映画『テルマエ・ロマエ』
2012年 04月 30日

古代ローマ人を濃い顔をした日本人俳優が演じるということで話題になりましたが、、、
阿部ちゃん、凄い! 凄過ぎです!
顔が濃いだけじゃありません。
まさにルシウスそのもの。
この役を演じるために生まれてきたんじゃないか?と思ったほどです(爆)
とにかく、彼なくしてこの映画はあり得ません。
それを観るだけでも価値がある(と私は思ったけど、保証はしません。反論・苦情は受け受けませんのであしからず)
阿部寛以外のキャストもみんないい。
濃い顔の人も平たい顔の人も。
けっこうツボだったのは、冒頭の状況説明とか「○年後」といった字幕がすべてラテン語で書かれていたこと。
ローマ人が日本語喋ってるのに・・・っていうツッコミは野暮です。
それにしても、いったい誰に翻訳頼んだんだろう?
左の画像は映画館で配られていた冊子です。
(公開してすぐ観に行くといいことがあるのね)
原作者ヤマザキマリさんによる描きおろしが必見。
BGMはすべてイタリアオペラです。これも素晴らしい。
古代ローマ人は知らない歌なんだけどね(笑)
公式サイトはこちら
by foggykaoru | 2012-04-30 20:33 | 観もの・聞きもの | Trackback(15) | Comments(11)

ローマ人ってギリシャにならって社会的地位は低いものの演劇を重視して楽しんでいましたから、オペラ曲を要所要所に流していたのもアリかも?
安部さん、目の演技が良かったですね
名優です
原作はフランス語訳されていて、作者に言わせれば好評だそうです
映画の最後のテロップで確認したとろ(ラテン語指導者の名前もあったはずなんですが見落としました)ではフランスやイタリアへ映画を売り込みをかけるようですね
でも、現在のイタリア人って入浴が好きでは有りませんから難しいかも?
洋画でも古代ローマと言えば剣闘士と軍隊ばかり(ベン・ハーではガレー船と戦車競技が出てきましたが)で風呂には興味なし
この映画は、さすがにハリウッドでリメイクされるような事はないでしょうね
>現在のイタリア人って入浴が好きでは有りません
配布されていた冊子によると、原作者は「こんなすごい浴場の遺跡があるのに、どうして今のイタリアには浴槽がないのか?」と思ったのがそもそものきっかけだそうな(笑)
ブルガリアのソフィアにも温泉があるんですが、ローマ人が去ったあとは誰も入らなくなって、今は近所の人たちが水を汲みにくるだけです。
「なんてもったいないことを」と思った日本人旅人はこの私(笑)
ローマ人が去ったあと、いろいろごちゃごちゃあり、イスラム支配の時代もあったので、そのときは温泉は「入るもの」として復活したんだと思います(記憶曖昧)。イスラムは「ハマム」というお風呂がお好きだから。
でも、今ブルガリアにいるのはスラブ人だから、温泉には入らない。

この映画はうちも行こうと言う話になっているのですが、
GW中に行けるかな?どうかな?という状態です。
配役を見たときに阿部寛=ルシウスはハマりそう♪と思ったので
楽しみです(^^)

性的なものを全て憎むキリスト教の原理主義ですね
でもドイツ人は温泉を利用していたような?
健康維持に合理的だからだという理由だとしたら、いかにもドイツ人らしいですね
中世では「体を洗うのは体に悪い」という考え方になってしまったんでしたよね。
ドイツの温泉に関しては、メインサイトで一時期話題沸騰したことがあります。
脱衣所が男女別なのに、中に入ると一緒。
で、みんなすっぽんぽん。サウナでもバスタオルを体に巻くのはご法度なのだそうで。

すごく楽しめました(^^)
とにかく笑いたかった私。
あまり、良い理由で見に行ったとはいえないのだけど、でも子供も楽しめたし、阿部さん「すご」って思えたし、最後のテロップに「わに」って出たのに、最後に笑わしてもらい・・・。
久しぶりに深く考えなくてもわかる映画でよかったです。