東方見便録
2012年 02月 01日
年季の入ったバックパッカーである、シェルパ斎藤こと斎藤政喜(文章)と内澤旬子(イラスト)の共著。副題は『「もの出す人々」から見たアジア考現学』。
10年くらい前に旅好きの友人たちの間でちょっとした話題になった本。もはやユーズドでしか入手できません。
タイトルから想像されるとおり、アジア各国のトイレ事情である。
ただトイレを見てまわっただけではない。
ただ使ってみただけでもない。
(それだけだって、かなり勇気がいるが。)
たとえば、豚に人糞を食わせるタイプのトイレだったら、その豚をつぶして食べるところまでやってしまうのだ。
とても面白い。
この紹介文で興味を抱いた人には自信をもってお薦めする。
この紹介文でぞーっとした人には薦めない。
でも一気には読めない。少なくとも私は読めなかった。
1日に読めるトイレの数は1つか、せいぜい2つ。胸がいっぱいになっちゃうんですよ。。。
by foggykaoru | 2012-02-01 21:13 | 過去に読んだお薦め本 | Trackback | Comments(6)