テルマエ・ロマエ1~3
2011年 05月 13日
主人公は古代ローマの浴場設計士。
彼がちょくちょく現代日本にワープしては、日本の入浴事情にヒントを得て、古代ローマに帰って大成功を収めるという壮大な怪作。いろんな賞をとった作品だそうで、なかなか面白いです。『のだめ』には負けるけど。
なんでも阿部寛主演で映画化されるんですって。
キャスティング、ハマりすぎです。
作品の面白さもさることながら、作者のヤマザキマリという人の人生も興味をそそります。
海外在住で、夫はイタリア人なんだそうだ。
そう言えば、先日言ったブリティッシュヒルズ、温泉があればもっとよかったのに・・・なあんてちらっとでも思った私は、かなり西洋かぶれではあるけれど、やっぱりどうしようもなく日本人です。
温泉なんかあったら英国じゃなくなっちゃうって?
いやいや、英国にもバース(Bath)ってところがあるんですから(笑)
この作品に関する情報はこちら
by foggykaoru | 2011-05-13 21:12 | マンガ | Trackback | Comments(12)
でもスパじゃなくて、しっかりあったまれる温泉がいいな。やっぱり日本的!
闘技場は集会に
浴場では議論に
政治的に絶対的に必要なものと見なされていました
共和制から帝政に移行しても、元老院は権威を持ち、市民集会は重要な意味を持ちました
なにしろ、キリスト教が跋扈する四世紀以前は、皇帝とは市民の第一人者であり、元老院によって任命される最高司令官
欧州人が風呂嫌いになったのは、王権神授説を支えたキリスト教の責任かもしれませんね
同じ「怪作」なら、私は「聖おにいさん」の方をお奨めします。なにしろ大英博物館に展示されているくらいですから。イエスとブッダが「いいヤツ」で癒される~
ばみちゃんが毎月買ってくる雑誌に1度だけ、
この作者の生活風景が描かれた漫画が載っていました。
仕事をしていたら、「家族至上主義」のイタリア人夫から
「キミは仕事と家族とどっちが大事なの?」とか迫られて、
締め切りが近いのに家族サービスをしなくてはいけない、
こんな時夫が日本人なら「締め切り」をわかってもらえるのに・・・
なんてボヤいていました(笑)
BHに温水プールとジャグジーがあるのは、何も無いよりも十倍いいですけれどね!
あんな風呂好き文化があったのに、その後それがすっかりなくなってしまったヨーロッパの歴史を思うと、人間というのは常に進歩するわけじゃないんだなと思います。
実は私高校生の頃カラカラ浴場の見取り図っぽい模型を作るほどローマ好きだったことがあります・・・。そのわりにまだイタリアに足踏み入れてませんが。
私もヤマザキマリさんに興味がわきでて、思わず彼女のブログを読みふけってしまいました。
もとローマ・オタク!!
オタクっていろいろあるんですね(^^;
私はWikiのヤマザキマリさんの項目を読みふけりましたが、そうか、ご本人のブログという手もあったんでした。
早速見に行こうっと。