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謎の独立国家ソマリランド

高野秀行渾身の作ということで以前から注目していたら、講談社ノンフィクション賞を受賞、さらに本屋さん大賞のノンフィクション部門で1位を取った!
文庫になってないけど、しょうがない、読もう、ということに(苦笑)
ちょっとご無沙汰だった高野本、読み始めたらやっぱり面白い。
分厚くて重たいけれど、電車の中でも読みました。一気読み。

賞を取るだけのことはある。
高野本はそれぞれに魅力があるけれど、これはベストかもしれない。

ソマリアの海賊は有名だけれど、ソマリアの実態は3つの国家に分かれているのだそうだ。
国際的に認められているソマリア。これは南の3分の1。非常に治安が悪い。
それ以外にソマリランドとプントランドがあり海賊国家はプントランド。
一番北に位置するソマリランドは他の2つとはくらべものにならないほど平和。
しかも民主国家。ある意味、日本よりうまくいっている?!

高野さんのディープな潜入ぶりは「アヘン王国」や「西南シルクロード」を書いた二十代のころと変わらない。
昔と違うのは経済力。今回は相当なお金をかけている。
お金がないとどうしようもないエリアなのだ。
ガードマンを雇わないと危なくてしょうがないから。
文庫が売れて、印税が入ったからこそできるようになった旅だと言える。
よかったね。
私も文庫をせっせと買ってよかった。


これ以上ネタバレしない。とにかく読んでみて。


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by foggykaoru | 2013-09-09 21:46 | ルポ・ノンフィクション

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