音楽の旅はけわしい
2012年 11月 04日

当初はオーケストラと聞いていたので、ピアノしか弾けない人間には関係ないし、と、ちょっと拗ねていたのですが、そのうち「歌い手も募集」ということになり・・・
ほぼ1年中、喉が不調な私。
しかも本番はいちばん体調的に怪しい2月、ということもあって、相当悩んだ末に手を挙げました。
1、2回目の練習には行けなかったのですが、3回目にして練習初参加。
最初に練習したのは「In dreams」
これは「旅の仲間」をはじめとする映画第1部の音楽のいいとこどりの楽器演奏の末、歌がちょこっと入る。
「おおホビットだ!」とか、「黒の乗り手は怖いよ~」とか「旅の仲間のテーマって最高!! これを吹けるホルンが羨ましい」とか、さんざん楽しんだあと、気分よく歌います。もともとソプラノ(ボーイソプラノだけどソプラノはソプラノ)の曲だから歌いやすい。唯一の注意点は楽器に聞きほれて入りを間違えやすいこと(笑)
お次は「Into the west」
これは伴奏楽器を少なくして、たくさんの人で歌いましょうということらしい。
でもこの歌難しいのよね。特にソプラノには。
子どもの頃、「手のひらを太陽に」が歌いにくくて嫌だったのを思い出しました(苦笑)
最後に練習したのが「ゴンドールの執政」
これは「ミスランディア」と「ピピンの歌(フルート担当)」が続くスペシャルバージョン。
前半のコーラス部分は、メロディーは易しい。メロディーはね。
でもみんな長い音で、長く伸ばす音はほんとうはカンニングブレスしなくちゃね、とか言ってたんだけど。
最大の課題はブレスなんかじゃなかった。
上のミの音が10回ぐらい続くのです。
5回目くらいからかすれて、ついには出なくなる。
たかが上のミが出ないソプラノって何?と思うのだけれど、これが今の私の実力。
途中からアルトのラに移ってごまかしながら「ミスランディア」を待ちます。
これはオスギリアスを攻めたファラミアたちが蹴散らされているとき、荒野の向こうに忽然と飛蔭に乗ったガンダルフが現れ、「ピカーン!」とやる場面。
映画を観るたびに、「この歌、歌いたいなあ」と思っていました。
ここは最高音がファです。つまりミより高い。
でも、メロディーが動く、つまり、途中で少し低音になって喉を休めることができるせいか、 出るのです。
・・・少なくとも昨日は出ました。
でも、歌うたびに、出るか出ないかの丁半博打の世界ってのは(涙)
とりあえず、これから2月まで、マスクして過ごすことにします。
「ロード・オブ・ザ・リング ~Fellowship concert~」の詳細はこちら
by foggykaoru | 2012-11-04 18:52 | 指輪物語関連 | Trackback | Comments(7)

直接には関係ないかもしれませんが映画「ホビット」の予告が映画館では流れていますので楽しみにしています。

おお、ありがとうございます。
声が出ないと歌を歌うことを楽しめないのだということを初めて知りました。
ほんとうだったら歌うとストレスがなくなるはずなのに、今のままだと歌うたびにストレスになる。えらいこっちゃ。
ボイスケアのど飴、試してみます。

とてもそこまで気がまわらなくて。
でも、絶対アレはいいですよ!サグレスさんに一袋さしあげたことがありましたよね?いいですよね!
なかなか手に入りにくいので、見つけたら大人買いするか、
通販してしまうと面倒じゃないかもしれません。
