豆つぶほどの小さないぬ
2011年 03月 24日
今回の主役は人間ではなく、コロボックルの少年少女たち。
彼らが「豆つぶほどの小さないぬ」を探しまわる。
それと同時にコロボックル新聞を始めたり。
そのあたり、「ごっこ感」が濃厚に漂っていて、ランサム・サガに非常に近い。特に「六人の探偵たち」のノリに。ただ、「六人~」は無実の罪を着せられるという、はなはだキツイ状況と裏合わせになっているけれど、こちらはそういったことは全くないので、お気楽ムード満点。
たぶん、子どものときに読んでいたら、「だれも知らない小さな国」よりも好きになっていたのではないかな。
でも、今の私には「だれも~」のほうがしっくりきた。
神宮輝夫氏のあとがきを読むと、なんだか微妙なことが書いてあり、コロボックルシリーズはこで打ち止めにしてもいいのかな・・・という気分になってしまうのだが、実際のところはどうなのだろう?
=========
水道水に放射線物質が含まれているって・・・気分悪過ぎ。
1人でいると、つい考えてしまって、普段からあまり調子が良くない胃がさらに悪くなりそうです。
仕事があるおかげで気が紛れて、かなり救われています。
by foggykaoru | 2011-03-24 19:55 | 児童書関連 | Trackback | Comments(6)
国民の方が精神的に疲労しますね
お大事に
この「豆つぶほどの小さな犬」が一番好きになりました。
ワクワクする冒険譚ですよね。
たぶん「誰も知らない小さな国」より子供の目線に近くて、感情移入がしやすいからかなあと。
「誰も知らない小さな国」も大好き!だけど、正直に言うと、3作目、4作目は特に好きではないです。
微妙な後書きって気になります。
今知ったけど、5、6作目もあるんですね。
読んでみなきゃ・・・。