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緋色の十字軍(警察署長ブルーノ)

英国の作家マーティン・ウォーカーが書いた、フランスを舞台にした推理小説。
ドルドーニュ地方の小さなのどか村に降ってわいた圧人事件。警察署長(とは言うと偉そうだが、実は彼が唯一の警官)ブルーノが解明していく。。。

日本人が足を踏み入れない「ど」のつく田舎の村。
でもお隣の英国からは移住してくる人が少なくないんだな。だって暖かいし、食べ物美味しいし、絶対にフランスのほうがいいもんね。

第二次世界大戦、そして旧植民地独立の際の血みどろの戦いという過去があり、現在は多くのイスラム系移民を抱えているという、フランスの事情がうかがえます・・・
なあんて言うとやけに堅苦しく聞こえますが、ぶっちゃけ
「旅情ミステリー」
です。
内田康夫の浅見光彦シリーズが好きな人なら、楽しく読めるはず。浅見とブルーノは家庭環境が真逆ですが。


この本に関する情報はこちら

by foggykaoru | 2012-03-25 11:09 | 推理小説 | Trackback | Comments(2)

Commented by Cisibasi at 2012-03-25 13:48
今日は、
ブルーノといえばX、Yの悲劇思い出しますが、
こちらはフランスを舞台にした推理小説なんですね。
フランスならではの、美食と田舎の描かれた作品となれば、
読んで見たいですね。
移民問題で揺れる今のフランス。
守りたい田舎。
なにか身につまされる話ですね。
Commented by foggykaoru at 2012-03-26 19:11
イシバシさん。
XYZの悲劇に出てくるのはドルリー・レーンしか覚えてません。。

美食と田舎はばっちり出てきます。
それだけでも読む価値あり!?
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