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新橋烏森口青春篇

椎名誠の自伝的小説。
業界紙の編集者としてのらくら働くシーナくんの日々。

PCがある今、業界紙の仕事というのはどう変化したのかなあなどと思いつつ、まあけっこう楽しく読んだのですが、今になって熱帯雨林のレビューを見てみたら、絶賛の嵐なので驚いた。
確かに面白かったけれど、傑作とは思わなかったんですけど。

もしかしたら男性のほうが楽しめるのかもしれない。

残念ながらユーズドでしか入手できません。
私と会う機会のある殿方、お読みになりたかったら差し上げます。

by foggykaoru | 2013-10-30 22:22 | 普通の小説 | Trackback | Comments(4)

Commented by sataz at 2013-10-30 23:08 x
これの前段に当たる「哀愁の街に霧がふるのだ」のほうが面白いという気がします。次の「銀座のカラス」と合わせて三つ、椎名誠自身や本の雑誌のはじまりに興味ある人には面白いと思います。
どれかの解説(評論かも)に明るい現在の私小説みたいな書き方をされていて、確かにある意味のぞき見趣味を満たしてくれる作品群だなと思います。
Commented by foggykaoru at 2013-10-31 21:01
satazさん。
読んでいらっしゃるんですね。さすが。
この本は聞いたことがなかったんですが、「哀愁の・・・」は題名だけは知っています。
椎名誠の代表作みたいですね。
Commented by KIKI at 2013-11-07 22:55 x
私は彼のこの三部作、他のエッセイとかよりも好きです。
怪しい人いっぱいで、ちょっと薄暗い青春で。一見バンカラなシーナさんにもこんな時代があったからあの作品群が出たんだなぁと。
「哀愁~」が断然に好きで今でも読み返します。新小岩にちょっと憧れたものです(笑
ただ若い時に読んだ方が面白いかもしれません。
Commented by foggykaoru at 2013-11-08 21:34
KIKIさん。
椎名誠のエッセイって、軽くてとても薄味。
それに比べるとこの本はちゃんとした面白い小説だなあ、とか、最初の頃はちゃんと気合い入れて書いていたんだ、、、とか思いました。
でも「傑作」とまでは思わなかったんです。
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