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さまよえる湖

西洋史以外の歴史には疎い私でも、シルクロードに栄え、砂の中にうもれた楼蘭、そして神秘の湖ロプノールの名前は知っている。
楼蘭って、名前が素敵すぎるのよね。。。

その発見をしたヘディンの著作。
たまたま古本屋で見つけて読んだ角川文庫ソフィア版は、どうやら完訳ではないようで。

でも長さとしてはこれで十分。
ものすごい探検なのだけれど、とても地味な本なので(小説じゃないし)、ちょっと飽きて読み飛ばすところもなきにしもあらず。
でも読み終わると感動する。感銘、と言ったほうがいいかな。

何日も砂漠を苦労して進み、ときたま見つかる建物の残骸とか墓が、どれもこれも1600年以上前のものなのだ。すごい。
探検したくなる気持ちがわかるような気がする。

巻末にある地図がもっと詳細だったら、それをたどりながら、もっと面白く読めるのに。

私が読んだ版は在庫なし。
他に岩波文庫版とかあるようで、そちらはたぶん完訳?

by foggykaoru | 2011-08-14 22:54 | 西洋以外の歴史 | Trackback | Comments(2)

Commented by luna at 2011-08-15 16:58
あー、わたしもちゃんとは読んでないかもしれませんが、同じように、地図があんまりだと思いました! まあ、もっと詳しい地図でも、あまり情報がないのは分かるんですけど(^^;
Commented by foggykaoru at 2011-08-15 21:45
lunaさん。
すごい冒険ですよねえ。
あんなことができたなんて羨ましい気がします。(でもやっぱりしたくないけど)
やっぱり地図は欲しいですよね。。。
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