さまよえる湖
2011年 08月 14日
楼蘭って、名前が素敵すぎるのよね。。。
その発見をしたヘディンの著作。
たまたま古本屋で見つけて読んだ角川文庫ソフィア版は、どうやら完訳ではないようで。
でも長さとしてはこれで十分。
ものすごい探検なのだけれど、とても地味な本なので(小説じゃないし)、ちょっと飽きて読み飛ばすところもなきにしもあらず。
でも読み終わると感動する。感銘、と言ったほうがいいかな。
何日も砂漠を苦労して進み、ときたま見つかる建物の残骸とか墓が、どれもこれも1600年以上前のものなのだ。すごい。
探検したくなる気持ちがわかるような気がする。
巻末にある地図がもっと詳細だったら、それをたどりながら、もっと面白く読めるのに。
私が読んだ版は在庫なし。
他に岩波文庫版とかあるようで、そちらはたぶん完訳?
by foggykaoru | 2011-08-14 22:54 | 西洋以外の歴史 | Trackback | Comments(2)
