ワセダ三畳青春期
2012年 09月 02日
「幻獣ムベンベ」の高野秀行が11年過ごした早稲田のアパートの思い出の記。
言うなれば沈没とモラトリアムの記録。
アパートに住む奇人変人、それをおっとりと見守る大家さん、ヒマにまかせて馬鹿やって過ごす高野氏とその仲間たち。
ホントに馬鹿やってるんだけど、男子は馬鹿やっても女子よりも様になる。羨ましい。
面白いです。
前から思っているんですが、この人の文章、なかなか読ませます。
特に最後の2章。おおおっ!という感じ。
「沈没」なんて言ってしまったけれど、実はこの11年の間に、高野さんは世界のあちこちを探検して廻っているわけで。
がぜん、そちら関連の本も読みたくなりました。
これからしばらく、高野ワールドのご紹介が増えます。
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by foggykaoru | 2012-09-02 16:01 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(2)
ムベンベに始まる彼の集大成?みたいに思えます(笑)