TTTをより良い作品にするための一提言
2005年 06月 29日
指輪にハマって以来、この言葉を何回つぶやいたことでしょう。
あっ、「毒」扱いはあんまりですか?
確かに「乗りかかった船」とか言ったほうが、聞こえがいいですね。
ということで、どうしても観たかったというわけでもないのに、TTTのSEE、観てきました。
今回は幽鬼兼ランサマイトであるTさんとご一緒したのですが、私たちがディスク1が終わった瞬間に吐いた言葉は、期せずして同じでした。
「ここまではほとんど完璧だわ」
もちろんそりゃ、サムはフロドの旦那の前を歩いちゃいかんとか、レンバスを投げちゃいかんとか、演技を直したいところはあります。そういうフィルム、探せばあるはずなので、新しいDVD編集の際には絶対見つけだしてくださいね>PJ
でも、前半の映画としての流れはほんとうによくできています。
休憩時間の間に、トイレとLotR特製ソーダ購入という2つのミッションをすばやく済ませ、「問題はこれからなのよね」と言いながら席に戻る私たちでありました。LotR特製ソーダに関してはこれとかこれとかこれを参考になさってください。
ちなみに私は「フロド」、Tさんは「サム」を飲みました。crann@leiraniさんが召し上がった「アラゴルン」よりは美味しかったかも。
「ヘルム峡谷へ向かう途中で、アラゴルンが眠るのと同時に睡魔に襲われ、ワーグの襲撃もものともせずに眠り続け、崖落ちの後、馬にキスされてアラゴルンが正気に戻るのと同時に目覚める。」
これこそが、私が2年前に開発した究極のTTTの鑑賞法(爆)だったのですが、今回は眠るわけにいきません。久しぶりにノースリーブの薄物姿のリブウェンに再会することになりました。
で・・・この場面、やっぱり要らない。
まず、アラゴルンのヘタレ度を下げるのが急務なのですから、リブウェン関連シーンの見直しが必須です。
そのためには、「FotRを完璧な作品に近づけるための一提言」で書いたように、「リブウェンは気品ある話し方のできる声優の吹き替えにする」という方針を貫かなくてはいけません。
その上で、彼女の登場シーンを減らします。
薄物ノースリーブの場面は全面的にカット。
お馬さんとダブってアラゴルンにキスする場面は、声優の気品ある声が流れることになるので、あってもよいのですが、あえてお馬さんとダブらせるのはイジメなんじゃないかと。映像にもう一工夫しましょう。
横になっているときに、パパに声をかけられて起きあがるシーンは、中途半端なミドルショットで色気がなさすぎ。足を見せてはいけません。あそこは顔、または上半身のアップに取り替えましょう。
アラゴルンの死とその後リブウェンが森をさまようシーンは、それ自体は悪くないので、残します。(でも、これを残すと、エルロンド卿の親馬鹿ぶりも残すことになる点が、痛し痒しなのですが。)
リブウェンの泣き顔はあまりにもブスに撮れているので、ソフトフォーカスにするなり、画像処理に一工夫いたしましょう。
リブウェンは旅立たなくてもいいのではないかと思います。泣き崩れて終わり。
エルロンド卿については、「娘を諦めろ」とアラゴルンに迫るシーンは削除。
卿自身のヘタレ度もひどいので、せめて、テレパシー場面では、姑ガラ様に一方的に言われっぱなしではなく、きちんと会話をいたしましょう。
そして、ヘルム峡谷にやってきたハルディアは、エルロンド卿から託されたアンドゥリルをアラゴルンに手渡しましょう。
私としてはRotKで「死者の道」におびえるアラゴルンを観たくないのです。
そのためには、あの場面よりも前に、アンドゥリルを手渡されて、王となることを自覚しなくてはならない。
剣を渡す場面を入れられるのは、ヘルム峡谷以外には無い。
でも、ここで「ジャジャーン!!王者のしるしだあ!!」とやると、セオデン王の立場がなくなるかも・・・
と悩む私にTさんが助け船を出してくれました。
「ヘルム峡谷では何気なく渡して、RotKで『実はこの剣はこれこれである』というシーンを追加すれば?」
なーるほど! 「死者の道を行け」というのも、そこでガン爺に言わせればいいわ。
これだけ直すと、アラゴルンはかなりマシになります。
原作に比べて高潔度大幅ダウンのファラミアですが、これはそのままにするしかないだろうという点で、私たちの意見は一致しました。
映画のファラミアはそれなりに首尾一貫していますし、ここを直せばいいという場面は見つけだせませんでした。
でも、台詞を一言だけ、差し替えましょうね。
「お互いに理解し合えた」
これがおかしいのです。
「君たちが言っていたことが、ようやくわかった」
でいい。
問題はフロド組です。
つくづく手の施しようがないことを実感しました。
せめて、夜横になっているとき、指輪をなでなでするのをやめましょう>フロド
剣を突きつけた相手がサムだと気づいて「僕にはできない」と言うのはしょうがないけれど、サムの演説が半分終わったところで「どうすればいいんだ」と聞き返すのはやめましょう。
あそこで力を振り絞って立ち上がり、「わかったサム。お前がいてくれてよかった」と言えば、サムはそれ以上喋らなくなります。
RotKのフロド組、ああなるしかないんだな・・・(号泣)
by foggykaoru | 2005-06-29 20:14 | 指輪物語関連 | Trackback | Comments(6)
> お馬さんとダブってアラゴルンにキスする場面は
私としてはぜひ崖落ちから削っていただきたい。引きずられて落ちて川流れ、ガラスの靴ならぬペンダント置きなんてアルウェンに繋げるためとしか思えません。
> 私としてはRotKで「死者の道」におびえるアラゴルンを観たくないのです。
同感です!ハルディアがアンドゥリルを届ければよかったのですね!セオデン王が剣を手にして力が甦ったようにヘタレ王にもきっと力と自覚を与えてくれた筈!!
> アラゴルンの死とその後リブウェンが森をさまようシーンは
ここはとてもきれいで好きなシーンです。・・・リブアルウェンが黒ベールかぶっているおかげかしら。
さて、一提言3部作、最終章の公開をお待ちしております。
ああ、提言のROTK編まで体力の限界に挑戦して下さいまし...、TTTというとどうしてもあの二の腕がネックよね..
ヘルムへの道中が最もヘタレてると思ってしまうのは、やはりアルウェンが登場するからなのかな~。kaoruさんの提言を読む度、アルウェンが悪役に。。。ヘタレ改善を求めると、どうしてもそちらに意見が寄らざるを得ないと納得。
でもTTTはセオデン王を立てるという名目があるから、そことの兼ね合いで、ヘタレ王はヘタレてても、もういいです。(お手上げ)
いやあ、実は幽鬼のお誘いを受けて、マジでモルドールの火口まで行くことになってしまいました。
ほんとうのこと言うと、RotKはもう観すぎで、これ以上はあんまり観たくないんだけど(苦笑)
崖落ちについての私の考え(←何を偉そうに)は、今日アップいたしました。
FotRから一貫して、アラゴルンはアルウェンが出てくるたびにヘタレるので、どうしたってリブウェンの場面を減らすしかないわけで。。。
これに気が付いたのは、ついうっかりアラゴルンと一緒に寝入ってしまったときでした。あそこを眠って飛ばすと、アラゴルンがぐーんとよくなったので、ほんとうに感動したんですよ!

