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ランサム・サガの子どもたちはどの階級?

『階級にとりつかれた人びと』の発展的考察(ってほどではない)

新井潤美さんによると、ハリポタの登場人物にも、「階級」のステロタイプが現れているのだそうだ。
ハリーはエリートの家柄なのにそれを自覚せずにボケっとしてるところが「好ましいエリート」だそうで。
ロンはアッパー。没落した名門。
ハーマイオニーは上昇志向の強いロウアー・ミドル。
マルフォイはアッパー・クラスのいじめっ子。


ランサムの子どもたちはどうなんだろう?
新井さんに「誰それのこの点やこの言葉遣いは、アッパーに憧れたロウアー・ミドルの典型だ」とか教えてもらいたいくらいだ。
ARCの総会かなにかで講演してもらえないかなあ(無理無理)


父親の職業から考えると、、、

ウォーカー家。海軍。ロウアー・ミドルである。
ロウアー・ミドルは使用人を「1人」抱えているそうで、ばあや1人というのはぴったり。

カラム家。学校の先生もロウアー・ミドルのはず。

ファーランド家。法廷弁護士は格上だが、事務系の弁護士はロウアー・ミドルなのだそうだ。
使用人はギンティおばさん1人だし、やっぱりロウアー・ミドル?

ダッジョン家。田舎のお医者さん。ファーランド家と家族ぐるみで仲良くつきあってるんだから同じ階級。きっとロウアー・ミドル。

船大工はワーキング・クラス。
たぶんマストドンの父親も。

ブラケット家、というかターナー家。
田舎の名士、ジェントリーってやつ? けっこう上だと思う。アッパー・ミドル? 
この階級は働かない。ジェイムズ・ターナー氏は働いたことがない。
使用人はコック以外存在感がないけど。没落したアッパー・ミドル?
故ボブ・ブラケットは、もしかしたらロウアー・ミドル出身で、ミス・ターナーに軽蔑されてたのかも。
ナンシイたちの自由闊達さというのは、ロウアー・ミドルだと醸し出せないのかも。アッパー・ミドルだからこそ、柄の悪い海賊言葉を躊躇なく使えるのかもしれない・・・なーんてね。

あんまり根拠無いけど、デイジー&ダム&ディーもけっこう上なんじゃないかな。
彼らの父親の職業は何なんだろう?

ちなみに、ランサム自身、つまりジャーナリストはロウアー・ミドル。

ランサムとは関係ないけど、20世紀初頭、ストランドマガジンとか読んでた層もロウアー・ミドルなんだって。

by foggykaoru | 2012-03-12 20:06 | 児童書関連

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