アメイジング・グレイス
2011年 03月 20日
ところが公開されたとたん震災が起こった。
そして、それに伴う計画停電の影響で、新宿武蔵野館では打ち切られてしまった(号泣)
かなりめげたのですが、気を取り直して観てきました。
都内で唯一、上映を続けている銀座テアトルシネマで。
なにしろ経済活動はわれわれの義務でもありますし(笑)
家でテレビ観てるよりも、映画館で観たほうが節電になるし、せっかく走らせてくれてる電車や地下鉄にも乗ってあげなくちゃ。
窓口でチケットを買うとき、「地震でスクリーンの一部が破けているのですが」と言われ、どんなにすごい破け方なのかと思ったのですが、どこが破けているのかわかりませんでした。いちいちことわらないと細かい人から文句言われるのかしらん。
こんなときに映画を観ようなんて人はそんなにいないんじゃないかと思っていたら、1時35分からの回はほぼ満席でした。今日は計画停電が無いことがわかっていたから、安心して観られるし、気晴らしを求めて来た人が多いのでしょう。
前置きが長くなりました。
とても面白かったです。良質の映画を観たという充足感を得られました。最後のシーンに感涙。
イギリスマニア必見です。
歴史マニアも必見。
マニアックでない人にもお勧め。
とか
鎮痛剤としてのアヘンの使用というのはいつごろから始まったんだろう?
とか
ピット首相って大と小がいたっけ。これってどっち?
とか
いろいろ思いました。
あと、見覚えのある顔の人が出てきてて、エンドロールで確認したら、ルーファス・シーウェルでした。ひげ生やしてないと顔の濃さが引き立ちますね(笑)
それにしても、議会というのは議論するところなんですよね。原稿を読むところじゃなくて。
日本の議会はイギリスをお手本にしたはずなのに、どうしてあんなふうなんでしょう。
あと、議員は個人の意見をもって個別の案件に投票したほうがいいと思うのだけれど。
アメリカだってそうなのに、どうして日本は党の方針に唯々諾々と従わなくちゃいけないの?
この映画の公式サイトはこちら
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映画以外の経済活動:
昼は銀座でランチ。スパゲティ・ペスカトーレとサラダ、コーヒー。
教文館は閉まってました。とても残念です。けっこう買う気満々だったのに。
by foggykaoru | 2011-03-20 18:27 | 西洋史関連 | Trackback(5) | Comments(8)

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アメイジング・グイレス(AMAZING GRACE) 2006年(イギリス) 監督:マイケル・アプテッド 出演:ヨアン・グリフィズ、ロモーラ・ガライ、ルーファス・シーウェル、アルバート・フィニー、 マイケル・ガンボン、トビー・ジョーンズ 他 18世紀半ばのイギリス。当然のように横行する奴隷売買に反旗を翻した若き政治家ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)。少数の仲間と最愛の妻(ロモーラ・ガライ)、かつて師事したジョン・ニュートン牧師...... more

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11-25.アメイジング・グレイス■原題:Amazing Grace■製作年・国:2006年、イギリス■上映時間:118分■字幕:小寺陽子■鑑賞日:3月20日、銀座テアトルシネマ(京橋)■料金:1,800円□監督:マイケル・アプテッド□脚本:スティーヴン・ナイト□撮影監督:レミ・...... more

良い映画でしたねー。私は初日の初回に行きましたvv
でもナルニアを見損なっています。汗。


英連邦の諸国では裁判で かつらをつけますよね。
オーストラリアでは地方自治体の議会で、ある役職の人達は かつらをつけるんですよ。
留学したときのお父さんの一人が市の助役だったので、
議会になると黒のガウンに白いくるくるカールのかつら姿でした。
おもしろかったですよぉ。
でも貴族ってわけじゃないです。
2006年の映画で公開は諦めていたのに大きな画面で観られて嬉しいです(スクリーンの傷、私も分かりませんでした)。
当時のカツラは意外に髪の毛の色にバリエがあったのかしら?としょうもないことを考えたりしました。
TBさせて下さいませm(_ _)m