ブータン「幸福な国」の不都合な真実
2014年 02月 15日
だから難民問題の本。しかも「幸福な国」として大売出し中のブータンの難民。
「幸福度」で有名になる前から、ブータン王室は皇室と交流があることで知られていたけれど、この王室、実はとっても新しい。まずそこにびっくり。日本の皇室とはぜんぜん違うんです。
そして、その国王(今の人のお父さん?)が、あるときいきなり国勢調査を行い、国民を仕分けした。
そして「これこれの条件に合わない人はブータン国民ではない」と、国籍をはく奪してしまった・・・
知らなかった。
報道ってほんとに一面的。
エンタメ要素のない、正統派のノンフィクションなので、ひたすら真面目。高野秀行さんや内澤旬子さんの本とは違う。
でも、読んでおいて損はない本。
国連難民高等弁務官事務所というところの仕事ぶりもわかる。
当然のことながら、かなり苦労が多そう。
確か、雅子妃の妹さんが働いていたんですよね。
外務省でなく、そういうところで働いていれば、皇室に入ることはなかっただろうな・・・なんて、どうでもいいことを思ったり。
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by foggykaoru | 2014-02-15 16:31 | ルポ・ノンフィクション | Trackback | Comments(4)
意識が行動を規定します
国家の存在意義は共同体
どこまで、「仲間」と認めるかによって異分子が決まりますから
民族主義の呪文は「民族自決」の美辞麗句に彩られて数多くの共同体を破壊してきました
多くの場合の正義は悪魔の囁きですから
「幸福度」で売り出したブータンのことは、世界的に有名になってしまって、国連でさえ、それに反する事実としての難民は地味に扱われているそうです。
だから日本の報道機関だけの問題じゃないんです。
イギリスのテレビ局ってBBCでしょうかね。あそこは政府の言いなりではないそうで。(ニッポンほーそーきょーかいとは違って)

