新橋烏森口青春篇
2013年 10月 30日
業界紙の編集者としてのらくら働くシーナくんの日々。
PCがある今、業界紙の仕事というのはどう変化したのかなあなどと思いつつ、まあけっこう楽しく読んだのですが、今になって熱帯雨林のレビューを見てみたら、絶賛の嵐なので驚いた。
確かに面白かったけれど、傑作とは思わなかったんですけど。
もしかしたら男性のほうが楽しめるのかもしれない。
残念ながらユーズドでしか入手できません。
私と会う機会のある殿方、お読みになりたかったら差し上げます。
by foggykaoru | 2013-10-30 22:22 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)

どれかの解説(評論かも)に明るい現在の私小説みたいな書き方をされていて、確かにある意味のぞき見趣味を満たしてくれる作品群だなと思います。

怪しい人いっぱいで、ちょっと薄暗い青春で。一見バンカラなシーナさんにもこんな時代があったからあの作品群が出たんだなぁと。
「哀愁~」が断然に好きで今でも読み返します。新小岩にちょっと憧れたものです(笑
ただ若い時に読んだ方が面白いかもしれません。
椎名誠のエッセイって、軽くてとても薄味。
それに比べるとこの本はちゃんとした面白い小説だなあ、とか、最初の頃はちゃんと気合い入れて書いていたんだ、、、とか思いました。
でも「傑作」とまでは思わなかったんです。