アーミッシュに生まれてよかった
2012年 08月 18日
かなり前に読んだ児童書です。作者はミルドレッド・ジョーダンという人。
主人公はアーミッシュの村に生まれた少女。
まず、その禁欲的なコミュニティーの描写に単純にびっくりです。
確か、主人公はリボンか何か(←記憶曖昧)に憧れるのですが、衣服のボタンすら虚飾として禁じるアーミッシュに許されるはずもない。
小さな胸のうちにうずまく葛藤。
ガーンときました。
子どもは生まれてくる環境を選べない。
リボンすらつけられない主人公のこの境遇は不幸せなのか。
これと決まった正解はないのです。
ひとりひとりが自分にとっての正解を見つけ出すしかない。
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by foggykaoru | 2012-08-18 22:53 | 過去に読んだお薦め本 | Trackback | Comments(0)