたら、私の訳と全く同じフレーズがあり、人知れず感激しました。
↓こちら↓はミュージカル「モーツアルト」。日本では確か東宝が上演したはず。
これも、いくつかのナンバーをフランス語訳したことがあります。パリで上演していることを前もって知っていたら、絶対に観に行ったのに・・・。
日本語というのは、音符に1音ずつしか乗せられないから、歌詞の中身が薄い。だから、翻訳するときは、日本語は役に立たない。頼りになるのはあくまでも原詞です。
「マンマ・ミーア」の原詞は英語。
しかもスウェーデン人であるABBAの英語なので、とても平易だし、内容もたいしたことない。
ところが、「モーツアルト」のほうはウィーン製ミュージカルなのです。当然、原詞はドイツ語。
20数年前に勉強したドイツ語が、(旅先以外で)役に立ったのは、それが最初で最後です。(正確に言うと、最後かどうかはまだわからないのだけれど・・・でもきっと最後だと思います。)
私がいちばんお金をつかった外国語は、実はドイツ語です。
学生時代に学んだ英仏語とは違い、ドイツ語は社会人になってから始めたので、月謝は当然自腹。
だらだらと何年も続け、ローテンブルクとザルツブルクの語学講座にも行った。
そのわりにはたいして身についていない。
あくまでも趣味だったので、気合いがぜんぜん入っていなかったせいです。
なにしろ家では何も勉強しなくて、週に1回、授業のときにしか教科書開かなかったもんね。
そんなドイツ語が役に立つ日が来るなんて・・・
「人生には無駄なことはない」と、しみじみ思ったものです。
・・・で、今やどちらのミュージカルにもフランス語版が存在するわけなのです。
だから、今だったらあんな苦労をしなくて済んだのだ・・・という意味においても、感慨無量だったのでした。
by foggykaoru | 2011-02-17 20:34 | メインサイトのボツ写真 | Trackback | Comments(4)
珍しく大枚叩いて通っていたグルジア語も休業中です。3年くらい...
その時には忘れているかも・・・まずい!

