大聖堂の時代

最近、youtubeで音楽を聴いたりする暇ができました。

昨日みたいなポップな曲も好きだけど、私がほんとうに好きなのはもうちょっとクラシカルな曲。本物のクラシックはそれほど得意じゃないけれど、クラシックの香りがする曲が好きなんです。それもわりと「どどーん」とした迫力のある歌が好き。

で、まだご紹介してなかったこの曲。「どどーん」な名曲です。

「Le temps des cathedrales(大聖堂の時代)」
あんまり当たらなかったという噂のフランス製ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」の冒頭の曲。こちらからどうぞ。

以下、私訳です。★はサビの部分。

=============
この物語の舞台は美しきパリ
神の年 1482年
愛と欲望の物語だ

名もない芸術家である我々が
彫刻や詩で
皆様にお伝えすることにしよう
何百年も後の皆様に

[refrain]
大聖堂の時代がやってきた★
世界は新しき千年紀を迎えた
人は星々に届かんと欲した★
自らの歴史を
ステンドグラスや石に刻まんと

1つ1つ石を積み重ねる 来る日も来る日も
何百年もかけて 愛情をこめて
人は塔が伸びていくのを見た
己の手で作り上げた塔を

吟遊詩人が
愛の歌を歌った
その歌は人々に
より良き未来を約束した

[refrain]

[refrain]

大聖堂の時代は最悪だ★
蛮族の群れが
城門に押し寄せる
異教徒ども、暴徒どもを入れてしまえ★
この世の終わりは
予定されている 西暦2000年に
==================


おお、この世は2000年で終わっていたらしい(苦笑)

ということはさておき、
1482年という年のことですが、パリのノートルダム大聖堂の竣工は1345年だそうです。
ヴィクトル・ユーゴーの原作が1482年に舞台設定されているのでしょう、たぶん。
Wikipediaに「舞台は荒んだ15世紀のパリ」とあるし。

そしてこの曲の最大のポイントはサビの1行です。
2オクターブ近い音域を、低音から高音へと一気にのぼりつめる。
(♪ラドレミファラドレミファー)
それが合計8回繰り返される。そしてキーがどんどん高くなる。
これが天に届けとばかりにそびえ立つ大聖堂の尖塔そのものなのです。
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by foggykaoru | 2011-11-22 22:06 | 観もの・聞きもの | Trackback | Comments(4)

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Commented by SOS at 2011-11-23 00:01 x
   今は、差別用語の扱いを受けていることもあって、あまり使われませんが、私は、昔の、『 ノートルダムの せむし男 』という題名が、やはり好きです。!
Commented by foggykaoru at 2011-11-23 10:02
SOSさん。
原題はNotre-Dame de Parisなんですけど・・・。
今の若い人は「せむし」という言葉を知らないかもしれませんね。
Commented by SOS at 2011-11-25 20:19 x
  というか、大昔の無声映画時代に、ロン・チャニー という俳優が主演した、映画が、好きなのです。
 それと、そこ迄、昔のことではもちろんありませんが、私が、初めて読んだ翻訳の題名が、まだ『 ノートル・ダムのせむし男 』の時代の翻訳だったもので……。
Commented by foggykaoru at 2011-11-25 20:23
SOSさん。
もちろん個人的には邦題が『ノートル・ダムのせむし男』でぜんぜんかまわないと思ってます。
っていうか、『せむし』って味がありますよね。

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