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「かの悪名高き」十九世紀パリ怪人伝[追記あり]

鹿島茂の本。
今の日本において、この時代のフランスを語らせたら彼の右に出るものはいない。

これも内容はすっかり忘れてしまった(涙)
直前に読んだ池内さんの本と時代的にかぶっているのだが、つくづく19世紀はヨーロッパの世紀だったんだなと思った。
そして、本格的に情報が金を生む時代が到来して、それが現代にもつながっているんだな、と。

その時代に成功をつかんだ人々の、生き生きとした、そして生々しい生きざま。(馬から落ちて落馬したような表現でゴメン)

ただ、読んでるとだんだん飽きてきます。

一番最初に紹介される「オペラ座の蛸博士」ヴェロンがいちばん面白い。
あのパリのオペラ座の歴史も紹介されているし。
じり貧状態だったオペラ座を建て直し、今あるオペラ座を作り上げたのは彼だった。
具体的に何をしたか、ほとんど忘れてしまったけれど、覚えてるのは・・・
若い踊り子に金持ちの親父が目をつけて、自分の女にして・・・というようなことは、以前からあったのだけれど、それをシステム化したとまでは言わないけれど、やりやすい形にして、集客力を上げたとかなんとかいうこと。


この本に関する情報はこちら


[12/15追記]
読み直しました。
おそろしくいい加減なことを書いていたので訂正します。

ヴェロンは、オペラ座の出資者やジャーナリストたちが、踊り子の練習の様子を見物することができるようにしたのだそうです。
男性陣は女の子の品定めがしやすくなり、女の子(とその親)はパトロンを見つけやすくなった、ということで、双方がとても喜んだのだそうな。

by foggykaoru | 2014-12-14 08:40 | 伝記・評伝

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