王への手紙
2016年 02月 09日
オランダで最もよく読まれている児童文学なのだそうだ。
思いがけず隣国の王への手紙を託された少年の「行きて帰りし物語」。
非常にテンポが速いです。
岩波少年文庫で上下巻に分かれているというのは、長いと言うべきなのかもしれないけれど、長さを感じさせません。
次から次へと降りかかる試練。それをどんどん乗り越える主人公。
飽きさせずに読ませるけれど、個人的にはちょいと物足りませんでした。
深みが無いというか。
でも、そこが万人受けする要因の一つでもあるのでしょう。。。
作者トンケ・ドラフトは学校の先生だったそうで。
目の前にいる生徒を楽しませようとして書いた物語として、大成功していると思います。
翻訳に関して。
「そなたは」という台詞の中に「~というタイプ」という言葉遣いが混在しているのは絶対におかしい。
あと、「ブラウン修道院」も「茶色の僧院」のほうがよかったのでは?
他の地名が「青い川」とか「みどりの森」「白い丘」なんだから。
この本に関する情報はこちら
by foggykaoru | 2016-02-09 21:43 | 児童書関連 | Trackback | Comments(7)
修道院を始めた人がブラウン氏だったのかも?
この本、少年文庫〇周年だかのブックレットで紹介されてて、他は有名な本ばかりなのにこれだけ知らなくて、興味を持って読んだのでした。CREAでも岩波に取材に行ってお勧めされてきたらしいです。
メニム一家の物語、いいでしょう?
あんなに荒唐無稽な話を読ませてしまうなんて、すごいことだと思いません?
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