ワケありな国境
2016年 01月 25日
世界中の「変な国境」のいわれが、要領よくまとめられてます。
「アフリカ国境が直線が多い理由」とか「小説『最後の授業』の真実」あたりは、知ってることだったけど、海外旅行好きな人には非常に興味深い話が多い。
たとえばロシアの飛び地「カリーニングラード」。
今まで「いったいここは何?」」と思っていた。
そもそもソ連のときは飛び地ではなかったんですね。なるほど。
バルト三国が独立したため、飛び地になってしまったのです。
そして一時期は犯罪の巣窟みたいになっていたそうだけど、今やとても潤っているんだそうな。
なぜブラジルはあんなに大きいのか。
南アフリカの中にぽつんぽつんある小さい国はなぜできたか。
国境未画定地域ってどういうことなのか。
といったことに興味をそそられる人にはお薦めです。
あと、ベルギー領コンゴというのは、ベルギーの植民地ではなくて、ベルギー国王の私有地だった!
意味不明でしょ?
この本は断捨離箱行きではなく、しばらくは手元に置いておくつもり。
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by foggykaoru | 2016-01-25 21:17 | その他のジャンルの本 | Trackback | Comments(4)
ついでにシロクマ号と謎の鳥も‥
第二章のシーランド公国…
地図を見てビックリ
「ひみつの海」のすぐ近くなんですね
まあ「海に出るつもりじゃなかった」の時は戦前ですから要塞はなかったのでしょうが‥