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ベートーヴェンの生涯

前項の本、読み返すたびに感心します。(ほんっとに大人の小説だわ。)何回も読み返していたため、他の本のご紹介が遅れました。でも今日のこの本もお薦めです。

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モーツアルトの生涯についてはいろいろな人が書いているし、映画(『アマデウス』ですね)やミュージカルにすらなっている。ミュージカルなんて、本場ウィーン製だけじゃなくて、フランス製のまであります。でも、ベートーヴェンはというと、ロマン・ロラン作「ベートーヴェンの生涯」ぐらいしか思いつかない。(とか偉そうだが、実は未読である(汗))

この差は何?
たぶんモーツアルトは絶頂期に死んだから、人々のロマンを誘うのだろう。

個人的にはモーツアルトの音楽よりもベートーヴェンのほうが好きかもしれない。温かみを感じるのよね。とか言いつつ、そんなに詳しいわけじゃない。

1770年、ボンに生まれたベートーヴェンは、幼い時から才能を発揮、1797年、ナポレオン戦争の混乱を避けてウィーンに移住。それは神童モーツアルトを失ったウィーンが、新しい才能を求めていたまさにそのときだった。人気音楽家としての地位をすぐに確立できた。そして、結婚もせずに、一生を終える。

とまとめてしまうと、確かにどうってことない。悪妻コンスタンツェとか出てきたほうが、派手で面白い。
のだけれど、なかなかどうして、ベートーヴェンの生涯も面白いのである。

確かに独身のまま生涯を終えた。怖い顔でもじゃもじゃの頭だし。耳も遠かったから、気難しくもなるよね。
でも実は、もともととても魅力のある人だったようだ。深い精神性が顔に現れていたんだそうな。

新書ながらも読みごたえ十分。特に西洋史好きの人、だまされたと思って読んでみて。


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by foggykaoru | 2011-07-03 10:01 | 伝記・評伝

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